(小)校外学習「不思議がいっぱい」(小学部4年1組、5・6年1組)

 小学部4年1組、5・6年1組の計5名は、生活単元学習「不思議がいっぱい~風・ゴム・電気の働き~」の学習を通して、身の回りにある風やゴム、電気について学習してきました。まず初めに、車の模型を手を使わずに動かす方法について考え、息やうちわで風を起こしたり、ゴムを伸ばしたりして車を走らせる活動の中で、「強くあおぐと速い。」や「ゴムをたくさん伸ばすと速い。」など風やゴムの働きに気付くことができました。

 次に電気の学習を行いました。見本の回路をよく見て、電池のプラスとマイナスの向きや導線のつなぎ方に気を付けて電気回路を作り、豆電球を点けたり、プロペラを回したりしました。電池やモーターを使った車を走らせると「ゴムより速い!」「止まらない!」などと電気の働きに気付く姿が見られました。

 今回は、更に学びを深めるために、コミュタン福島へ校外学習に行ってきました。コミュタン福島では、体験学習と放射線ラボや環境創造シアターの見学をしました。体験学習では、うちわでたくさんあおいでプロペラが回ると、LEDライトが点いたり、オルゴールが鳴ったりと、風の力で電気を作る活動を通して電気の働きや電気を作り出す大変さを学ぶことができました。館内見学では、身の回りの環境についてゲームを通して体験しました。子どもたちは初めて見る展示物や映像に興味津々で、目をきらきらと輝かせながら、見学していました。
 学校では経験できない貴重な体験ばかりで、「たのしかった!」「おもしろかった!」と嬉しそうに話す姿が見られました。充実した学習を提供してくださったコミュタン福島の皆さん、ありがとうございました。