小・中学部の入学式を挙行し、小学部1年生10名、中学部1年生4名が新たにたむら支援学校の一員となりました。
小学部1年生は、真新しいランドセルの中にわくわく感、ドキドキ感を背負っているようでしたが、走って校舎前の坂を駆け上がる姿を見ると、学校をとても楽しみにしてくれていた様子が感じ取れました。
中学部1年生は、「緊張」という言葉を体全体で表現しているようでしたが、式には中学生らしい立派な態度で落ち着いて参加することができました。
これから、新しい友達や先生と一緒に好きなことやできることをさらに増やしていって欲しいと思います。





新年度がスタートし、学校を楽しみにしていた児童生徒が元気に登校しました。
「着任式」では、転入職員11名の紹介を行いながら、「新年度最初のべんきょう」ということで、転入職員の数を11までみんなで数えました。
「始業式」では、校長から「今年がんばってほしいこと」の話がありました。


1年間の学習を終え、各学年の修了を認定されました。そして、小・中学部それぞれの代表が修了証書を受け取りました。
4月から一つずつ学年が上がりますが、ますます新しいことにチャレンジしていってほしいと思います。



学年末・学年始休業は、3月21日~4月7日です。
始業式は、4月8日(月)
入学式は、4月9日(火)午前10時からとなります。
3月15日、春山校舎体育館にて「平成30年度 小・中学部卒業証書授与式」を挙行いたしました。小学部3名、中学部3名が、2年間学んだ学び舎を立派に卒業していきました。
「小学部 おわかれのことば」では、代表児童が「楽しい思い出は、運動会、修学旅行、ゆめここ祭です。中学生になってもがんばります。」と発表しました。



「中学部 お別れのことば」では、「楽しい思い出があって、卒業するのがさみしいです。これまで学んだことを胸に、これからの道を歩いていきます。」と発表しました。



在校生からも「お別れのことば」で、「新しい道でがんばってください!」とエールを送りました。


小学部は全員中学部へ進学、中学部生徒は、3つの特別支援学校高等部へそれぞれ進学します。
毎年1月24日から30日は、「全国学校給食週間」でした。
給食にかかわる人と、食べ物に感謝し、食事の大切さを考える期間として設定されています。献立も「昔のメニュー」「ヘルシーメニュー」「世界の料理メニュー」などの、特別献立にすることで、児童生徒に給食のことを少しでも考えてもらえるように工夫しています。
1月28日(月)〝まごわやさしい″メニュー
献立:ごはん、鮭の西京焼き、大豆の磯煮、芋煮汁、はちみつゆずゼリー
※ ま…豆、ご…ごま、わ…わかめ、や…野菜、さ…魚、しい…しいたけ(きのこ類)

1月30日(水) 昔の給食メニュー
献立:食パン、マーマレードジャム、鯨のケチャップ和え、
フレンチサラダ、クリームスープ、りんご

また、春山校舎(小中学部)では、毎月1回、栄養士による給食の放送を行っています。メニューの紹介、食材や食に関する言葉の豆知識、行事食の意味などを分かりやすく説明しています。テーマソングが流れると、「あっ!給食の放送だ!」と話して一緒に口ずさむ児童生徒もおり、給食の放送を楽しみにしています。
石崎校舎(高等部)については、放送ができないため、各教室に給食室だよりを掲示し、給食を食べながら話題にしています。
春山校舎(小中学部)


定期的に栄養士や食育コーディネーターが教室を巡回し、食育の充実を図っています。


石崎校舎(高等部) 給食室だより(一例)



1月27日(日)、田村市総合体育館で行われた「第4回福島県障がい者フライングディスク協会ウインターカップ」に、高等部3名、中学部7名、小学部2名の児童生徒が参加しました。
部活動や体育の授業で練習を重ねてきた成果を発揮し、個人戦ではそれぞれが好成績をあげることができました。
小学部児童にとっては、初めての大会参加であったため、緊張する様子も見られましたが、中学部や高等部の先輩そして、御家族の応援を受けながら、よい経験を積むことができました。
今後もこのような大会に積極的に参加し、たくさんの経験を通して個々のよいところやできることを伸ばしていきたいと思います。



体育館が真っ暗になると、流れてきた音楽を聴いて、「何が始まるんだろう…」とドキドキしている子どもたち。健太康太さんが歌いだした途端、その透きとおった歌声が会場全体に染み渡っていくのを感じました。
健太康太さんからのメッセージ
「生まれてきたこと、生きていること、今日の出会いに感謝しよう」
音楽に合わせて手拍子をしたり、体を揺らしたり。健太康太さんとたむら支援学校の児童生徒全員が一つになって、貴重な体験ができました。








古代の人々の生活に興味をもったり、伝統的なお正月遊びに関心をもったりすることを目的として、「ドキ土器体験・歴史を学ぼう」を実施しました。
福島県文化財センター白河館「まほろん」から2名の講師をお招きし、「土器や石器の観察」「時代衣装の試着」「ドキ土器スタンプ制作」「凧作り」などの活動を行いました。







凧作りは少し難しいかな?と考えていましたが、作り始めると児童生徒みんなが興味をもって取り組み、出来上がった凧を楽しそうに揚げて遊んでいました。



みんな元気で、3学期がスタートしました。冬休みは、それぞれ事故や怪我もなく穏やかに過ごせたようで、クリスマスやお正月の出来事などを発表しあいました。


始業式の「校長先生の話」では、「こんな顔で一年間、過ごしてほしい!」という思いを込めて、年女である小学部5年生の児童が代表で福笑いに挑戦し、素敵な笑顔を完成させてくれました。今年も児童生徒全員が「にこにこ笑顔」となる一年にしていきたいと思います。


「今年がんばること・冬休みの思い出発表」では、小学部1年生の代表が「今年がんばりたいこと」を、中学部2年生の代表が「冬休みの楽しかった思い出」をそれぞれ発表しました。


第2学期終業式が行われました。「校長先生の話」では、2学期、特にがんばったことについて「はなまるでした。」とたくさん褒められました。また、「ありがとう」という感謝の言葉を、家庭でも学校でもたくさん使っていきましょう、という話がありました。


「2学期がんばったことの発表」では、小学部6年生の児童が「漢字とそうじをがんばりました。」と発表し、実際に名前を書いたり、おそうじを実践したりしました。中学部1年生の生徒は、「ゆめここ祭と現場実習をがんばりました。」と発表し、「来年のゆめここ祭では、もっとたくさん作業製品を販売したい。」という意気込みを立派に発表することができました。


田村市が2020年東京オリンピック・パラリンピックに出場するネパールのホストタウンに認定されているご縁で、本校にパラリンピック・ネパール代表候補選手が来校してくださいました。
元ネパールの青年海外協力隊員で田村市復興応援隊でもある中村さんより、ネパールの様子や文化などについて教えていただいた後、小・中学部より歌「ゆき」のプレゼントをしたり、音楽に合わせて一緒にバルーンを揺らしたりして交流を深めることができました。






「おはようございます。」「こんにちは。」などのあいさつはすべて「ナマステ」のことばでできることや、国旗が世界で唯一長方形でないことなど、今回の交流で初めて知ったことばかりで、児童生徒も大変驚いていました。
最後に、中学部全員で代表候補のお二人にエールを送りました。
これからもネパールの「オリ・パラ」での活躍を応援していきたいと思います。



12月11日に収穫した野菜を使って、豚汁を作りました。小・中学部の児童生徒が、「白菜をちぎる」「人参と大根とねぎを細かく切る」「ゴボウの皮をむく」などの活動に取り組みました。これまでの調理の学習の積み上げもありますが、自分たちで育てた野菜を使っての調理に対しては意欲が違うようで、いつも以上に上手にできました。調理後は、プレイルームに集まり、6グループに分かれておいしくいただきました。
畑を貸してくださった方、県中農林事務所のみなさん、大変お世話になりました。また来年もよろしくお願いいたします。






本校は、県農林水産部農村振興課が企画している「田んぼの学校・畑の学校」実践モデル事業に参加しています。今日は、小学部と中学部が9月に種を植えた野菜の収穫を行いました。
畑をお借りしている家の方や県中農林事務所の方なども参加してくださり、最初に野菜の収穫の仕方を教わりました。畑に移動してみると、雪解けの影響でぬかるみになっていて、足を取られながらの作業でしたが、自分が植えた野菜(大根・白菜・人参)を順番に収穫しました。大根はかなり大きくなり、抜くのに一苦労する児童もいましたが、普段はできない貴重な体験となりました。
いつも食べている野菜がどのように育ち、それをどう加工して食べているのかなどを実体験をとおして学ぶことができました。
12月13日は、収穫した野菜を調理してみんなで豚汁を食べる予定です。






寒さが一段と厳しくなった12月10日に小野高等学校農業科2学年の生徒と、本校中学部・高等部生徒との交流会が行われました。これまで、高等部との交流及び共同学習を継続してきましたが、今回は中学部の生徒たちも加わり、一緒に花の苗の植え替え作業を体験しました。高校生のみなさんは、作業に慣れていない中学部の生徒たちに寄り添うようにして、一人一人にやさしく、ていねいに植え方を教えてくれました。自分たちが育てた苗を大事そうに手で包み込む高校生の姿がとても印象的でした。
当日に植え替えをしたパンジーとサイネリアの花は、小中学部の卒業式会場に置かれ、晴れやかな式を明るく、華やかに飾ってくれます。3月の卒業式まで、小野高等学校の生徒たちが大事に育ててくれます。農業科のみなさん、どうぞよろしくお願いします。






「田村市の子どもたちを元気に!」という熱い思いを胸に、大日本プロレスの中之上靖文選手が田村市皮籠石副市長とともに来校してくださいました。スケジュールの関係で短時間の交流となりましたが、腕相撲などで楽しい時間を過ごすことができました。
最初は中之上選手の大きな体に驚いて近付けない児童生徒もいましたが、体を持ち上げられたり、抱っこしてもらったりすると、次々に児童生徒が周りを取り囲むようになり、大盛り上がりの交流となりました。終了後には各学級でお礼の手紙を書きました。
中之上選手、これからもがんばってください!






日ごろよりお世話になっている田村ライオンズクラブ様より、支援金をいただきました。これは、田村ライオンズクラブ様の「地域を支援したい」という熱い思いが形になったものです。本校が昨年度開校したこともあり、児童生徒のために役立ててほしいということで、支援をいただけることになりました。
地域の中で、地域の役に立てる人材を育てていけるよう、いただいた支援金を児童生徒の学習活動にかかわる施設・設備等の充実のために活用させていただきます。



県下一斉安全確保行動訓練「シェイクアウトふくしま」を実施しました。
地震発生場面を想定し、「まず低く、頭を守り、動かない」の3つの安全確保行動の訓練をしました。
事前に予告していたこともあり、非常放送が鳴っても、児童生徒は落ち着いて机の下などに入って身を守ることができました。
これからも、防災の意識を高められるよう、防災教育を定期的に実施していきます。

