小学部の様子

田んぼの学校・畑の学校 第2回

 7月に入り、第1回の活動で植えた里芋の苗も人参の苗も、恵みの雨を受けてぐんぐんと育っています。畑は一面の緑で、色々な作物が少しずつ花や実をつけ、児童生徒の目を楽しませています。

 2回目の畑の学校では、広い畑で3グループに分かれ、のびのびとした環境で人参の定植作業と白菜の種まき作業を行いました。

 小学部1~3年生グループは、人参の苗を畝に定植しました。県中農林事務所の方から苗ポットの扱い方を教えていただき、児童各々が慎重に作業を行いました。大きい芽が出てきたとはいえ人参の苗はとても繊細で、土が崩れないように丁寧に取り組んでいました。広い畝に植え替えられた人参はとてものびやかで、さらに元気になったような気がしました。

 小学部4~6年生児童、中学部生徒は、白菜の種を畝に直播しました。白菜の種はとても小さく、植える前にみんなでじっくりと観察しました。畝に開けられた穴に一人一人が撒いていき、作業を何度も繰り返すことでとても上手になりました。種や苗の特徴を理解しながら作業に取り組むことも、とても大切な学習です。

 これからどの作物も、夏の日差しをいっぱいに浴びて大きく育っていくことと思います。県中農林事務所の皆様のご指導のおかげで、児童生徒各々が作物の成長を見守っていく楽しさに気づくことができたと思います。

小学部1学年 体育科「みずであそぼう!」・生活単元学習「つくろう~ふうりん~」

 「みずであそぼう!」のねらい

 ◎教師と一緒に、水遊びを楽しむことができる。

 ◎水の中で体を動かすことの楽しさや心地よさを感じることができる。

 7月から、簡易プールを使った水遊びの学習を行っています。

 大きなボードの上に座り、水の浮力を感じたり、波の揺れを感じながらバランスを取ったりすることを楽しみ、笑顔で活動しています。

 また、浮き具を付けて、水に浮く感覚でリラックスをしたり、足を動かしたりすることも経験しています。

 

「つくろう~ふうりん~」のねらい

 ◎教師と一緒に、または自分でビーズや鈴を容器に入れることができる。

 ◎出来上がった風鈴を扇風機の風で揺らしたり、風を感じたりして遊ぶことができる。

  毎週水曜日は、制作活動を行っています。

 7月は、夏の風物詩「ふうりん」を作っています。

 蓋つきプリンカップの蓋に子どもたちが好きなキャラクターの顔を貼り、小さな穴をあけ、その穴からビーズや鈴を入れて作りました。子どもたちに「〇〇さんに、ビーズ食べさせてあげてね。」と言葉掛けをすると、興味をもち、どんどんビーズや鈴を入れることができました。この目や手の動きは、個別学習の目標に掲げ取り組んできたため、とても手指の動きがスムーズになり、子どもたちは自信をもって楽しく取り組むことができました。

 出来上がった風鈴に扇風機の風を当て、風鈴を揺らして風や風鈴の音を楽しみました。

 

小学部 第1回交通安全教室

令和2年6月27日(金)

  小学部行事交通安全教室では、「横断歩道の渡り方と道路のおやくそく」の学習をしました。

 今年度は、①低学年・中学年・高学年の3グループに分かれて実施すること、②児童や教師が間隔をあけて座ること、③アルコール消毒の使用と換気を行うことで感染症対策をしながら実施しました。

 小学部集会でも人気のバナナくんとねずみちゃんが登場し、大型絵本や模擬信号機を使って、「横断歩道の渡り方」をみんなで確認してから、バナナくんと一緒に模擬横断歩道を実際に渡り、正しい渡り方を体験しました。

 

~大型絵本や模擬信号機を使った学習~

 みんな集中して話を聞くことができました。

 
~模擬横断歩道を渡り、正しい渡り方の体験学習~

 信号の色や左右の確認、手をあげて渡ることが上手にできました。

 

 
 ~交通安全のダンス「しんごうまもろうZ」を楽しんだ後、信号の色の学習~

 曲と体の動きで信号の意味を伝えると、しっかりと覚えることができました。

 

  しっかりと話を聞いて、横断歩道も上手に渡ることができたので、最後に、バナナくんから、大きな花丸をもらいました。

田んぼの学校・畑の学校 開校式

 令和2年度も昨年度に引き続き、「田んぼの学校・畑の学校」を開校しました。今年度は、新型コロナウイルス感染症対策のために、2グループに分かれて開校式を行いました。

 小学部1~3年生グループは、開校式の後、人参の種まきを行いました。県中農林事務所の方から種のまき方を教えていただき、児童一人一人がポットにとても小さな人参の種をまきました。児童は、種に土をかけすぎないように気をつけて種まきを行いました。最後に水やりを行いましたが、普段からミニトマトなどの野菜を育てていることもあり、上手に水やりを行うことができました。

 小学部4~6年生児童、中学部生徒は、開校式の後に畑へ行き里芋の苗を植えました。里芋の苗を植えるグループは、さらに3つのグループに分かれ、県中農林事務所の方から里芋の苗の植え方を教えていただきました。マルチを張った畝に穴をあける、苗を植える、水やりなどの役割を分担しながら、里芋の苗を一本一本丁寧に植えました。

 11月の収穫に向けて、大きく成長するように願いを込めて苗植えを行いました。これから、水やりや草取りなど、野菜のお世話に一生懸命に取り組んでいきます。

第1回授業参観・学級懇談

 6月19日、春山校舎において小学部、中学部の第1回授業参観・学級懇談が行われました。

 小学部1年生は初めての授業参観でしたが、緊張する様子もなく、いつもの元気いっぱいの姿を参観していただくことができました。また、他学年も「国語」や「生活単元学習」の授業など日頃の学習への取り組みの様子を見ていただきました。参観後は各学級に分かれて懇談会を行い、今年度の指導目標や指導計画等について保護者の皆様と話し合いの時間をもちました。

 新しい生活様式を取り入れながら、児童生徒一人一人の教育の充実に努めて参ります。

 お忙しい中、たくさんの保護者の皆様に御来校いただき、ありがとうございました。

 

 小学部1年            小学部3・4年

 「しんぶんしであそぼう」          「絵具で遊ぼう・あじさい作り」

 

 小学部5・6年          中学部1年

 「劇遊びをしよう・3匹のこぶた」 「物語文を読もう・もりのなか」

 

 中学部2年           中学部3年

 「ていねいなことばづかいを   「文を作ろう、読もう」

           しよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小中学部 避難訓練

 

6月16日(火)、春山校舎において地震及び火災発生を想定しての避難訓練を実施しました。

放送を聞いて、教師と一緒に落ち着いて避難場所まで移動することができました。

校長先生の話しでは、「地震の時は頭を守ること。」「声を出さずに避難すること。」など、

避難の際に注意することについて、話しをいただきました。

 

小学部「休業中登校日の様子」

 5月13~15日

 春山校舎も、学校再開に向けて各学年ごとに登校日が設定され、少しずつ児童生徒の

姿が学校に戻りつつあります。

 各学級で、遅れていた苗植えを行いました。また、校庭・裏山での外遊びを行い、体

をたくさん動かすことができました。

 

 

 3・4年生はトマトの苗、5・6年生はジャガイモ植えです。プランターや園芸用土

に移植した後は、水をたっぷりとあげました。みんなが学校に戻ってくる頃には、し

っかりと根付いていることでしょう。2年生は朝顔の種を植えました。芽が出てくるの

を観察するのが楽しみですね!

 1年生も校庭まで遊びの範囲を広げ、大型遊具で遊ぶことができました。高いところ

から見る春山校舎の景色も格別です。

学校の再開が、待ち遠しいですね。

小学部3年1組、4年1組 「ぬってみよう!レインボーやどかり」(国語科)

 

 小学部3・4年1組では、4月から国語科で正しい筆記具の持ち方と書き方に取り組んでいます。

 徐々に幅が狭くなる三角形を、はみ出さないように注意しながら色を塗っていく活動です。親指、人差し指、中指の3本で正しく筆記具を握ることがコツです。皆しっかりと手元を見て、塗り残しやはみだしが無いように気を付けて取り組んでいました。

 今まで筆記具を握ったりつまんだりして持っていた子も、徐々に3本指で支えることができるようになり、指先の動きが滑らかになってきました。

 今後は、漢字での記名など、徐々に練習していく予定です。

 

小学部「にゅうがくおめでとうかい」


 ピカピカの新1年生をお祝いする「にゅうがくおめでとうかい」を行いました。

 会場は、在校生が心を込めて制作した花飾りでいっぱい!

   入場する1年生はみんなうれしそうな笑顔でした。

 

(1年生の自己紹介)

  1年生は自己紹介カードを掲げながら、担任の先生と一緒に

  自分の名前や好きなことを発表しました。

  在校生も拍手で応援!

  和やかな雰囲気での「おめでとうかい」でした。

 

(お楽しみ活動~アンパンマン手遊び歌)

  最後は、みんなが大好きな「アンパンマン手遊び歌」で遊びました。

 1年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。みんなでなかよく学びましょう!

 

 

(小)校外学習「不思議がいっぱい」(小学部4年1組、5・6年1組)

 小学部4年1組、5・6年1組の計5名は、生活単元学習「不思議がいっぱい~風・ゴム・電気の働き~」の学習を通して、身の回りにある風やゴム、電気について学習してきました。まず初めに、車の模型を手を使わずに動かす方法について考え、息やうちわで風を起こしたり、ゴムを伸ばしたりして車を走らせる活動の中で、「強くあおぐと速い。」や「ゴムをたくさん伸ばすと速い。」など風やゴムの働きに気付くことができました。

 次に電気の学習を行いました。見本の回路をよく見て、電池のプラスとマイナスの向きや導線のつなぎ方に気を付けて電気回路を作り、豆電球を点けたり、プロペラを回したりしました。電池やモーターを使った車を走らせると「ゴムより速い!」「止まらない!」などと電気の働きに気付く姿が見られました。

 今回は、更に学びを深めるために、コミュタン福島へ校外学習に行ってきました。コミュタン福島では、体験学習と放射線ラボや環境創造シアターの見学をしました。体験学習では、うちわでたくさんあおいでプロペラが回ると、LEDライトが点いたり、オルゴールが鳴ったりと、風の力で電気を作る活動を通して電気の働きや電気を作り出す大変さを学ぶことができました。館内見学では、身の回りの環境についてゲームを通して体験しました。子どもたちは初めて見る展示物や映像に興味津々で、目をきらきらと輝かせながら、見学していました。
 学校では経験できない貴重な体験ばかりで、「たのしかった!」「おもしろかった!」と嬉しそうに話す姿が見られました。充実した学習を提供してくださったコミュタン福島の皆さん、ありがとうございました。