各部より

保健部 給食・食育係「6・7月の特別メニュー」の紹介

2024年7月24日 16時36分

 梅雨が明け、猛烈な暑さの日が続いています。7月19日に1学期終業式を迎え、楽しみにしていた夏休みが始まりました。今回は1学期後半に提供した特別メニューを紹介します。湿気や夏の気温の上昇から体を守るためにも、バランスの取れた食生活が大切です。食欲がなくなったり、つめたい物を多く摂ってしまったりすることも見られがちなので、バランスを考えつつおいしく食べられる献立を心掛けました。

<6月4日(火)『よくかんでねメニュー』>

献立:ご飯、牛乳、アジの南部焼、筑前煮、飛鳥汁、みそまめ

 健康な歯を保つと、年をとってからもおいしく楽しく食事ができます。ずっとおいしく食べるために歯を大切にしましょう。 よくかんで食べることも歯と口の健康を保つために、心がけたいことの一つです。また、歯を強くするために必要なカルシウムたっぷりの献立です。

 

<6月14日(月)食育の日『福島県の食材を使ったメニュー』>

献立:ごはん、牛乳、カジキカツ、アスパラガスのカラフルソテー、なめこ汁、

ピーチコンポート

 福島県では、キュウリ、さやいんげんをはじめ様々な野菜や果物が栽培されています。中でも、果物の桃は全国で2位の生産量を誇っています。6月の食育の日の献立では、デザートの桃のコンポートをはじめ、いわき市で水揚げされたカジキ、県内で栽培されたアスパラガス、ブロッコリー、なめこなど、福島県の食材にこだわった献立を考えました。学校や家の周囲でも様々な野菜が育てられています。給食で登場した野菜もなじみのある野菜がたくさんあったことに気づいたことと思います。

 

<7月5日(月)食育の日『たなばたのメニュー』>

献立:ごはん、牛乳、星型メンチカツ、たなばた汁、たなばたデザート(パインゼリー)

 七夕の行事食といえば、日本の夏の風物詩とも言えるツルっとおいしい「そうめん」を思い出す方が多いと思います。七夕にそうめんが食べられるようになった由来はとても古く、なんと古代中国の話にまでさかのぼります。 
 古代中国の時代に、帝の子供が7月7日に熱病で亡くなりました。その亡くなった子供が、霊鬼神となって熱病を流行らせました。そこで、生前にその子の好物だった「索餅(さくべい)」をお供えしたところ、その熱病がおさまりました。中国伝来の縄のように編み上げた小麦粉のお菓子のようなもの「索餅」が、時代と共に形を変え、奈良時代に日本にも伝えられました。一般にも広がっていき、同じ小麦粉で作られた「そうめん」が七夕に食べられるようになり、「7月7日にそうめんを食べると1年間無病息災で過ごせる」という言い伝えになりました。給食では、たなばた汁のそうめんで無業息災を願いました。

 

<7月18日(木)食育の日『夏を元気に過ごそう献立』>

献立:ごはん、牛乳、豚肉の梅みそ焼き、小松菜のごまあえ、トマトスープ

メロンシャーベット

 30度を超える暑さや湿度の高い日が続いています。そのため、体力が低下したり、食欲不振などの不調を感じたり、「夏バテ」の症状が出てしまうことがあります。

 ビタミン類をたっぷり含んだトマト、なす、ピーマンなどの夏野菜で体の調子を整え、梅の酸味で食欲を増進させ、熱中症をふせぎましょう。

 

児童生徒の間で、人気だったメニュー、珍しくて話題になったメニューの紹介

 

〈6月17日(月)「タコライス」〉 

 

 6月26日(水)「しょうゆラーメン」〉

 

<7月12日「セルフハンバーガー(バンズパン、ハンバーグ)」>

『ハンバーガー、おいしくって自然と笑顔になりました(中学部3年1組)』