中学部の様子

「中学部 上川崎和紙手すき体験活動」

 10月24日(火)に、本校中学部において、県のふくしまの森林文化出前講座を利用し、二本松市の伝統工芸である「上川崎和紙」の手すき体験を行いました。道の駅安達にある「二本松市和紙伝承館」より、講師の先生2名をお迎えしました。

 講師の先生より、上川崎和紙の由来、制作の工程、天然の材料など、実物を提示しながら丁寧な説明をいただきました。生徒も真剣に話をうかがい、体験に期待感を高めていました。

 体験活動では、はがき大の和紙を漉く工程を行いました。生徒一人一人が講師の先生に手を取って教えていただきながら、和紙独特の柔らかな感触を十分に味わっていました。

  「意外と破れなくて丈夫だね!」

 「漉いた紙を重ねているんだね。」

  気付いたことを話し合いながら、生徒一同楽しく体験を行うことができました。地域の伝承文化に触れることができ、貴重な体験となりました。

 今回学んだことを、今後の学習に活かしていきたいと思います。

中学部1・2―2、2-1、2-3、3-2 稲刈り体験(社会科)

 10月6日(金)、5月の田植え体験に引き続き、ファームパークいわえにて稲刈り体験をしました。ファームパークの方にカマの使い方を教えていただき、生徒たちは初めてカマを使い、収穫を行いました。

 初めは上手くカマを使えなかった生徒たちも、教えていただきながら何度もチャレンジするうちに上手に刈れるようになりました。ザクっと刈りとる感覚を味わい「とれたー!」と嬉しそうな表情を浮かべていました。ファームパークの方々が、「上手くなってきたぞ!」「いいぞ!」などとたくさんほめてくださり、生徒たちのやる気もアップ!田んぼの稲をすべて刈り取ることができました!

 地域の方と一緒に、田植えから稲刈りまで体験させていただけたことは、生徒たちにとってとても良い体験となりました。

「中学部修学旅行⑦」

午後はスカイツリーの見学です。展望台で東京の全景を満喫することができました。あとはゆっくり東京駅に向かい、帰路につきます。

「中学部 宿泊学習」

 9月14・15日、2日間の日程で、郡山自然の家を利用し中学部1・2学年宿泊学習を実施しました。当日は晴天に恵まれ、生徒15名が元気に入所式に臨みました。

 初日の午前は体育館でボッチャ等のニュースポーツに親しみ、午後は自然の家周辺の里山へフィールドワークに出かけました。「きのこ岩」を目指して歩き、みごと全員で目的地までたどり着くことができました。

 居室では、生徒各々が荷物の整理やベッドメイキングを自分で行い、学校での学習の成果を確認しました。初めてのシーツ敷きに苦戦する生徒もいましたが、きちんと自分の寝床を整えることができました。また、食事では、バイキング形式となっており、自分で食べるものは自分で用意したり、入浴では、自分で体を洗ったりと「自分でできることは、自分でしよう」というめあてを達成しようとする生徒の姿が見られました。

 夜のキャンドルファイヤーや総合活動館でたくさんのアスレチック運動や遊具に取り組んだことなども、とても良い思い出になったようでした。