令和元年6月14日(金)に高等部説明会を実施しました。今年度の説明会には生徒、保護者、中学校および特別支援学校中学部の担当の先生方の総勢51名に参加していただきました。
全体で本校の概要や高等部の概要を説明した後、生徒と保護者さんには高等部の学習や生徒指導および進路についての説明、中学校および特別支援学校中学部の担当の先生方には、中学校および特別支援学校中学部卒業後の進路についての説明を行いました。
同日に実施したアンケートでは「高等部の1日」の動画を見たり、実際の授業の様子を見学したりすることで、高等部の学習や生活が理解できたとの感想を多くいただくことができました。今回実施した高等部説明会が今後の進路選択の一助となればと思います。
「職業」の学習では、6月17日(月)から6月28日(金)に行われる産業現場等における実習を前に、自分の良い点や課題点について考え、自己PRができるようにするために、『自分の取扱説明書』を作成しました。
「自分の良さは何だろう?」と悩んでいる生徒が多く見られたため、始めに、「私が気付いた友達の良いところ」を伝え合う活動を行いました。自分の良い点を取り上げて褒められると生徒達は、恥ずかしそうにしながらも嬉しそうな様子でした。その後、説明書作りに取りかかると、友達の意見を参考にしながら、自分で記入をすることが出来ました。
今回の学習をきっかけにして、「自分」をよく知り、産業現場等における実習では、「自分らしさ」を積極的に発揮して欲しいと思います。
学級の友達のことをよく知るために「友達インタビュー」をしました。二人一組のペアを作り、ワークシートに記載された項目についてメモを取りながらインタビューをしました。「好きな歌手」や「マイブーム」など生徒同士の話題が合うと、話し合いはとても盛り上がり、入学式から2か月が過ぎても、お互いに知らないことがまだたくさんあったことに気付きました。インタビューの後は、インタビューした相手を一人ずつ紹介する「他己紹介」を行いました。生徒たちは、相手を知るためには直接言葉で質問や会話をすることが大切だと気付くことができました。
インタビューの項目は、好きな「食べ物」「歌手」「教科」「テレビ」「色」「動物」「芸能人」「マイブーム」でした。好きなものについて一生懸命相手に伝え、質問しました。最後に、友達の似顔絵を描きました。相手の顔をよく見て、髪型などの特徴を捉えながら表現することができました。
5月10日(金)、JA福島さくら ふぁせるたむら様、JAアグリサポートたむら様にご協力いただき、高等部1学年13名で、農場見学・農業体験、購買学習を行いました。
スナップエンドウの収穫体験では、収穫の方法を教えていただき、袋いっぱいのスナップエンドウを収穫することができました。
質疑応答では、「農業をしていて苦労することはなんですか」「モグラ対策はどうしていますか」など、疑問に思っていることについて質問することができました。
収穫体験後、直売店で購買学習を行いました。昼食はたくさんのメニューの中から一人で選んで購入し、オープンテラスで美味しくいただきました。
「ふぁせるたむら」・「JAアグリサポートたむら」の皆さま、たいへんお世話になりました。
これからも宜しくお願いいたします。
KDDI株式会社東北総支社管理部課長補佐の田端成見様を講師にお招きして、スマホ・ケータイ安全教室を行いました。様々なトラブルのケースの動画を見ながら使い方の問題点を話し合い、講師の方からトラブルを防ぐポイントをわかりやすく教えていただきました。普段使用しているスマートフォンはとても便利な道具ですが、使い方を間違えると大変なことになってしまうことを改めて実感することができました。