各部より

「離任式」

 3月27日(水)、令和6年度人事異動に伴う退職者・転出者の離任式が行われました。

 春山と石崎のそれぞれの校舎では、小・中学部、高等部の児童生徒と職員が、共に過ごした日々の思い出を振り返りながら別れを惜しみました。

子ども達一人一人の優しい笑顔や感謝の言葉、元気に握手を交わす姿は、なごり雪で白くなった校舎にも春の訪れを感じさせてくれました。

【小・中学部】

【高等部】

「学校保健委員会」

 3月19日(火)に学校保健委員会が開催されました。児童生徒の定期健康診断結果、各種衛生検査結果、精神科医における相談会実施状況等について報告を行い、参加された委員の方々より、それぞれの立場から御指導や御助言、御意見をいただきました。

 また、令和3年度から取り組んできた「食育の指導」の取り組みの成果について報告が行われたのち、令和6年度から重点的に取り組む「性に関する指導」の進め方等についての話し合いも行われました。

今後も児童生徒が健康で安全な学校生活を送ることができるよう、委員の皆様から頂いた御指導や御助言、御意見をもとに取り組んでいきたいと思います。

「 令和5年度 小・中学部卒業証書授与式 」

 3月18日(月)、春山校舎体育館におきまして小・中学部の卒業証書授与式が行われました。強い風が吹く春の嵐の日となりましたが、温かく装飾された式場や教室で、和やかに最後の登校日を過ごしました。

 今年度は小学部4名、中学部8名の卒業生が、春山校舎を巣立っていきます。

 卒業証書授与では、卒業生一人一人が堂々とした振る舞いで証書をいただくことができました。ご臨席の保護者の皆様も、我が子の成長した姿を見て目頭を熱くされていたようです。在校生代表から送る言葉、卒業生代表からお別れの言葉がそれぞれ贈られました。その言葉一つ一つに、各学部での楽しい出来事がたくさん思い出されました。

  卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。次のステージでの、さらなるご活躍を祈っています。

保健部 給食・食育係で紹介した「3月の特別メニュー」について

<3月15日(金)食育の日 ヨーロッパの料理>

献立: コッペパン チョコレート 牛乳 白身魚のピザソース焼き 花野菜のフレンチサラダ ジュリアンスープ

 イタリアとフランスの料理を取り入れました。イタリア料理では「PIZZA」が有名です。16世紀後半ごろイタリアでトマトが栽培され、18世紀には水牛の乳を原料にしたモッツァレラチーズも作られたりするようになりました。トッピングに使われたトマトとモッツァレラチーズは、そのおいしさに瞬く間に広まったそうです。給食には「たら」の魚の上にピザソースとチーズをのせて焼きました。

 給食に出したフランス料理は「ジュリアンスープ」です。これは野菜を千切りにしたスープのことで、給食にはキャベツ、たまねぎ、ベーコンを千切りにしました。

保健部 給食・食育係で紹介した「2月の特別メニュー」について

<2月1日(木)節分献立>

献立: ごはん 牛乳 いわしの南蛮漬け 厚揚げのうま煮 うち豆汁 節分デザート(豆乳プリン)

 春の始まり「立春」の前日、2月3日が「節分」です。豆まきは鬼を追い払い、福を呼び込むために行います。また、鬼を家に寄せ付けないために、焼いたいわしの頭を柊の枝に刺し、玄関の外に飾ります。

 今回の献立には、いわしの南蛮漬けと大豆を使った料理を取り入れました。煮物には厚揚げ、汁にはつぶした大豆を使用しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<2月28日(水)卒業お祝い&ひまなつりメニュー>

献立: 五目ちらし寿司、牛乳、若竹信田、豆腐とわかめのすまし汁、ひな祭りデザート(まんじゅう)

 卒業を迎える高等部3年生・中学部3年生・小学部6年生のお祝いメニューと3月3日の「ひな祭り」の行事食を合わせた献立です。

 ひな祭りは女の子の成長を祈る行事です。今回の給食では、「ちらし寿司」に長生きを表す縁起物の「エビ」、まめに働けますようにという祈りが込められている「豆」を使っています。

 卒業生のみなさん、「食べること」を大切にして、これからも元気に過ごしてください。

保健部 給食・食育係で紹介した「1月の特別メニュー」について

<1月19日(金)食育の日 世界の料理 ベトナム>

献立: ごはん 牛乳 カ・ラン・チェア・ゴット 豆腐の中華風スープ バナナ

 ベトナムは、東南アジアに位置する細長い国で、中国の影響を受けながらも独自の料理を発展させてきました。香りの強い香草や魚醤といわれるナンプラーを使います。

 給食では、「カ・ラン・チェア・ゴット」を取り上げました。本来は、赤魚を丸ごと油で揚げて香草のコリアンダーやスカリオなどの野菜をつかった甘酢のあんを掛けて食べますが、給食では香草をセロリとパセリで代用しました。日本とは違ったおいしさです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<東北地方の郷土料理>

 1月の給食では東北地方の郷土料理を紹介しました。同じ東北でも県によって料理に特徴がありました。初めて食べるものもあったのではないでしょうか。

今回は山形県と岩手県の郷土料理の給食メニューを紹介します。

 

<1月24(木)山形の郷土食>

献立: ごはん 牛乳 ますのあんかけ かぼちゃのそぼろ煮物 芋煮汁 ラ・フランス缶

 給食が国内で最初に給食が始まったのが山形県です。当時の給食は、おにぎり、塩鮭、菜の花の漬物でした。

今回の給食では芋煮汁があります。福島県はきのこが多く、醤油と味噌をブレンドした味付けです。山形の芋煮汁は具材の種類が福島県より少なくシンプルで醤油で味付けします。給食も醤油味でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<1月31日(火)岩手県の郷土食>

献立: じゃじゃ麺(中華麺) 牛乳 五目スープ ヨーグルト

 
盛岡じゃじゃ麺は、岩手県盛岡市の郷土料理です。「わんこそば」「冷麺」「じゃじゃ麺」は岩手県の三大麺料理として有名です。盛岡じゃじゃ麺は、茹でた麺の上に肉みそ、野菜などをのせて好みでおろし生姜、おろしにんにく、酢やラー油をかけて食べる麺料理です。肉みそなどの具材と調味料を麺に良くからませて食べるのがコツで、とにかく良く混ぜるのが「盛岡じゃじゃ麺」の食べ方です。

「第二回給食献立コンテスト」表彰を行いました。

 22日(金)2学期終業式終了後、表彰式を行いました。第二回を迎え、43作品の参加がありました。生徒たちの考えたメニューは2学期の給食で登場し、作り方や材料、味などへの関心をもつきっかけにもなりました。ご家族の方のご協力に感謝しております。今後も、栄養たっぷりのおいしい給食を目指していきたいと思います。

◎「最優秀賞」  「絶対一度は食べてみたいで賞」

   小学部5年2組 北見 唯 野菜たっぷりドライカレー

   選考理由:野菜が苦手でも、いろいろな野菜をおいしく食べることができるよう、

        工夫されている点が素晴らしい。是非食べてみたいですね。

◎「特産品を生かしたメニューで賞」 

   高等部3年1組 今泉 和真 たむらのふうみにのせて~おいしいソースカツ丼~

   選考理由:田村市の特産物であるえごま油を使用すること。自分の住む地域を知ったう

        えでよく考えられていると思いました。

◎「暑い日も、おいしいで賞」

   中学部1年1組 宮前 創  トマトにくじゃが 

   選考理由:肉じゃがそのものがおいしいのに、洋風になったらまた違ったおいしさにな

        りそうです。作り方もレンジで簡単です。

◎「おいしそうで賞」

   高等部1年1組 進藤 利幸 鯖の味噌バター焼き

   選考理由:大好きな鯖を、やったことのない調理方法で食べてみたいと思いました。

◎「栄養バランスがイイで賞」 

   小学部3年1組 井上 環 夏のポテトサラダ

   選考理由:野菜がたくさん入って栄養バランスが良い。カレー好きにはたまらないと思

        います。食べてみたいです。

◎「みんなで感動したいで賞」

   高等部1年1組 村上 麻莉奈 パリパリ&ジューシーカレー

   選考理由:「おいしすぎて感動!の味を給食で」という、熱い気持ちが伝わってきました。

◎「食べてみたいで賞」

   高等部3年1組 佐藤 翔太 だれでも食べれるピリ辛まぜそば

   選考理由:ありそうでなかったまぜそば。味を調節することで、誰でも食べれそうなと

        ころがよかったです。

◎「わくわくしながら食べたいで賞」

   高等部2年2組 杉内 楓弥 ロヒケイット 

   選考理由:みんなが知らない料理を調べて食べてほしいという気持ちがよいですね。

        パンの日のメニューに合いそうです。

≪表彰式≫

≪2学期の給食に登場しました≫

  野菜たっぷりドライカレー      おいしいソースカツ丼         トマトにくじゃが

     鯖の味噌バター焼き          夏のポテトサラダ      パリパリ&ジューシーカレー

  だれでも食べれるピリ辛まぜそば       ロヒケイット

 

「令和5年度 小・中学部 第二学期終業式」

 12月22日(金)春山校舎で小・中学部の第2学期終業式が行われました。

 校長先生からは、児童生徒たちの2学期の頑張りに対する称賛と、冬休み中に病気やけがをせずに過ごすようにお話がありました。校長先生のシルエットクイズを交えたお話に、児童生徒は盛んに手を挙げ楽しんで答えていました。

 「2学期に頑張ったこと」の発表では、小学部児童からかけっこが得意になったこと、中学部生徒から校内外で様々な体験活動をしたことが発表されました。

 2学期も両学部とも様々な学習活動を展開し、無事に終了することができました。保護者の皆様及び地域の皆様には、今年も本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、心からお礼申し上げます。来年もよろしくお願いいたします。

 皆様、良いお年をお迎えください。

保健部 給食・食育係で紹介した「12月の特別メニュー」について

<12月19日(金)食育の日 少し早い冬至メニュー>

 献立: ごはん 牛乳 ぶりの西京焼き かぼちゃのいとこ煮 野菜たっぷり豆乳豚汁 柚ゼリー

 12月22日は冬至です。冬至は太陽が最も低い位置にあり、一年で最も夜が長く昼が短い日です。太陽の力が一番弱まる日ですが、翌日からは再び強まることから、運が向いてくるといわれる日でもあります。

 【冬至の日の食べ物】

 ん(運)のつく食べ物「ん」のつくもので運気を上げます。「なんきん(かぼちゃ)」「れんこん」「こんにゃく」「うどん」などがあります。また、冬は野菜が不足しがちで、ビタミンがとりにくくなりますが、「かぼちゃ」は保存ができて栄養もあまり減らない貴重な食べ物です。

 給食では、赤い色には災いや苦しみを追い払う力があるとされている「あずき」と一緒に「冬至かぼちゃ(かぼちゃのいとこ煮)」として、登場しました。

 「野菜たっぷり豆乳豚汁」に入っていたこんにゃくに多く含まれている食物繊維には、老廃物を外へ出す働きがあることから、一年間で体にたまった良くないものを体から出すと言う意味に例えて食べられています。たくさんの野菜と豆乳も合わせて体を温める効果も期待できます。

<12月21日(木)クリスマスの行事食>

 献立: キャロットライス、牛乳、フライドチキン、イタリアンサラダ、ジュリアンスープ、

 クリスマスケーキ(ブッシュドノエル)

 家庭でクリスマスを祝うようになったのは、昭和25年頃と言われています。そして、今では日本人にとって、なくてはならない年末のイベントとして、私たちの生活に溶け込んでいます。

【クリスマスケーキ】

 世界のクリスマスでは、日本のクリスマスケーキのイメージとはちょっと違った甘いものを食べる習慣があります。イギリスのクリスマスプディング、ドイツのシュトーレン、イタリアのパネトーネ、アメリカのツリーや星をかたどったクッキー、フランスのブッシュドノエルなどです。国によって、様々な歴史や習慣があるようです。

 給食では、フランスの「ブッシュドノエル」と言う木の切り株の形をしたケーキが登場しました。クリスマスシーズンならではの、形も楽しんでくれたでしょうか?