「 たむら支援学校 校内研修 小学部高学年グループ授業研究 」
小学部は『「伝えたい」気持ちを育て、伝える手段や相手を広げる授業づくり』をテーマに、研修を行っています。「伝える力」の土台となる「伝えたい気持ち」を育むため、単元設定や「しかけ」について意見交換をしました。
【教科等名】 生活単元学習(国語、図画工作、生活)
【単元名】 「修学旅行に行こう!」~修学旅行事後学習
【単元目標】 ※クラスシート参照
【事前検討会】
◎本校で使用している『クラスシート・プラン』をもとに、単元計画や目標、対象児童の「本時の目標」、自立活動の視点を踏まえた「配慮・手立て」について話し合いました。
【本時の目標】※本時は国語の目標を設定
○自分がしたことや感じた気持ちなどを言葉で表す働きがあることに気付くことができる。[知識及び技能]
○経験したことを思い浮かべ、伝えたいことを考えることができる。[思考力、表現力、判断力等]
○思い浮かべた経験したことを、言葉や絵で表現しようとしている。[学びに向かう力・人間性]
【研究授業の様子】
◎修学旅行の写真を見て活動を確認したり、楽しかったことを発表したりしました。
しかけ①画像は精選して提示する。
しかけ②描いた絵をもとにやり取りをして言葉を引き出すようにする。
しかけ③気持ちや様子を表す言葉を文字カードに書き、イメージを言語化できるようにする。
【事後検討会】
◎児童の学ぶ姿をもとに『目標が達成できたかどうか』、『今後の課題は何か』、『自立活動の視点を踏まえた「配慮・手立て」の妥当性や改善点』について話し合いました。
教員同士で授業のアイデアや改善策等について話し合う中で、授業者はもとより教員一人一人が学び、考えを深めることができました。
校内研修を通して、より質の高い授業実践を目指していきます。