10月24日(木)と25日(金)の2日間にわたり、春山校舎と石崎校舎において、学校見学会を実施しました。本校への就学や転学を考えている保護者の方、福祉事業所や行政機関などの関係機関の方が19名参加されました。今回は、石崎校舎の見学も行い、中学1年生、2年生の保護者の方に見学して頂きました。春山校舎では、学校の概要説明と就学に関する話、校舎見学を行い、石崎校舎では、校舎見学と実際の授業を参観して頂きました。次回の学校見学会は、1月を予定しています。詳細はホームページをご確認ください。


<小学部高学年 自立活動『身体を動かそう』>
活動に見通しを持ったり(環境の把握)、身体を動かしたり(身体の動き)することを目標とした授業研究を行いました。


活動の内容を確認し、授業に見通しを持たせます。


絵カードを提示し、自己選択・自己決定する機会を設けることによって、思考・判断・表現する力を高めることができるようにします。


ひもを飛び越えるため、ひざと足首を曲げます。教師の支援を受けて、身体の使い方を意識できるようになってきました。


事後検討会では、身体の動きを高めたり、緊張を緩めたりするための指導について具体的な意見が出され、充実した研修になりました。
10月9日(火)、火災を想定しての避難訓練を実施しました。避難指示の放送を聞き、ハンカチで口や鼻を押さえたり、ヘルメットを被ったりして、教師と一緒に落ち着いて避難をすることができました。
今後も命を守るための防災教育に取り組み、安全安心な学校作りに努めます。



今年は、厳しい残暑が続いた9月でした。2学期に入り、中学部では宿泊学習、高等部では修学旅行といった、学校生活の中でも大きな行事も行われました。今、たむら支援学校全体で、10月19日の「ゆめここ祭」に向けた学習に、取り組んでいます。
給食でも、みんなが頑張れるよう、おいしく栄養たっぷりのメニューを心がけて作っています。
<9月19日(木)食育の日 世界の料理『フランスの料理』>
献立:ごはん、牛乳、鶏肉のシャリアピンステーキ、リヨネーズポテト
彩り野菜と豚肉のゴマスープ、ももゼリー
フランス料理は、中華料理やトルコ料理と並ぶ「世界三大料理」のひとつで、西洋料理の代表として、親しまれています。調理法や洗練された味わい、芸術的な盛り付けは世界中で高く評価されています。
献立の「リヨネーズポテト」は、リヨン風のジャガイモという意味でフランス語では、ポンム・ド・テール・ア・ラ・リヨネーズと言います。バターでよく炒めた玉ねぎにゆでて皮をむいたジャガイモを加え、塩、コショウで味を付け、仕上げにパセリを振りかけました。

児童生徒の間で、人気だったメニュー、珍しくて話題になったメニューの紹介
<9月17日(火)「お月見こんだて」>
献立:くりごはん、牛乳、スコッチエッグ、しらす和え、お月見汁
お月見まんじゅう

<9月24日(火)「小学部4年生リクエスト献立」>
献立:ごはん、のりたまふりかけ、牛乳、鮭の塩焼き、にくじゃが
豆腐とわかめのみそ汁、アイスクリーム

(^▽^)/今月のおいしい顔
『フランス料理なので、食事マナーを心がけました!(高等部2年1組・2組)』


『おいしいときは、顔がしんけんになっちゃうんだ!(中学部2年1組)』



<小学部中学年 音楽 『おせんべやけたかな』>
音の違いに気付いたり、主体的・協働的に器楽の学習活動に取り組んだりすることができることを目標とした授業研究を行いました。

はじめに手遊びをしたり、おせんべいが焼ける紙芝居を見たりして、意欲を高めます。


音の違いが分かる色絵譜や、音の階段のイラストを提示します。音の並びや高低の関係を視覚的につかむことができ、階名の理解を助けます。

演奏練習の後、発表します。友だちの演奏を見て、「次は自分がやりたい。」と意欲が増すようでした。

事後検討会では、音楽を楽しみ、「音」への関心をより高めるための授業アイデアが出されました。また、検討会終了後も具体的な改善策について話し合われ、有意義な研修になりました。
9月10日(火)、講師に警察官2名をお招きして、教職員対象の不審者対応訓練を実施しました。講師の方にも不審者役として参加いただき、実際に不審者侵入を想定したロールプレイングを行いました。その後、不審者対応に関しての講話いただきました。さすまた等の様々な防犯グッズの使い方について具体的に実演を交え教えていただきました。訓練で学んだことを、活かしながら、安心安全な学校づくりに努めていきます。



<中学部 理科 『風やゴムで物を動かそう』>
ゴムの力を調べる活動を通して、それらの性質や働きが分かるとともに、予想をしたり結果を発表したりすることができることを目標とした授業研究を行いました。

前時までの学習を根拠に、見通しをもって予想します。
(「遠く」まで車を走らせるためには、ゴムを「長く」引くと予想しました)
実験して調べます。目的意識をもって事物・現象に働きかけていく活動です。

結果を確認します。現象を言語化するために、教師は「様子を表す言葉」を意図的に伝えます。
事後検討会では、生徒の学びの姿や授業改善のアイデア、教科等横断的な視点に立った資質・能力について意見交換が行われました。
8月20日(火)に福島県特別支援教育センター指導主事の仲野朋子先生をお迎えし、「教科等横断
的な視点で資質・能力を育成するための授業づくり」の演題で、中央教育審議会答申や学習指導要領等
を基に、育成を目指す資質・能力やカリキュラム・マネジメントについて御講演をいただきました。

また、参加者同士で意見交換する時間もあり、「『教科横断型の授業』と『教科等横断的な視点に立っ
た資質・能力』の違いがわかった。」「教科等横断的な視点を踏まえた学習内容について、考え直す機会
となった。」「カリキュラム・マネジメントに関して具体的に知ることができた。今後の単元構想に生か
したい。」など、多くの感想が寄せられ有意義な研修会となりました。


8月23日(金)に、国際医療看護福祉大学校より髙橋利行先生をお招きして、AED・心肺蘇生法講習会を実施しました。心臓マッサージやAEDの使い方だけでなく、窒息や誤嚥、頭部打撲、熱中症での応急処置について、様々な資料や実演を交えながら、講義をしていただきました。先生からは「大切なのは、応急処置をすることではなく、そういった事故が起きないように予防すること」というお話がありました。
二学期以降も学校事故の予防に努め、すべての児童生徒が安心して学校生活を送ることができるように、職員全員で努力していこうと気持ちを引き締めた1日でした。



