学校の様子

令和元年度 小中学部卒業証書授与式

 令和2年3月17日(火)、小中学部の卒業証書授与式が春山校舎体育館にて行われました。今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため規模を縮小し、卒業生と保護者、ご来賓(PTA会長)、職員のみが出席しての実施となりました。卒業生は久しぶりの登校でいつもと異なる状況であったにもかかわらず落ち着いて卒業式に臨むことができました。
 小学部4名、中学部3名の卒業生は、一人一人が担任の呼名に応えて壇上に上がり、校長先生から卒業証書を授与されました。「式のことば」では、校長先生より、卒業生一人一人への称賛と励ましの言葉がおくられました。「お別れのことば」では、小学部・中学部の各代表が、学校生活の思い出やこれから頑張りたいことを堂々と発表することができました。卒業生一人一人が、卒業式という節目をしっかりと受け止め、自分らしく一生懸命に臨む姿に大きな成長を感じることができました。
 今年度の卒業式は、在校生の皆さんやご支援いただいている多くの皆様に参加していただくことができませんでしたが、皆様の思いも届いた暖かな卒業式となり、卒業生一人一人の門出を祝うことができました。
 ご理解とご協力をいただきました皆様、誠にありがとうございました。

  

 

 

 

 

 

        

(小中) 第3学期始業式

 1月8日(水)、小学部・中学部の第3学期始業式が行われました。
 楽しかった冬休みが終わり元気に登校した子どもたちは、先生や友達に「明けましておめでとうございます。」「今年もよろしくお願いします。」と挨拶したり、嬉しそうに笑ったりして新学期を迎えました。
 校長先生からは、新年のご挨拶や「子年」「オリンピック・パラリンピック」など新年に関すること、そして「3学期もともだちを大切に楽しく過ごしましょう。」とお話をいただきました。
 「冬休みの思い出」「3学期に頑張ること」の発表では、小学部2年生と中学部3年生がみんなの前で堂々と発表しました。「冬休みはおじいちゃんと1時間歩いた。」「2020年はラジオ体操第一をがんばる。」「高等部入試に向けて勉強をがんばる。」など、立派に発表することができました。
 学級では児童生徒一人一人が、今年や3学期の目標をお話しするなど、元気に新年がスタートしました。

 

 

 

 

 

 

 

(小中)第2学期終業式

 12月24日(火)、小・中学部の第2学期終業式が春山校舎で行われました。
 校長先生からは、「2学期にみんなが力を合わせて頑張ったこと『ゆめここ祭』や『畑の学校』でのみんなの頑張りに大きな『はなまる』です!」とお褒めの言葉をいただき、みんなで拍手し合いました。そして、「みんなを応援してくれた友達や先生、家族に感謝の気持ちをもち『ありがとう』と伝えましょう。」というお話がありました。
 続いて、小学部と中学部の代表の児童生徒による「2学期に頑張ったこと」の発表がありました。小学部1年生は、ハードルを跳べるようになったこと、自分の名前の平仮名を覚えたこと、ラジオ体操が上手にできるようになったことを皆の前で元気に発表しました。中学部1年生は、作業学習や産業現場等における実習を通して自分でできることが増えたことを堂々と発表することができました。
 2学期は、台風等の自然災害もあり学校生活にも影響がありましたが、児童生徒一人一人が日々の学習に頑張って取り組み、81日間を無事に終えることができました。
お世話になった皆様に御礼申し上げますとともに、来年もご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

(小中)「畑の学校」合同成果発表会

 小学部と中学部が力を合わせて6月から取り組んできた「田んぼの学校・畑の学校」の合同成果発表会に、小中学部各1名が参加し、成果報告をしました。
 県内8校の小学校が参加し、各校が様々な形で学習の成果を発表しました。本校は、学校の紹介、育てた野菜の紹介、活動の様子(写真)の発表、学習成果の発表の後に「たむら支援学校畑の学校クイズ」を行いました。育てた野菜や田村市に関することなど5問を出題しました。児童・教員・農林事務所関係の方々など、会場にいる全員にクイズを出題し、1問1問大変盛り上がりました。
 参加した児童生徒は、大きな会場での発表に大変緊張していましたが、練習の成果を発揮して堂々と発表することができました。
 3年間継続の活動で来年度が最終年となりますが、地域の方々のご協力をいただきながら、さらに活動を充実させていきたいと思います。

 

 

 

 

 

(小・中)畑の学校 調理・閉校式

 10月末に収穫した野菜を使って、11月1日に豚汁を作りました。

 小・中学部の児童生徒が「白菜とこんにゃくをちぎる」「豆腐をスプーンで1口分すくう」「人参と大根の皮むきをして切る」などの活動グループに分かれて取り組みました。各学級での調理学習の経験を思い出しながら、自分達が育ててきた野菜を使っての調理活動に意欲をもって取り組んでいました。そして、具材の感触を感じながらちぎったり、包丁を丁寧に使って切ったり、児童生徒が「豚汁を作る」という1つの目的に向かって取り組むことができました。

 調理活動後にプレイルームに集まり、閉校式を行いました。閉校式の中で児童生徒の代表4名が今年度の畑の学校で頑張ったことを発表しました。児童生徒それぞれが実演や感想などでこれまでの活動で頑張ったことを堂々と発表することができました。閉校式後は県中農林事務所の方々と一緒に豚汁をおいしくいただきました。
 今年度、畑の学校でお世話になりました県中農林事務所及び地域の皆様、ありがとうございました。


 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

(小・中)畑の学校 収穫活動

 10月29日。畑の学校4回目の活動として野菜の収穫活動を行いました。

 はじめに県中農林事務所の3名の職員の方から野菜の収穫の仕方を教わり、自分達が種まきや苗植えした大根、里芋、人参を各学年に分かれて収穫しました。児童生徒は、人参や大根の葉を握って土から引っ張り上げながら抜いたり、「よーい、しょっ」と掛け声をかけながら抜いたりしました。また、里芋の収穫では、スコップを使い、土を掘り起こしてから収穫しました。土から出てきた苗から里芋を探し、見つけると嬉しそうに収穫する姿も見られました。成長して大きくなった野菜をたくさん収穫できて、児童生徒がそれぞれ充実した表情を見せていました。 

 11月1日に、収穫した野菜を調理してみんなで豚汁を作って食べます。そして、今年度の「畑の学校」の活動を振り返りながら閉校式を行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和元年度 ゆめここ祭

 10月19日(土)本校春山校舎にて「ゆめここ祭」が開催されました。小学部、中学部、高等部の児童生徒が一堂に会し、日頃の学習の成果を発揮する絶好の機会となりました。
 はじめに、本番当日まで準備や運営を行ってきたゆめここ祭実行委員(小中高の各学部代表児童生徒)が、ゆめここ祭のスタートとなるオープニングと開会宣言を堂々と務めました。

 

 

 

 

 

 

小学部のステージ発表では、1,2学年、3,4学年、5,6学年に分かれ、子供たち一人一人が、得意なこと、練習を重ねてできるようになったことを発揮し、友達とともに笑顔あふれる発表を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 中学部は全員が一丸となって、合奏「パプリカ」とダンス「ひょっこりひょうたん島」を発表しました。活気に満ちたステージ発表を終えると、すぐに作業製品販売の準備にも取りかかりました。たくさんのお客様とやりとりでは、緊張している様子も見られましたが、自分たちが作った製品を買っていただいたことで、更なる意欲へとつながったようでした。

 

 

 

 

 

 

 高等部では、ステージ発表の場で「高等部紹介」が新たに設けられました。普段の学習で各作業班が大切にして取り組んでいることを、自分たちの言葉で伝えることができました。作業製品販売や喫茶「Café Azalea(カフェ アゼリア)」では、多くの来客された皆様に喜んでいただき、練習を重ねた成果を十分に発揮できました。

 

 

 

 

 

 

当日はあいにくの天候ではありましたが、たくさんのご家族・地域・関係者の皆様にご来場いただき、子供たちに声援や温かな拍手を送っていただきましたことを、心よりお礼申し上げます。

第2回PTA奉仕作業

 10月11日(金)、第2回PTA奉仕作業が行われました。春山校舎には小学部保護者25名、石崎校舎には中学部・高等部保護者16名が参加してくださいました。
 今週開催される学校祭に向けて、春山校舎全体の窓ふきやモップかけ等の清掃を行っていただきました。また、石崎校舎での奉仕作業は今回が初めてでしたが、廊下やトイレ、昇降口等1階エリアを中心に清掃を行っていただきました。
 普段手が届かないところまで丁寧に清掃していただき、児童生徒たちも気持ちよく学習活動に参加できます。保護者の皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(小・中)第2回避難訓練

 10月3日(木)に火災発生を想定した訓練を行いました。今回は火元が家庭科室であったため、前回と異なる避難経路で避難しましたが、児童生徒全員が落ち着いて避難することができました。避難後、田村消防署の方からは「ハンカチで口に煙が入らないようにする」、「帽子を被る」など、火災が起きた時の対応について具体的にお話をいだだきました。
 訓練後は、正面玄関前に駐車していただいた消防車を見たり、車内に乗ったりすることができました。今後も火災が起きた時に訓練の経験をいかして迅速な対応がとれるよう防災教育を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

フコク生命 訪問コンサート

 9月24日(火)に、フコク生命主催による鑑賞教室が開かれ、小中学部の児童生徒が参加しました。体育館には、普段なかなか目にすることが難しい「スタンウェイ」のグランドピアノが2台運び込まれ、ピアニストの中井恒仁さん、武田美和子さんのお二方による華麗なピアノ演奏が行われました。

 

 

 

 

 

 ソロ演奏によるリスト作曲の「ラ・カンパネラ」やショパン作曲の「革命」、連弾によるベートーベン作曲の「歓喜の歌」、本校児童生徒からのリクエスト曲を集めた「童謡メドレー」などが演奏され、体育館いっぱいに迫力のある美しい音楽が響き渡りました。
 「タッチ・ザ・ピアノ」というコーナーも設けられ、ピアノの演奏を間近で鑑賞することができました。ピアノの中を覗き込んでみると太い弦が張り巡らされていたり、ピアノに触れると振動が手に伝わってきたりしました。また、ピアノの下に潜り込んでみると、大きな音が全身に響いてくることを実体験することができ、児童生徒は驚きと発見で目がキラキラと輝いていました。

 

 

 

 

 

生演奏による音楽に触れ、プロの演奏者と交流し、楽器の魅力を感じ取ることができた、素敵なひと時となりました。