5月17日(金)、中学部1-1、2-1、3-1の生徒13名が、三春町の「ファームパークいわえ」へ出かけ、田植え体験をしました。「ファームパークいわえ」で田植え体験をさせていただくのは、昨年に続き2度目です。
はじめにファームパークの方々に挨拶をしてから、田んぼで田植えの手順を教えていただきました。ゆっくりと田んぼに足を入れると、田んぼの水は澄み切っていて、思っていたよりも暖かく感じられました。生徒達はファームパークの方々から苗を受け取り、少しずつ田んぼに苗を植えていきました。はじめはこわごわと植えていた生徒も、徐々に田んぼの中を歩けるようになり、楽しく田植えをすることができました。
社会科の学習では、稲作の仕事が地域の人々の生活と関わりがあることを学んでいます が、田植え体験をさせてもらうことにより、地域の米づくりについて、さらに興味や関心を深めることができました。秋の稲刈り体験も楽しみです。
5月10日(金)中学部の生徒会総会が開催されました。
始めに校長先生からのお話で「過ごしやすい学校にするにはどうするか。」との質問があり、みんなで考えました。生徒からは「きれいにする」「掃除をする」「あいさつをする」等、いろいろな意見が出てきました。その後は生徒会役員が進行を務め、生徒会役員、生活委員会、美化委員会が発表をしました。一人ひとりの自己紹介や活動計画の発表のあとの質疑応答では、それぞれの委員会に質問したり、委員長達が答えたりするなど、活発なやりとりが行われました。
発表する人も聞く人も積極的な態度で臨み、中学部21人全員で生徒会活動に取り組みながら、みんなが過ごしやすい学校を作っていこうと意気込みが感じられた総会でした。
5月8日(水)大玉村にて田植え体験を行いました。
1年生は初めて、2・3年生は一年ぶりの田植え体験でした。あだたら直売所店長の矢吹さんを始め、「あだたらアグリサービス」の伊藤さん、ボランティアの皆さんに苗の植え方を教えていただき、「心を込めて」を目標に田植えに挑戦しました。泥の感触に始めはドキドキしましたが、慣れてくると自分で苗を掴んでぎゅっと泥の中に押し込んだり、泥をめがけて苗をダーツのように投げ入れたり、一人一人がそれぞれのやり方で田植えを行いました。
大玉村の皆さんに温かく迎え入れていただき貴重な体験ができました。秋の稲刈りが今から楽しみです。
4月30日(火)、中学部1年2組、3年1組、2・3年2組、3年3組の社会科において福島県重要無形民俗文化財である「お人形様」を見学し、田村市内3カ所(屋形、朴橋、堀越)のお人形様すべてを見て回りました。
当日は保存会代表の荒井さんに案内していただきました。お人形様の顔はどうして怖いのか、腕が長いのはなぜなのかなど多くの質問に対して、荒井さんには分かりやすく丁寧に教えていただきました。
実際にお人形様を見て、その大きさや迫力を肌で感じ、お話を聞いて多くのことを学ぶことができました。
今回の校外学習で学んだことを、今後の学習に活かしていきたいと思います。
中学部では、毎年恒例のじゃがいもの定植を行っています。作業学習の開始が5月からなので、農工芸班の作業に先立ち、各クラスで種芋を植える作業を協力して行っています。
2・3年生は毎年実施し、1年生も小中学部交流等で実施している活動であったので、皆上手で、手際よく畝に種芋を植え付けていきました。
この畑は地域の方より善意で借用している農地で、耕うん等の作業も年度の折々に手伝っていただいています。本校では、地域の方々の協力に支えられて、豊かな体験活動を行うことができています。
今後も、地域の方に生育の状況等を報告したりするなど、交流を深めながら学習活動を展開していきます。
4月19日(金)、中学部の新入生歓迎会が行われました。今年度は6名が入学し、中学部の生徒は21名となりました。
歓迎会まで、2・3年生がプログラムや招待状を分担して制作したり、生徒会役員が中学部の活動紹介の練習をしたりして、1年生のために準備をしてきました。
歓迎会当日は、生徒会役員が中心となって会を進行し、一人一人が自己紹介で好きなことを発表したり、ダンスをみんなで踊ったりと楽しく活動することができました。中学部の活動紹介では、1年生もどんな活動があるのか興味津々な様子で聞いていました。
これから1年間、21名で力を合わせ、楽しい学校生活を送ってほしいと思います。
3月8日(金)中学部の卒業を祝う会がありました。3年生の卒業を祝うために、1・2年生が一生懸命心を込めて準備を進めてきました。
祝う会では、3年生が中学部での思い出を発表したり、1・2年生が3年生一人一人の良いところをまとめたお祝いの言葉を発表したりしました。また、レクリエーションのいす取りゲームやどうぶつバスケットでは、熱い戦いが繰り広げられました。笑顔があふれる素敵な卒業を祝う会になりました。
3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。卒業しても頑張ってください。
中学部では、1月17・24日の2回にわたって、教育支援活動を行っている「T-amigo」さんをお迎えして、体育の授業を実施しました。T-amigoは、体育、医療、福祉の専門家で構成されたグループです。田村地区をはじめとする各学校を巡回して、児童生徒にとって効果的な運動プログラムを提案してくださっています。
たむら支援学校での授業では、風船を使った導入の運動、ビブスを使った追いかけっこやセラピーボールの障害物走など、工夫を凝らした活動を準備していただきました。どの生徒も夢中になって体を動かし、ホカホカに温まってあっという間に1時間の活動時間が過ぎました。17日の回では、衆議院議員の玄葉光一郎氏も視察に来校し、一緒に活動に参加してくださいました。
地域の皆様の、本校に対するご支援に心から感謝申し上げます。たむら支援学校は、今後も地域の資源を活用して様々な教育活動を展開していきます。
新しい年を迎え、1月9日(火)春山校舎で小・中学部の第三学期始業式が行われました。
校長先生から冬休みに楽しかったことを聞かれると、児童生徒たちから「どんとやき」「はつもうで」などの声が上がり、楽しい冬休みを過ごしたことが伝わりました。また、三学期は、卒業や進級に向けて一年間のまとめを行う大切な時期であるとのお話には、真剣に耳を傾ける姿が見られました。
「冬休みの思い出・三学期がんばること」の発表では、小学部は四年生が代表で進級に向けてがんばる決意表明をし、中学部代表は冬休みに家族で初詣に行ったことを発表しました。
まだまだ寒い日が続く三学期です。体調管理に気を付けながら、卒業や進級に向けて、今年度のまとめの学習にも取り組んでいきたいと思います。