10月6日(月)、三春町にある「ファームパークいわえ」において稲刈り体験を行いました。今年の5月に田植えをした苗は大きく成長し黄金色に輝いていました。
ファームパークいわえの方に稲の刈り方を教えていただき、一人一人が鎌を持ち稲刈りに挑戦しました。片手で稲を握って鎌で刈り取るのは難しく、最初はうまく刈り取れずに何本か残ってしまいましたが、丁寧に教えてもらったことできれいに刈り取ることができました。一年生は、初めての稲刈りでしたが、鎌を使って「ザクッ」といい音を立てながら一生懸命に稲刈りをしていました。
稲刈りを通して、鎌を使ったり、稲を紐でくくったり、干したりするなどの貴重な体験をすることができました。






9月25日(木)路線バスを利用して、田村市船引町にある板屋豆腐店と田村警察署船引幹部交番へ校外学習に行ってきました。
はじめに見学した板屋豆腐店では、蒸されて柔らかくなった大豆に触れたり、製造工程の映像を見せてもらったりして、大豆が豆腐に変わっていく様子を学習することができました。また、見学時においしい豆腐料理について質問すると、様々な調理の仕方を教えていただきました。
次に見学した田村警察署船引幹部交番では、交番の役割について話を聞き、地域の安全が多くの人達の協力によって守られていることを知りました。「勤務中、こわい思いをしたことがありますか。」の質問に対する「路上の誘導で、速度を落とさずに走る車です。」との答えを聞き、「おまわりさんは、みんなの安全を守るために大変だね。」と感想を述べる生徒もいました。
たくさんの事を学び、考えることのできた1日でした。
[板屋豆腐店]

[田村警察署船引幹部交番]

中学部宿泊学習が、9月25日(木)~26日(金)に「郡山自然の家」で行われま した。今年は、1学期に一緒に学校生活を送っていた、あだち支援学校の1・2年生と合同で実施し、久し振りの再会を喜びました。
1日目は、チーム対抗でフロッカーを行ったり、室内サーキットでいろいろな器具を使って身体を動かしたり、万年カレンダー作りに取り組んだりしました。どの活動も、友達とかかわりながら楽しく取り組んでいる姿が見られていました。夜は、キャンドルファイヤーや動物バスケットを行いました。
2日目は、野外散策で「きのこ岩」へ行ってきました。自然を感じながらみんなで長い距離を歩いたり、きのこ岩をバックに写真を撮ったりしました。
家族と離れて一泊の集団生活でしたが、友達とのかかわりや体験的な活動を通して学ぶことができた有意義な二日間でした。


まだ残暑が厳しい9月ですが、現在中学部1・2・3年1組の生徒たちは保健体育の授業で、ランニングやラジオ体操で体をほぐした後、マット運動の学習に取り組んでいます。
初めは少し緊張した生徒たちも、ウサギのように軽やかに、丸太のようにゴロゴロとなど、それぞれの動きをイメージしながら活動を続けることで、身体を動かすことに慣れていき、笑顔を見せながら、楽しく体を動かすようになりました。
一つ一つの動きを丁寧に確認しながら、「どうやったらうまくできるかな?」と考えたり、互いに助言し合ったりする姿も見られます。協力しながら、個々の課題に向き合う生徒たちの真剣な姿から、運動の楽しさを感じ取っていることが伝わってきました。
「うさぎジャンプ」

「丸太ゴロゴロ」

「前転」

9月8日(月)中学部1年2・3組、2年1組、3年1組は、理科「月と星」の学習の一環として、滝根町の星の村天文台へ出かけ、プラネタリウムと天体望遠鏡の見学を行いました。プラネタリウムでは、真っ暗な部屋に入ると、目の前に広がる星空の美しさに圧倒されました。星の明るさや色の違い、月の満ち欠け、惑星や銀河など、理科で学んだことがプラネタリウムで実際の映像となって広がり、とても感動しました。30分間の映像はあっという間に終わってしまいましたが、生徒たちは星空についてより深く実感することができたようでした。
プラネタリウムを鑑賞したあとは、天文台へ移動しました。ここでは、福島県で最大の天体望遠鏡を使って太陽を観察する予定でしたが、残念ながら太陽に雲がかかっていて、実際に観察することはできませんでした。生徒たちは、『晴れていたらどんなふうに見えたんだろう?』と、想像しワクワクしていました。また、実際に地球に落ちてきた隕石を、一人一人持たせていただき、ずっしりとした重さに驚いた様子でした。
天文台のスタッフの方からは、毎週土曜日には星空観察会を開催していると教えてもらいました。ぜひ、家族や友達と一緒に行ってみたいですね!
今回の校外学習では、星空の不思議や美しさを体感することができました。これからも理科の学習を通して、自然や宇宙についてもっと深く学んでいきたいと思います。


8月29日(金)、中学部1・2・3年1組では、お人形様手作り会の3名の方を講師としてお人形様手作り体験を行いました。4月に社会科において、田村市船引町にある堀越・朴橋・屋形のお人形様を見学し、調べ学習を行っていたので、皆、とても楽しみにしていました。
はじめに、手作り会の方からお人形様の由来について紙芝居を見せていただきました。お人形様が疫病退散の願いが込められ、元気をくれる守り神であることを確認してから、一人一人が自分のお人形様を作りました。細かい顔のパーツを貼ったり木材に麻ひもや藁を巻いたりする際には、手作り会の皆様に丁寧に教え ていただきながら楽しく取り組むことができ、最後は皆笑顔で記念撮影をしたりお礼の言葉を述べたりして、手作り会の方々に感謝の気持ちを伝えることができました。
今後も地域の産業や文化財などについて、地域の方々にご協力いただきながら学んでいきたいと思います。



中学部1年1組、2年1組、3年1組の保健体育では、6月中旬から7月中旬にかけて、ティーボールに取り組みました。
バットの振り方やボールを捕ることに最初は戸惑う生徒もいましたが、授業を重ねるうちに、みんなどんどん上達していきました。
力強くバットを振り抜き、遠くまで飛んだ打球を追いかけたり、守備では連携してボールを捕り、一塁手へ投げアウトにしたりと、見事なプレーの数々が見られました。「オッケー!」「ナイス!」といった声が飛び交い、アウトを取れたときや得点できたときには、友達と喜びを分かち合う姿がとても印象的でした。
あだち支援学校との合同授業では、白熱した試合を何度も経験し、ルールの理解も深まりました。仲間と協力し、最後まで全力でプレーする中で、球技の楽しさを感じることができた学習となりました。


あだち支援学校の攻撃の回です。飛んでくるボールを捕らえようと、真剣な表情で構えています。

たむら支援学校の攻撃の回です。どこにボールを飛ばせば、得点が入りやすいか、考えながらバットを振ります。
