中学部の様子

「中学部交通安全教室」

 6月26日(水)に、田村自動車教習所において、中学部交通安全教室を行いました。

 教習所では職員の方から、「信号機がある横断歩道の渡り方」や「飛び出しの危険」、「大型自動車の内輪差」などを教えていただきました。実際に自動車が走行する中を、生徒たちは緊張しながらも、信号を確認し、「右、左、右」を見て、手を挙げて横断歩道を渡ることができました。

 昨年度に引き続き、ご協力いただいた田村自動車教習所の皆様に感謝するとともに、生徒たちが今回の交通安全教室で学んだことを生活の中で実践し、安全に気をつけて行動できるようにしていきたいと思います。

「中学部 ALTとの外国語の活動」

 6月5日(水)、中学部ではイギリス出身のサマー先生との学習を行いました。自己紹介ではサマー先生の家族のことや好きなことを英語で紹介してくれました。生徒たちは写真を見て意味を予想しながらサマー先生のお話をよく聞いていました。

 その後は自分たちの自己紹介をしたり、「Hokey Pokey」の曲に合わせて楽しく踊ったりしました。自分から「ハロー。」と言ったり、握手をしたりして積極的に交流する姿が見られました。

 授業の最後にサマー先生に感想を尋ねると、「Fun」や「Good」等の言葉をいただき、生徒たちもうれしそうな表情が見られました。

「小・中学部合同学習 さつまいもの定植」

 6月上旬を過ぎて、4月に植えたじゃがいもが大きく育ってきました。中学部農工芸班畑グループでは、昨年度に引き続き、小学部5・6年生と合同でサツマイモ(べにはるか)の苗植え作業を行いました。

 昨年度から継続して行っている活動なので、皆、手際よく作業を進めることができました。中学生は、5・6年生が作業しやすいように、畝に溝を作り、一緒に苗を植え、土を被せる等の手伝いを行いました。みんなが一生懸命植えたため、あっという間に二列の畝にさつまいもの苗を植えることができました。小学生は植えたさつまいもに水をあげたり、害虫をとったりするなどの作業にも取り組みました。子どもたちは、さつまいもやじゃがいもが、元気に育つのを楽しみにしていました。 

 最後にお互いに礼をして、協力してさつまいもの苗を植えることができたことを嬉しそうにあいさつすることができました。今後もさつまいもの栽培作業等を行いながら、小・中学部の交流を深めていきたいと思います。

 

「中学部音楽発表会」

 6月5日(水)、中学部1年1組、2年1組、3年1組の13名の生徒による音楽の学習発表会を行いました。

  プログラムは、以下の通りです。

   1 「たむら支援学校校歌」合奏

   2 「歩いてゆこう」(身体表現)

   3 「友だちはいいもんだ」(手話)

 校歌の合奏では、鉄琴・木琴・ベルグループ、ツリーチャイム・オーシャンドラムグループ、シンバル・トライアングル・太鼓グループに分かれての演奏に続き、全員での合奏を行いました。

 生徒一人一人が、これまでの授業で取り組んできた成果を発揮して発表することができました。

 緊張する生徒もいましたが、校長先生や担任の先生の前でも、ドキドキしながらも、真剣に演奏することができました。

 

  

「友達はいいもんだ」での手話表現

 

「 令和6年度 小・中学部 運動会 」

 5月25日(土)、さわやかな木々の緑と青空のもと、春山校舎の校庭において、小・中学部運動会を開催しました。

 これまで各学部や各学年では、体育や生活単元学習などの授業において、各種目の練習や準備を行ってきました。当日は、ご来賓や保護者の方々の歓声を受け、少し緊張しながらも、児童生徒一人一人が練習の成果を十分に発揮して、元気に跳んだり走ったり、演技したりすることができました。

 今年度は郡山女子大学の7名の学生の方がボランティアに参加し、各競技の補助で運動会を支えていただきました。ご来賓、地域及びご来場いただいた多くの皆様、温かいご声援及びご支援をいただき、ありがとうございました。

        開会式             小学部1年           小学部2年    

     小学部3・4年          小学部3・4年           小学部5・6年

     小学部5・6年            中学部              中学部

   小学部「棒渡しリレー」             小学部5年~中学部「バトンリレー」

                        閉会式

「中学部 田植え体験(社会科)」

 5月17日(金)、中学部1-1、2-1、3-1の生徒13名が、三春町の「ファームパークいわえ」へ出かけ、田植え体験をしました。「ファームパークいわえ」で田植え体験をさせていただくのは、昨年に続き2度目です。

はじめにファームパークの方々に挨拶をしてから、田んぼで田植えの手順を教えていただきました。ゆっくりと田んぼに足を入れると、田んぼの水は澄み切っていて、思っていたよりも暖かく感じられました。生徒達はファームパークの方々から苗を受け取り、少しずつ田んぼに苗を植えていきました。はじめはこわごわと植えていた生徒も、徐々に田んぼの中を歩けるようになり、楽しく田植えをすることができました。

 社会科の学習では、稲作の仕事が地域の人々の生活と関わりがあることを学んでいます が、田植え体験をさせてもらうことにより、地域の米づくりについて、さらに興味や関心を深めることができました。秋の稲刈り体験も楽しみです。

「中学部 生徒会総会」

 5月10日(金)中学部の生徒会総会が開催されました。

始めに校長先生からのお話で「過ごしやすい学校にするにはどうするか。」との質問があり、みんなで考えました。生徒からは「きれいにする」「掃除をする」「あいさつをする」等、いろいろな意見が出てきました。その後は生徒会役員が進行を務め、生徒会役員、生活委員会、美化委員会が発表をしました。一人ひとりの自己紹介や活動計画の発表のあとの質疑応答では、それぞれの委員会に質問したり、委員長達が答えたりするなど、活発なやりとりが行われました。

 発表する人も聞く人も積極的な態度で臨み、中学部21人全員で生徒会活動に取り組みながら、みんなが過ごしやすい学校を作っていこうと意気込みが感じられた総会でした。

 

「 中学部 作業学習 」

 5月、今年度の作業学習が始まりました。生徒21名が、家庭班と農工芸班に分かれ、将来の職業生活に必要な基礎的な力を身に付けられるように、一人一人の目標に向けて、身支度や準備を自分で行ったり、製作や販売などに取り組んだりしていきます。1年生は新しい学習にも少しずつ見通しをもち、2・3年生は準備や作業に積極的に取り組む姿を後輩に示していました。

【家庭班】

 

【農工芸班】

「中学部1―2、2・3-2、3-3 田植え体験(社会科)」

5月8日(水)大玉村にて田植え体験を行いました。

1年生は初めて、2・3年生は一年ぶりの田植え体験でした。あだたら直売所店長の矢吹さんを始め、「あだたらアグリサービス」の伊藤さん、ボランティアの皆さんに苗の植え方を教えていただき、「心を込めて」を目標に田植えに挑戦しました。泥の感触に始めはドキドキしましたが、慣れてくると自分で苗を掴んでぎゅっと泥の中に押し込んだり、泥をめがけて苗をダーツのように投げ入れたり、一人一人がそれぞれのやり方で田植えを行いました。

大玉村の皆さんに温かく迎え入れていただき貴重な体験ができました。秋の稲刈りが今から楽しみです。

「中学部社会科 校外学習(田村市 お人形様」

 4月30日(火)、中学部1年2組、3年1組、2・3年2組、3年3組の社会科において福島県重要無形民俗文化財である「お人形様」を見学し、田村市内3カ所(屋形、朴橋、堀越)のお人形様すべてを見て回りました。

 当日は保存会代表の荒井さんに案内していただきました。お人形様の顔はどうして怖いのか、腕が長いのはなぜなのかなど多くの質問に対して、荒井さんには分かりやすく丁寧に教えていただきました。

 実際にお人形様を見て、その大きさや迫力を肌で感じ、お話を聞いて多くのことを学ぶことができました。

 今回の校外学習で学んだことを、今後の学習に活かしていきたいと思います。