中学部3学年1組では水の循環について学習しています。今回の校外学習では「三春ダム」と「大滝根水環境センター」へ施設見学に行ってきました。
三春ダムでは、屋外の施設を歩きながら設備の説明を聞いたり、迫力ある放水の様子を見学したりすることができました。みんな揃ってダムをのぞき込み、放水される水の迫力に大興奮でした。
大滝根水環境センターでは、汚れた水がどのように下水処理施設に運ばれ自然に戻されるまでの過程を映像で見たり、微生物が水をきれいにしている様子を顕微鏡で見たりさせて頂きました。実際に汚れた水の匂いを嗅いだり、職員の方の面白い話を聞きながら下水処理施設の仕事について理解を深めることができました。
9月22日(木)に、郡山自然の家において、中学部宿泊学習(日帰り)を行いました。当日は秋を感じる涼しく過ごしやすい気候の中、中学部1,2年生の生徒14名が元気に入所式に臨みました。
郡山自然の家では、フィールドワークを体験しました。生徒たちは「きのこ岩」を目指し、秋の装いをまとった道を全員で歩きました。山頂で山びこを体験したグループやアスレチックでたくさん体を動かしたグループなど、それぞれ充実した時間となりました。
楽しみにしていたバスや食事では、生徒一人一人が安全と感染症予防に配慮しながら利用することができました。
活動内容が制限された中での宿泊学習(日帰り)となりましたが、とても良い思い出になるとともに、「来年こそは、みんなで泊まりたいね。」という思いをもって帰路につきました。
春山校舎では、7月20日(水)に第一学期の終業式を迎えました。
一学期は早くから猛暑に見舞われ、とても過ごしにくい気候でしたが、新型コロナ感染症拡大防止対策とともに熱中症予防の対策を講じながら、安全に授業を行うことができました。 児童生徒のみんなで、元気に終業式に臨みました。
式では校長先生より、児童生徒の写真をスクリーンに提示しながら、一学期の学習活動を振り返る話がありました。児童生徒は自分の姿が映ると、指を差しながらとても喜び、学習の中で頑張ってきたことを楽しく思い返すことができました。早寝早起きやお手伝いなど、夏休みの間に取り組む約束を確認し、二学期の始業式にまた元気に登校することを約束しました。
暑い日が続きますが、夏休みを健康に過ごし、また二学期の学習を頑張っていきましょう。
中学部では今年度も「滝根B&G海洋センター」のプールを利用して、7月6日(水)と7月13日(水)の2回に渡り、水泳教室を実施しました。
室内プールのため、天候を気にすることなく水温32℃、室温31℃のとても快適な環境で、思い切り活動を楽しむことができました。
これまで水に顔をつけられなかった生徒が、ギュッと目をつむって勇気を出して潜ってみることができたり、水中を移動するときはプールサイドから手を離すことができなかった生徒が、ビート板を使って息継ぎしながらバタ足で進めるようになったりするなど、生徒たちの成長スピードに驚く2日間となりました。
滝根B&G海洋センターの職員の皆様、ご協力いただきありがとうございました。
7月7日に、小学部の5・6年生と中学部の農工芸班畑グループで、春から合同で栽培してきたじゃがいもの収穫を行いました。今まで種芋の植え付けや、除草、除虫、芽かき、花摘みなどを行い、丁寧に育ててきたじゃがいもでしたので、どの児童生徒も楽しみに参加していました。
小学部の児童が両手で茎をつかんで抜き、中学部の生徒がスコップで土を掘り起こすと、大きなじゃがいもがゴロゴロと姿を現しました。皆で歓声を上げながら夢中で拾い、袋やバケツがあっという間にいっぱいになりました。この日だけで10㎏以上収穫することができました。小学部の児童は、各々形の良いじゃがいもを選び、嬉しそうに持って帰りました。
中学部の生徒は、小学部の子が作業をしやすいように気を配りながら、優しく手伝うことができていました。繰り返しの交流の中で、年下の子を労わる気持ちが少しずつ育ってきているようです。
今後も、さつまいもの栽培で継続して合同学習を行ってく予定です。これらの活動を通して、さらに小中学部の子どもたちの間で交流を深めていきたいと思っています。
中学部1学年、2年2組、3年2組合同で、7月8日(金)、三春町にある「滝桜湖つみとりブルーベリー園」へ、ブルーベリーの摘み取り体験に行ってきました。オーナーの山口さんより、美味しいブルーベリーの見分け方について教えていただいた生徒たちは、たくさんの実の中から紫色のブルーベリーを見分けて摘み取り、嬉しそうに口に運んでいました。様々な種類の木があり、甘さ、酸っぱさ、香りの違いなどを発見しながら、ブルーベリーの魅力について知ることができました。
体験の最後には、手作りの美味しいブルーベリージャムの試食もさせていただきました。活動における約束や、施設利用におけるマナーを守り、集団で活動することができました。
ご協力いただいた、滝桜湖つみとりブルーベリー園の皆様、ありがとうございました。
7月に入り、春山校舎の学習畑では中学部の農工芸班畑グループが栽培したじゃがいも(キタアカリ)が、たくさん実りました。今年は特に生育がよく、400gを超える大きな芋もありました。中学部の前期産業現場等における実習で半分ほど収穫を行い、すでに50kgほどの収量になりました。
農工芸班畑グループでは、収穫したじゃがいもを丁寧に磨いて梱包し、手紙を添えて、普段から畑の関係でお世話になっている春山地域の方々にお礼のあいさつにうかがいました。地域の方には畑の借用や耕うんで大変お世話になっており、学習成果の報告も兼ねて生徒5名で訪問させていただきました。
訪問時には、生徒からお礼の手紙をお渡しすると共に、じゃがいもの贈呈を行いました。報告の中では、大きく形の良いじゃがいもの出来を大変ほめていただきました。生徒たちは皆、一生懸命に作ったじゃがいもの収穫を喜んでいただき、とても嬉しそうな様子で、今後の作業学習の励みになったようです。
今後も、折々に学習成果の報告を行うと共に、地域の方々との交流を深めていきたいと考えています。
6月27日(月)から7月1日(金)の5日間の日程で、中学部前期産業現場等における実習を実施しました。実習を行うにあたっては、感染症対策と熱中症対策を十分に講じて、安全な施行に配慮しました。
実習の内容は普段の作業学習と同様ですが、2~5校時を作業①から③に分け、長い時程で行いました。生徒一人一人が将来の進路選択につながる作業の継続性や技術の向上など働く力を身に付けるため、意欲的に取り組むことができました。
初めて実習を行った1年生も自分の得意なことに合わせてできる作業を見つけ、各々の作業内容に習熟できるよう頑張っていました。
実習を通してできあがった作業製品は、授業参観や学校祭の機会に販売をしていきたいと思います。
6月3日(金)に郡山地方広域消防組合 田村消防署の見学に行って来ました。
消防署員の方に案内していただきながら、署内を見学したり、車両を見学したりしました。
消防署内の見学では、仮眠室やトレーニングルームを見たり、防火衣(消防士の服)を羽織ったりしました。
また、車両見学では、機材の説明を受けたり救急車の乗車体験をさせていただいたりしました。
最後に、災害救助訓練の様子を見せていただきました。
生徒たちは、「すごい!」「がんばれー!!」と応援するなど、一生懸命に訓練に励む様子に心打たれたようでした。
消防署の方には質問にも一つ一つ丁寧に答えていただき、生徒一人一人がたくさんのことを吸収してきました。
今回学んだことを、今後の学習に活かしていきたいと思います。