令和7年1月17日(金)、中学部1年2組、3年1組、2・3年2組、3年3組で、あだたらの里直売所店長 矢吹吉信さんを講師に迎え、フィンランド発祥のスポーツ「モルック」を行いました。
モルックは、ボウリングのピンのように立ててある木の棒(スキットル)めがけ、円柱の木の棒(モルック)を下手投げもしくは転がし、倒れた本数等で得点を競い、合計点が50点に早く到達したチームが勝ちとなるスポーツです。初めて体験するスポーツのため特別ルールを設定して行いました。生徒たちは、はじめはスキットルの位置に投げることが難しい様子が見られましたが、ゲームをしていくうちに視線をスキットルに向け、位置や距離に合わせて投げたり、力加減を調節したりすることで倒すことができるようになりました。これからも新しいことに興味をもち、楽しく取り組みながら、体験してきたことを学校生活に生かしていきたいと思います。
中学部では、生活委員会と美化委員会に分かれて生徒会活動を行っています。
1月14日(火)の生活委員会の活動では、2月・3月の「生活のめあて」のポスター作りを行いました。各教室や廊下に掲示して、よりよい学校生活を送ることができるように取り組んでいます。
この日は、生徒会役員より学校行事についてのアンケートも行いました。
3月に「卒業を祝う会」を計画しているので、みんなで何のレクリエーションをしたいか、それぞれに説明してもらい選びました。
毎日充実した学習や行事が展開され、2学期もあっという間に終業式を迎えました。2学期はゆめここ祭など大きな行事も多かったので、児童生徒にとって思い出深い学期になったことと思います。
終業式の中では、校長先生からシルエットクイズを交え、2学期の振り返りや冬休み中に気を付けることに関してお話をいただきました。校長先生からの質問に皆元気よく手を挙げ、思い思いに回答していました。
小・中学部代表の児童生徒が、2学期にがんばったことと冬休みの楽しみについて発表しました。どちらも2学期の頑張りを上手に表現した立派な発表で、小・中学部全員からたくさんの拍手をもらっていました。
式の後には給食の献立コンクールの表彰も行われ、各家庭で工夫を凝らした献立のアイディアの紹介と校長先生から賞状が授与されました。
冬休み中も健康に留意して、元気に楽しく過ごし、3学期始業式に元気に会いましょう。
12月6日(金)船引中学校のかたそね学級の生徒が来校し、交流会を行いました。
自己紹介をしたあと、じゃんけん列車をしたり、4チームに分かれてボッチャをしたりしました。じゃんけん列車では、最後には全員がつながってひとつの長い列車を作ることができました。ボッチャは初めて体験をするという生徒もいましたが、同じグループの友達同士で作戦を立てたり応援したりしながら取り組みました。勝ったチームではハイタッチをして一緒に勝利を喜び合う様子が見られました。
会の最後にはプレゼントを渡したり花道を作ってお見送りをしたり、別れを惜しむ姿も印象的でした。
短時間でしたが地域の学校の友だちと関わりながら学ぶ良い機会となりました。今後もよりよい交流を続けていきたいと思います。
<中学部Aグループ 数学『測定(重さ)』>
重さの単位を知り、測定の方法を理解したり、計器を用いて測定したりすることを目標とした研究授業を行いました。
興味をもって学習できるように、身近な具体物を測定しました。測定する計器を選ぶことで、身に付けた知識を活用する力を育てます。
測定した数値を、数直線上に表して重さを比較します。重さの違いを視覚的に示すことで、思考の手がかりになります。
生徒同士でペアを作って学習することで、対話をしながら答えを導き出しました。また、自分たちが調べた結果を他の生徒へ伝える活動を設定しました。
事後検討会では、体験の大切さや数量概念を身に付けるための具体的な指導方法等について意見交換をしました。
中学部では12月17日に生徒会役員選挙の立会演説会、投票が行われました。
会長、副会長、書記に5名の生徒が立候補しました。候補者はポスターやタスキを作成し、校内での街頭演説などの選挙活動を行い当日に臨みました。立会演説会では、「掃除を頑張ってきれいな中学部にしたい」「元気なあいさつができる中学部にしたい」などと、候補者それぞれが思いを伝えることができました。聞いていた生徒も、真剣に候補者の話に耳を傾けていました。投票は、田村市選挙管理委員会より「記載台」と「投票箱」をお借りし、本物を使用しての選挙となりました。緊張感に包まれる中、一人一人が自分で候補者を選び、投票を行いました。
選挙にあたっては、3年生が選挙管理委員となり、投票時の運営、開票作業、認証式の進行などを行い、無事、新生徒会3役が決定しました。
中学部全員で力を合わせて、さらに楽しい学校生活が送れる中学部を作っていきたいと思います。
中学部1-1、2-1、3-1では、11月下旬より武道「相撲」に取り組んでいます。
はじめに健康相撲体操に取り組み、ストレッチをしたり、型を覚えたりしています。
腰を落とし重心を低くし、地面から足の裏を離さずに、「すり足」で進む練習をしています。上手になってきました。
受け身の練習をしています。マットを使って、しゃがんで後方へ半回転した後、弾みをつけて前方へ戻り立ち上がります。かっこよくできました。
「突き・押し」の練習をしています。先生と1対1で向かい合って、力を入れています。真剣に戦っています。
中学部1-1、2-1、3-1では、ペレス・プラード作曲『マンボNO.5』の器楽合奏に取り組みました。カホン、コンガ、長太鼓、キャンディードラムなどから、自分で希望する楽器を選び、楽器ごとに分かれてリズムの練習を継続して行ってきました。
11月13日の発表会では、各パートから代表を決めて4人組になり、合奏しました。楽器の演奏法、拍を感じること、友達の演奏を聴くことなどに気を付けて、楽しく発表することができました。
10月30日(水)、中学部1-1、1-2の生徒が、本宮市のKファーム、多機能支援センタービーボへ出かけ、事業所で働く方の様子を見学したり、実際に体験したりしました。
併設されている養鶏場(平飼い)で採れた卵洗いの説明を聞きました。
実際に卵を洗わせてもらうこともでき、皆真剣に作業し、卵が次々ときれいになりました。卵を落とすことなく、丁寧に洗うことができました。
ポニーの放牧場の掃除を体験しました。黒くて丸いものは、ポニーの糞です。
鋤で集めて、ごみ箱に捨てました。よく頑張りました。
三頭のポニーに餌をやりました。楽しそうにあげる生徒もいましたが、怖くて近づけない生徒もいました。
多機能支援センタービーボ(生活介護事業所)の施設内を案内していただきました。開放的な建物で、利用者さんが穏やかに過ごしていました。
まだ中学1年生ですが、事業所にはいろいろな仕事があることが分かり、体験をすることで働くことに関心をもつことができました。