梅雨が明け、猛烈な暑さの日が続いています。7月19日に1学期終業式を迎え、楽しみにしていた夏休みが始まりました。今回は1学期後半に提供した特別メニューを紹介します。湿気や夏の気温の上昇から体を守るためにも、バランスの取れた食生活が大切です。食欲がなくなったり、つめたい物を多く摂ってしまったりすることも見られがちなので、バランスを考えつつおいしく食べられる献立を心掛けました。
<6月4日(火)『よくかんでねメニュー』>
献立:ご飯、牛乳、アジの南部焼、筑前煮、飛鳥汁、みそまめ
健康な歯を保つと、年をとってからもおいしく楽しく食事ができます。ずっとおいしく食べるために歯を大切にしましょう。 よくかんで食べることも歯と口の健康を保つために、心がけたいことの一つです。また、歯を強くするために必要なカルシウムたっぷりの献立です。

<6月14日(月)食育の日『福島県の食材を使ったメニュー』>
献立:ごはん、牛乳、カジキカツ、アスパラガスのカラフルソテー、なめこ汁、
ピーチコンポート
福島県では、キュウリ、さやいんげんをはじめ様々な野菜や果物が栽培されています。中でも、果物の桃は全国で2位の生産量を誇っています。6月の食育の日の献立では、デザートの桃のコンポートをはじめ、いわき市で水揚げされたカジキ、県内で栽培されたアスパラガス、ブロッコリー、なめこなど、福島県の食材にこだわった献立を考えました。学校や家の周囲でも様々な野菜が育てられています。給食で登場した野菜もなじみのある野菜がたくさんあったことに気づいたことと思います。

<7月5日(月)食育の日『たなばたのメニュー』>
献立:ごはん、牛乳、星型メンチカツ、たなばた汁、たなばたデザート(パインゼリー)
七夕の行事食といえば、日本の夏の風物詩とも言えるツルっとおいしい「そうめん」を思い出す方が多いと思います。七夕にそうめんが食べられるようになった由来はとても古く、なんと古代中国の話にまでさかのぼります。
古代中国の時代に、帝の子供が7月7日に熱病で亡くなりました。その亡くなった子供が、霊鬼神となって熱病を流行らせました。そこで、生前にその子の好物だった「索餅(さくべい)」をお供えしたところ、その熱病がおさまりました。中国伝来の縄のように編み上げた小麦粉のお菓子のようなもの「索餅」が、時代と共に形を変え、奈良時代に日本にも伝えられました。一般にも広がっていき、同じ小麦粉で作られた「そうめん」が七夕に食べられるようになり、「7月7日にそうめんを食べると1年間無病息災で過ごせる」という言い伝えになりました。給食では、たなばた汁のそうめんで無業息災を願いました。

<7月18日(木)食育の日『夏を元気に過ごそう献立』>
献立:ごはん、牛乳、豚肉の梅みそ焼き、小松菜のごまあえ、トマトスープ
メロンシャーベット
30度を超える暑さや湿度の高い日が続いています。そのため、体力が低下したり、食欲不振などの不調を感じたり、「夏バテ」の症状が出てしまうことがあります。
ビタミン類をたっぷり含んだトマト、なす、ピーマンなどの夏野菜で体の調子を整え、梅の酸味で食欲を増進させ、熱中症をふせぎましょう。

児童生徒の間で、人気だったメニュー、珍しくて話題になったメニューの紹介
〈6月17日(月)「タコライス」〉

〈6月26日(水)「しょうゆラーメン」〉

<7月12日「セルフハンバーガー(バンズパン、ハンバーグ)」>
『ハンバーガー、おいしくって自然と笑顔になりました(中学部3年1組)』


7月19日(金)春山校舎で小・中学部の第一学期終業式を行いました。
校長先生のお話では、一学期の活動の様子を小学部、中学部それぞれ写真で振り返りました。また、夏休みの過ごし方について「しっかり食べて、しっかり睡眠、しっかり運動の三つを意識して、元気に楽しく夏休みを過ごしてください。」とお話があり、児童生徒はイラストを見ながらよく話を聞いていました。
「一学期がんばったこと」では、小・中学部それぞれの代表が発表しました。小学部は、スライドに合わせて楽しかったことや頑張ったことなどを上手に発表しました。中学部は、田植えや運動会など楽しかったことを映像やタブレットの読み上げアプリを活用して発表しました。
みんな頑張った1学期。2学期もいろいろな学習に取り組んでいきましょう!



<高等部 自立活動 『相手の心を読み取ろう』>
他者の感情は、見ただけではわからないことに気付くとともに、他者の行動の背景を考えながら、適切な言葉をかけたり、行動できたりすることができるようになることをねらいとした授業研究を行いました。

「怒っているのかな。」「困っているように見える。」など、人物の表情を見て、気持ちを推測します。

自分の考えを級友に伝えます。共感したり、異なる考えを知ったりして思考の広がりを得ます。

映像を見て、人物の表情の理由を知ります。人の感情を考える際には、その人の背景を知ることが大切であることに気づきました。

授業の事後検討会では、指導内容や指導方法についての反省と、今後の授業展開について意見交換が行われました。
<高等部 自立活動 『相手に伝える方法を工夫しよう』>
場面に応じたコミュニケーションを図ることができるようになるために、伝達方法を自分で選択して、気持ちや考えを伝えられるようになることをねらいとした授業研究を行いました。

自分の目標を確認することで、学習の意義を理解して授業に臨みます。

伝えたい事柄をどの手段で表現するか、生徒が主体的に判断しています。

「自分のことを分かってくれる。」という教師への信頼感により、伝えたい思いがあふれてきます。授業が盛り上がりました。

授業の事後検討会では、授業の振り返りを行うとともに、個別の指導計画とのつながりや今後の指導方法等について意見交換が行われました。
6月11日(火)、田村消防署の署員さんに参加していただき、地震及び火災を想定しての避難訓練を実施しました。避難指示の放送を聞き、教師と一緒に落ち着いて避難場所へ移動することができました。
消防署員の方から、繰り返し訓練することが、上手に避難をするのために大切であるとのお話をいただきました。今後も避難訓練や防災教育を実施し、安全な学校作りに努めてまいります。




緑のまぶしい季節がやってきました。5月は、運動会やスポーツ大会も多く開催され、体を動かすのに適した季節とされています。新しい生活にも慣れるとともに、疲れが出やすい時期だともいわれています。バランスの取れた食事も、健康な生活に役立つことのひとつです。給食でも様々な旬の食材を取り入れていきますので、学校生活の楽しみの一つにしていただけたらと思います。
<5月2日(木)『こどもの日献立』>
献立:ご飯、牛乳、かぶとハンバーグ(ケチャップ)、たけのことツナのきんぴら、なめこのみそ汁、こどもの日デザート(まんじゅう)
5月5日こどもの日は、子どもたちみんなの成長を祝い幸せを祈る日です。
またお母さんに「ありがとう」の気持ちを伝える日でもあります。子どもの日に飾る兜(かぶと)や鎧(よろい)には、病気や交通事故などからこどもの体を守るように、という願いが込められています。給食では、子供たちみんなの健康を願い、兜に見立てた『かぶとハンバーグ』が登場しました。

<5月20日(月)食育の日『世界の料理・韓国』 >
献立:ごはん、牛乳、ヤンニョムチキン、ほうれんそうのナムル、わかめスープ、韓国風フルーツポンチ
韓国は日本の隣の国ですが、食文化には違いがあります。誰でも思いつくのは唐辛子やキムチではないでしょうか? また、韓国料理の美味しさを決めるカギとして、合わせ調味料のヤンニョムが多く使われます。ヤンニョムは調味料・香辛料・薬味野菜の総称であり、漢字では「薬念」と書かれ、「薬になるように念じる」という意味で名付けられたものです。給食では、韓国式フライドチキンとして知られている「ヤンニョムチキン」が登場しました。チキンに絡んだ甘辛いたれが食欲をそそります。ごはんとの相性もぴったりでした。

児童生徒の間で、人気だったメニュー、珍しくて話題になったメニューの紹介
<5月10日(金)「バンズパン・パン用チーズ・メンチカツ」 >

<5月15日(水)「しょうゆラーメン」>

<5月22日(水)「ホイコーロー丼・アップルシャーベット」>

今年度の研修テーマや研修の方法及び内容について共通理解を図り、現職教育を充実したものにしていくために、現職教育研修全体会を行いました。
【小・中学部研修テーマ】
児童生徒の学びをつなぐ授業づくり
~各教科等とのつながりを考え、より良い資質・能力を育もう~
小・中学部は、学習指導要領の内容を確実に実施(三観点での目標設定→単元評価)するとともに、各教科等とのつながりを活かして、児童生徒に必要な資質・能力を育むための授業づくりを行います。


R6 現職教育研修 構想図(小・中学部).pdf
【高等部】
生徒の学びをつなぐ授業づくり
~自立と社会参加につなげる自立活動の指導の充実を目指して~
高等部は、生徒がより豊かで自分らしい生活を営むことができるように、一人一人に応じた自立活動の指導内容を設定するとともに、生徒が学習の意義を理解して主体的に学ぶことができる自立活動の授業づくりに取り組みます。

R6 現職教育研修 構想図(高等部).pdf
入学・進級から一か月が経過しました。新しい教室・新しい仲間との給食の時間にも児童生徒たちの笑顔が見られます。給食を楽しく、おいしく食べていただくことも、健康な生活にとって、大切なことです。今年度も、毎月の「食育の日」をはじめ、様々な特別メニューで、季節や行事・地域の特色・栄養などに触れ、元気な学校生活を応援していきたいと思います。
<4月18日(木)『にゅうがくおめでとうこんだて』>
献立:春のかやくご飯、牛乳、さわらの西京焼き、菜の花のごまあえ、かきたま汁、いちごのカップケーキ
新入生の皆さんのための、入学お祝いメニューです。春のメニューということで、春が旬の菜の花やいちごを使ったメニュー、春に咲く花のイメージを取り入れたメニューにしています。また、春が旬のさわらを使った西京焼きを取り入れました。さわらは身が柔らかく骨も少ないことから魚が苦手な人でも、「鰆なら食べられる」という人も多いのではないでしょうか。日本古来から「春を告げる祝い魚」と言われてきたさわらを食べながら、給食でもお祝いすることができました。

<4月19日(金)食育の日『世界の料理・中国』 >
献立:ごはん、牛乳、麻婆豆腐、野菜春巻き、ワンタンスープ、マンゴープリン
長い歴史、独特の特徴、数多くのスタイル、そして絶妙な料理を備えた中華料理は、中国文化の重要な構成要素の1つです。 中国の伝統料理は、色、香り、味、見た目に特徴があります。給食では、日本人になじみ深い麻婆豆腐と春巻き。デザートにマンゴープリンが登場しました。

児童生徒の間で、人気だったメニュー、珍しくて話題になったメニューの紹介
<4月15日(金)「カレーライス」 > 
<4月23日(火)「ビビンバ」>

<4月26日(金)「ドックパン・棒ヒレカツ」>

校庭の桜のつぼみが膨らみ始めた中、本校春山校舎に小学部新入生7名、中学部新入生6名が入学しました。
保護者と一緒に緊張しながら入場する小学部1年生、緊張の中でも、堂々と入場する中学部1年生、それぞれが立派に式に臨みました。
式の中では、一人一人呼名を受け、自分なりの方法で返事をしました。校長先生より入学を許可され、正式にたむら支援学校の仲間入りをしました。
校長の「式のことば」やPTA副会長様からの「お祝いのことば」、多くの方々からのお祝いの電報をいただき、新入生の門出を祝う温かい入学式となりました。新入生の皆さん、これからみんなと楽しい学校生活を送っていきましょう!!




