中学部の様子

「令和5年度 中学部 卒業を祝う会」

 3月8日(金)中学部の卒業を祝う会がありました。3年生の卒業を祝うために、1・2年生が一生懸命心を込めて準備を進めてきました。

 祝う会では、3年生が中学部での思い出を発表したり、1・2年生が3年生一人一人の良いところをまとめたお祝いの言葉を発表したりしました。また、レクリエーションのいす取りゲームやどうぶつバスケットでは、熱い戦いが繰り広げられました。笑顔があふれる素敵な卒業を祝う会になりました。

 3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。卒業しても頑張ってください。

「T-amigoさんをお迎えして 体育的活動」

 

 中学部では、1月17・24日の2回にわたって、教育支援活動を行っている「T-amigo」さんをお迎えして、体育の授業を実施しました。T-amigoは、体育、医療、福祉の専門家で構成されたグループです。田村地区をはじめとする各学校を巡回して、児童生徒にとって効果的な運動プログラムを提案してくださっています。

 たむら支援学校での授業では、風船を使った導入の運動、ビブスを使った追いかけっこやセラピーボールの障害物走など、工夫を凝らした活動を準備していただきました。どの生徒も夢中になって体を動かし、ホカホカに温まってあっという間に1時間の活動時間が過ぎました。17日の回では、衆議院議員の玄葉光一郎氏も視察に来校し、一緒に活動に参加してくださいました。

 地域の皆様の、本校に対するご支援に心から感謝申し上げます。たむら支援学校は、今後も地域の資源を活用して様々な教育活動を展開していきます。

「令和5年度 小・中学部 第三学期始業式」

 新しい年を迎え、1月9日(火)春山校舎で小・中学部の第三学期始業式が行われました。

 校長先生から冬休みに楽しかったことを聞かれると、児童生徒たちから「どんとやき」「はつもうで」などの声が上がり、楽しい冬休みを過ごしたことが伝わりました。また、三学期は、卒業や進級に向けて一年間のまとめを行う大切な時期であるとのお話には、真剣に耳を傾ける姿が見られました。

 「冬休みの思い出・三学期がんばること」の発表では、小学部は四年生が代表で進級に向けてがんばる決意表明をし、中学部代表は冬休みに家族で初詣に行ったことを発表しました。

 まだまだ寒い日が続く三学期です。体調管理に気を付けながら、卒業や進級に向けて、今年度のまとめの学習にも取り組んでいきたいと思います。

 

「中学部 ALTとの外国語学習」

 12月21日(水)と22日(木)に外国語指導助手のレイチェル先生との授業がありました。

 各授業ではレイチェル先生の英語での自己紹介を聞いたり、クリスマスツリーを飾ったりしながら外国語の学習をしました。

 お会いするのは今回が初めてで、はじめは緊張する生徒もいましたがレイチェル先生が「I like pizza.」や「I like Pokemon.」等とお話してくれた時にはとてもうれしそうな反応が見られました。また、iPadで写真を見せたり絵を描いたりしながらレイチェル先生に自分のことを伝えようとする生徒の姿も印象的で、楽しいひと時を過ごすことができました。

 

「中学部2年 高等部体験学習」

 12月12日(火)中学部2年8名が、高等部の体験学習を行いました。

 高等部主事から高等部の学習の様子を教えていただいたり、教科書を見せていただいたりしました。また代表生徒が、高等部について「調理実習はありますか?」等の質問をしました。(この質問に対する答えは、「年に2回ほどあります。」でした。)

 その後校内を見学した後に、職業の授業で清掃または手芸に分かれて体験学習をしました。

 いずれの作業も初めてでしたが、生徒たちは落ち着いて体験でき、高等部での生活への見通しを持つことができました。

「中学部 生徒会役員選挙」

 中学部では19日に生徒会役員選挙の立会演説会と投票が行われました。

 会長、副会長、書記に5名の生徒が立候補しました。全員がポスターやタスキを作成し、街頭演説などの選挙活動を行い当日に臨みました。立会演説会では、目指す中学部の姿や当選したら取り組みたいことなどを伝えることができました。聞いていた生徒も、真剣な表情で参加していました。投票は、田村市選挙管理委員会より「記載台」と「投票箱」をお借りし、本物を使用しての選挙となりました。緊張感に包まれる中、一人一人が思いを込めて、投票を行いました。

 選挙にあたって、3年生が選挙管理委員となり、投票時の運営、開票作業、認証式と円滑に進行し、無事、新生徒会3役が決定しました。

 中学部全員で力を合わせてさらに良い中学部を作っていきたいと思います。

「中学部 作業学習 大根収穫・地域や校内の方々へお礼と報告」

 11月は畑じまいの時期です。中学部の農工芸班・畑グループでは、最後の生産物である大根の収穫を行いました。今年植えた大根はおでん用の甘味の強い大根で、小ぶりですがおいしくできあがりました。

 最初に収穫した大根は、校内販売会であっという間に完売しました。

 2回目の収穫では、畑の借用や耕うんでお世話になっている地域の方に、お礼と報告に行きました。収穫した大根とさつまいもにお手紙を添えて、今年一年の感謝の気持ちをお伝えすることができました。

 地域の方々の温かいご協力に支えられて、豊かな学習活動を行うことができています。

「中学部 交流および共同学習(船引中との交流)」

 11月10日(金)船引中学校のかたそね学級の生徒が来校し、交流会を行いました。4年ぶりの対面での開催となりました。

 交流会では自己紹介をしたり、チームに分かれて追いかけ玉入れやボール運びリレーのゲームをしたりしました。おいかけ玉入れでは、カゴを背負った先生を夢中になって追いかけ、たくさんのボールをいれることができました。ボール運びリレーでは、2人ずつペアになり、担架に乗せたボールや箱を落とさないように、息を合わせて運ぶことができました。

 各チーム円陣を組んだり、作戦を立てたり、応援しあったりする姿も印象的でした。休憩時間には、好きなことを聞くなどしてお話する様子も見られました。

 短時間での交流でしたが、楽しい時間を過ごすことができ、地域の学校の友だちと関わりながら学ぶ良い機会となりました。また交流出来たらいいですね。

中学部3年1組 社会科見学

 11月8日(水)、三春ダムと大滝根水環境センターの見学をしました。

 三春ダムでは、施設の外部を散策しながら、設備についての説明を受け、通常は入ることができないダムの地下4階まで見学させていただきました。この実際の見学を通じて、さくら湖の広大さやダムの高さを直接感じることができたのは、非常に貴重な体験となりました。

 一方、大滝根水環境センターでは、汚れた水がどのように下水処理施設に運ばれ、最終的に自然に戻されるまでの過程を映像で視覚的に理解することができました。さらに、微生物が水を浄化する様子を顕微鏡で観察したり、実際の汚水の匂いを嗅いだりすることで、下水処理施設の仕事についてより深く理解することができました。

 施設見学を通じて、水資源や環境に対する理解が深まりました。また、私たちが日常的に利用している水資源がどのように管理されているかを理解することができました。今後もこのような経験を通じて、学びを深めたいと思います。

   

「三春町岩江地区 文化祭に参加」

 10月28日(土)、今年度、田植えや稲刈りでお世話になった『ファームパークいわえ』のある、三春町の岩江地区で文化祭が行われました。

 中学部2年1組が美術で制作した「かかし」と、1・2年2組、2年3組、3年2組が美術で制作した「田んぼアート(稲刈りVer.)」を出展し、かかしコンテストで特別賞をいただきました。

 作品を通して、地域の方々に本校の学習活動の様子を知っていただくことができました。

 今後も、地域の方々とのつながりを様々な形で広げていきたいと思います。