11月19日(水)、小学部、中学部、高等部の1学年の保護者を対象とした給食試食会が行われました。参加した保護者は、毎日子どもたちが食べている給食を試食し、その後、栄養士から「たむら支援学校の給食」というテーマで給食の内容や調理での配慮事項、学校給食の栄養基準及び給食の安全確保等について話を聞きました。特に、栄養基準についてでは家庭で不足しがちなカルシウムや鉄などのミネラルを補ったり、健康のために塩分を控え薄味にしていたりするといった話があり、参加者が熱心に聞き入る様子が見られました。食育の学習で使用している視覚資料も紹介され、食事の大切さを保護者の皆様と共に確認する良い機会になりました。


今年度、本校では年に4回(5月・6月・10月・1月)、「学校見学会」を
行っています。
お子さんの就学先を検討している保護者や福祉事業所の方等多くの方に参加
いただき、本校の教育活動や就学の流れについての説明や校舎内の見学をとお
して、本校や特別支援教育への理解を深めていただく機会としています。
4回目は、1月22日(木)・23日(金)に実施予定です。詳細については、
後日ホームページに掲載します。

<9月19日(金)食育の日 『野菜の働きについて知ろう』>
献立:ごはん、牛乳、ヤンニョムチキン、三色ナムル、ピーマンときのこのたまごスープ
韓国風フルーツポンチ
野菜には、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。体の調子を整える、生活習慣病を予防する、血糖値の急上昇を抑える、腸内環境を整えるといった多様な働きがあります。これらの栄養素は、体を正常に保ち、健康維持に不可欠です。
成長期の子どもたちにとって野菜を食べることが体を構成する細胞の増殖や、骨や筋肉の成長につながります。9月の食育の日は野菜の働きを意識し、たくさんの野菜を使った献立にしてみました。
<10月8日(水)『非常時の食事について考えよう』>
献立:セルフおにぎり、ふりかけ、のり、牛乳、さばの味噌煮、豚汁、バナナ
10月8日(水)は、春山校舎で避難訓練が行われました。併せて給食では『非常時を想定した献立』を給食で食べることにしました。
中学部では、災害時の給食についての動画を見た後、ビニール袋を使用してα米のごはんでセルフおにぎりづくりを行いました。自分で作ったおにぎりをおいしくいただきました。
いつもの生活ができることが一番ですが、どんな時でも工夫して楽しくおいしく食事をするという大切なことを学ぶ機会となりました。


<10月21日(火)食育の日『お魚パワーを知ろう!!』>
献立:ごはん、牛乳、さばの南部焼き、豚肉と大根の煮物、トマトとなめこの味噌汁
魚にはタンパク質、不飽和脂肪酸(DHA、EPA)、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。これらの栄養素が健康に様々な良い効果をもたらします。特に、血液をサラサラにする作用のあるDHA・EPAは生活習慣病の予防に役立ち、記憶力や集中力などにも良い効果があるといわれています。また、たむら支援学校の給食の献立の中で魚はとても人気がある食材です。10月の食育の日にはみんなが好きな和食の献立で魚をおいしく食べてほしいと思って作りました。

(^▽^)/今月のおいしい顔
『パンを食べるおいしい顔があつまりました!』

この日のメニューは、黒糖パンです。ほんのり甘いパンをゆっくり味わって食べました。
『真剣に!食べる!おいしい顔が集まりました。』

さつま芋と昆布の煮物を食べています。「甘いさつまいも、味が染みている昆布もおいしい!」
素材一つ一つを楽しんでいます。

ごはんもりもり、みそ汁もおいしい。和食はみんなの人気メニューです。
8月21日(木)に、新潟大学 教育学部 教授 有川宏幸先生をお招きして、「個に応じた支援につなげるための子どもの行動のよみとり」のテーマで御講話いただきました。当日は、当校教員を含め、83名が参加しました。
分析したい行動の定義や直前、直後の行動を客観的に捉えることでズレのない支援に繋がること、行動を変えるための効果的な支援の在り方など、具体的な事例を基に大変分かりやすく、ユーモアを交えながらお話いただきました。
今後の指導にすぐに生かせる内容であり、参加された方からも「事実に基づいて客観的に分析することで、行動の意味や理由を見取れることが分かった。」「目の前がすっきりした気がした。有川先生の話を聞いて、子どもの行動の因果関係がよく分かった。」などの感想が多く寄せられ、学びの多い大変有意義な研修会となりました。

<6月6日(金) 『歯と口の健康を守ろう』>
献立:黒糖パン、牛乳、野菜コロッケ、かみかみサラダ、鶏のミルクみそスープ
6月4日から10日の5日間は、歯と口の健康週間です。給食では、かむ力を育て歯を丈夫にする食材を使用した献立にしました。しっかり噛んで、おいしく食べることができたでしょうか。歯をつくるカルシウム豊富な食材として知られているミルクや、鉄分を強化したコロッケも取り入れました。

< 6月19日(金)『りっちゃんサラダについて』>
献立:ごはん、牛乳、チキンピザソース焼き、磯部和え、りっちゃんサラダ、小松菜の澄まし汁
給食の副菜にりっちゃんサラダを取り入れました。「りっちゃんサラダ」という名前のサラダをご存じでしょうか?1989年から教科書に載っている 「サラダで元気」というお話の中で、りっちゃんという女の子がお母さんのために作ったサラダ「元気サラダ」がもとになっています。

<材料>
きゃべつ1/2個、キュウリ1本、にんじん1/2本、ハム4枚、切り昆布30g、コーン缶詰1缶、鰹節一握り
<調味料>
しょうゆ小さじ2、砂糖小さじ1、お酢大さじ2、みりん小さじ1、塩4つまみ、サラダ油大さじ2
<作り方>
1.キャベツ、にんじん、きゅうりは千切りにしてゆで、水けをきって冷蔵庫で冷やしておく。
2.ハムは細切り、コーンは水気を切って合わせる。
3.2に昆布と鰹節を加えざっくりまぜる。
4.1と3、調味料を合わせて完成!
<7月7日(月)食育の日『七夕の行事食を知ろう』>
献立:ピラフ、牛乳、星型コロッケ、キラキラサラダ、夜空スープ、七夕デザート
七夕には、様々な行事食があります。地域によっても様々です。
○そうめん…そうめんを織り糸に見立てて、裁縫や芸事の上達を願います。
○笹団子(新潟)…七夕と縁の深い「笹の葉」で包んだお餅です。
○笹かまぼこ(宮城)…「七夕=笹」と言われています。7月7日は「笹かまの日」
○七夕ほうとう(長野)…長野県の松本地域では「ほうとう」にあんこやきなこを加えた甘いほうとうが食べられています。
給食では、1年に一度天の川で会える織姫と彦星へお祝いの気持ちを込めて星をたくさん散りばめました。

<7月17日『バランスの取れた食事をしよう~夏休み編』>
献立:豚キムチ丼、牛乳、もち米肉団子、豆腐の中華スープ、スイカ
暑い日が続く今年の夏。ついついさっぱりした冷たいものを食べたくなります。夏休みは学校が休みにな ることもあり、「生活リズム」が崩れてしまうことがあります。暑い夏を健康に乗り切るためには「体内リズム」と「生活リズム」が大きくかかわってきます。 主食・主菜・副菜、果物や牛乳がそろったバランスの取れた食事をとることで「体内リズム」を整えることができます。2つのズレをなくすために、私たちにできることの一つが朝ごはんをしっかり食べることです。元気いっぱい夏休みを過ごすためにみんなで『朝ごはんスイッチ』を入れましょう!

令和7年6月24日(火)にPTA教養委員会主催 第1回学習会を開催し、
多くの保護者の皆様にご参加いただきました。
当日は、自立訓練(生活訓練)就労移行支援凸ゼミ福島 株式会社凸 サービス管理責任者 原 美子 氏をお招きし、「子どもたちが幸せに生きるために~まわりとつながること~」をテーマにご講演いただきました。
就労後の生活や家庭でできる具体的な支援方法等について、大変分かりやすくお話しいただき、有意義な時間となりました。
今回の学習会が、皆様のお子様への理解を深め、今後の支援に役立つ一助となれば幸いです。


<4月18日(金)食育の日 『バランスの取れた食事のとり方について知ろう』>
献立:ドッグパン、はちみつ、牛乳、棒ヒレカツ、アスパラガスサラダ、コーンチャウダ
バランスのとれた食事は、①体を動かすエネルギーとなる主食②体を作るための主菜 ③体の調子を整える野菜をメインとした副菜④第2の副菜の役割を持つ汁物④果物や乳製品がそろっていることが良いとされています。学校の給食は、毎回バランスも考えて作られています。

<5月1日(金)『こどもの日の行事食』>
献立:ごはん、牛乳、カツオフライ、磯部和え、若草汁、鯉型まんじゅう
5月5日は「こどもの日」です。こどもの日は端午の節句ともいい、子供たちが元気に育ち、大きくなったことをお祝いする日です。こどもの日にはこいのぼりを飾る風習があります。こいのぼりには子供たちが健康に強く育つようにという願いが込められています。子供たちの健康を願い、給食のデザートに鯉型まんじゅうを取り入れました。

<5月19日(月)食育の日『みどり色の食べ物について知ろう』>
献立:ビビンバ、牛乳、わかめスープ、豆乳プリン
「カラフルな食べ物」を意識してみましょう。例えば赤いトマト、黄色のバナナ、緑のほうれん草など、いろいろな色の食べ物を食べることで、いろいろな種類のビタミンが取れます。

(^▽^)/児童・生徒に人気があった献立
<5月23日(金)世界の料理を知ろう『フランス料理』>
献立:コッペパン、ブラック&ホワイト、牛乳、白身魚フライ、ミモザ風サラダ、ポトフ
新鮮な食材と繊細な調理技術が要求されるフランス料理の献立です。ブロッコリーの緑やニンジンのオレンジ色も楽しみながらいただきました。

今年度の研修テーマや研修の方法及び内容について共通理解を図り、現職教育研修を充実させていくために、全体会を行いました。
たむらの学びを「つなぐ」「たかめる」授業デザイン(1年次)
~カリキュラム・マネジメントの視点で育む資質・能力~
上記のテーマの下、たむら支援学校では今年度から3年計画で研修に取り組みます。
これまでの研修で取り組んできた学習指導要領における各教科等の資質・能力の育成(3観点で目標設定→学習評価)を行うための研修に加え、カリキュラム・マネジメントの視点で授業をデザインします。
教科等横断的な視点に立った資質・能力の育成や、学年間・学部間の系統性、他教科等とのつながり、地域資源の活用等、カリキュラム(教育課程)全体を見渡し、教育活動の質を高めるための研修を進めていきます。
