2022年12月の記事一覧
「 中学部 後期産業現場等における実習 」
中学部では、11月28日から12月2日までの5日間、後期の産業現場等における実習を行いました。継続した実習時間の中で、各々の生徒が自己の目標達成に向けて、様々な作業に取り組みました。
作業の内容としては、後期の実習では家庭班・農工芸班・請負作業班を設定しました。
請負作業班では、本宮の企業からいただいたボールペンの組み立ての仕事を行い、企業活動をイメージしやすい作業内容として今まで以上に緊張感をもって取り組みました。
家庭班・農工芸班でも、新しい製品や季節製品を次々と生産し、中学部授業参観等で販売することができました。
継続した作業を通して、報告・連絡・相談の大切さや、自ら目標をもって取り組むことの意味、友達と協力して仕事を進めることの喜びなど、様々な学びがある実習期間となりました。
「 地域交流 お世話になっている地域の方へ 大根贈呈 」
11月には、春山校舎の学習畑では中学部の農工芸班畑グループが栽培した大根が、たくさん実りました。農工芸班畑グループでは、夏のじゃがいもに続き、収穫した大根を丁寧に磨いて梱包し、手紙を添えて、普段から畑の関係でお世話になっている春山地域の方にお礼のあいさつにうかがいました。
訪問時には、生徒からお礼の手紙をお渡しすると共に、大根の贈呈を行いました。報告の中では、みずみずしく重い大根の出来を大変ほめていただきました。生徒たちは皆、一生懸命に作った収穫物を喜んでいただき、とても嬉しそうな様子で、今後の作業学習の励みになったようです。
今後も、折々に学習成果の報告を行うと共に、地域の方々との交流を深めていきたいと考えています。
「小中学部間交流 さつまいもを収穫しよう!」
10月20日に、小学部の5・6年生と中学部の農工芸班畑グループで、合同で栽培してきたさつまいもの収穫を行いました。植え付けからつる返しまで、協力して丁寧に育ててきたさつまいもなので、児童生徒全員楽しみに参加しました。
中学部の生徒がスコップで土を掘り起こし、掘りやすくなったところを、小学部の児童が両手で茎をつかんで抜き、たくさんのさつまいもがゴロゴロと姿を現しました。皆で一生懸命に拾い上げ、黄色いかごがあっという間にいっぱいになりました。小学部の児童は、各々形の良いさつまいもを選び、嬉しそうに持って帰りました。
年間を通して、じゃがいもとさつまいもの栽培を通し、小中学部が協力して学ぶ機会を得ることができました。今後も小中学部の子どもたちの間で、交流を深めていきたいと思っています。
中学部2年 高等部体験学習
12月9日(金)、高等部の学習活動を見学したり体験したりすることで、高等部について知り、中学部卒業後の進路について関心を高めることができることを目的として、たむら支援学校高等部を見学、体験してきました。
作業体験では「家庭班」「総合サービス班」それぞれの作業を体験させていただきました。
高等部生の黙々と集中する姿に圧倒されながらも、それぞれのペースで集中して作業に取り組むことができました。
作業体験のあと、高等部についての様々な疑問を高等部主事に答えていただきました。
「たくさんの勉強があるなぁ・・・」
「僕も電車通学したい!」
これまで漠然としていた高等部についてイメージをもつことができたようです。
今回の体験学習を活かし、それぞれの進路実現に向けて、これからも学びを深めていきたいと思います。