中学部の様子
「 小中学部間交流 じゃがいもを収穫しよう! 」
7月7日に、小学部の5・6年生と中学部の農工芸班畑グループで、春から合同で栽培してきたじゃがいもの収穫を行いました。今まで種芋の植え付けや、除草、除虫、芽かき、花摘みなどを行い、丁寧に育ててきたじゃがいもでしたので、どの児童生徒も楽しみに参加していました。
小学部の児童が両手で茎をつかんで抜き、中学部の生徒がスコップで土を掘り起こすと、大きなじゃがいもがゴロゴロと姿を現しました。皆で歓声を上げながら夢中で拾い、袋やバケツがあっという間にいっぱいになりました。この日だけで10㎏以上収穫することができました。小学部の児童は、各々形の良いじゃがいもを選び、嬉しそうに持って帰りました。
中学部の生徒は、小学部の子が作業をしやすいように気を配りながら、優しく手伝うことができていました。繰り返しの交流の中で、年下の子を労わる気持ちが少しずつ育ってきているようです。
今後も、さつまいもの栽培で継続して合同学習を行ってく予定です。これらの活動を通して、さらに小中学部の子どもたちの間で交流を深めていきたいと思っています。
「校外学習 ブルーベリー園に行こう」
中学部1学年、2年2組、3年2組合同で、7月8日(金)、三春町にある「滝桜湖つみとりブルーベリー園」へ、ブルーベリーの摘み取り体験に行ってきました。オーナーの山口さんより、美味しいブルーベリーの見分け方について教えていただいた生徒たちは、たくさんの実の中から紫色のブルーベリーを見分けて摘み取り、嬉しそうに口に運んでいました。様々な種類の木があり、甘さ、酸っぱさ、香りの違いなどを発見しながら、ブルーベリーの魅力について知ることができました。
体験の最後には、手作りの美味しいブルーベリージャムの試食もさせていただきました。活動における約束や、施設利用におけるマナーを守り、集団で活動することができました。
ご協力いただいた、滝桜湖つみとりブルーベリー園の皆様、ありがとうございました。
「 地域交流 お世話になっている地域の方々へ ジャガイモ贈呈 」
7月に入り、春山校舎の学習畑では中学部の農工芸班畑グループが栽培したじゃがいも(キタアカリ)が、たくさん実りました。今年は特に生育がよく、400gを超える大きな芋もありました。中学部の前期産業現場等における実習で半分ほど収穫を行い、すでに50kgほどの収量になりました。
農工芸班畑グループでは、収穫したじゃがいもを丁寧に磨いて梱包し、手紙を添えて、普段から畑の関係でお世話になっている春山地域の方々にお礼のあいさつにうかがいました。地域の方には畑の借用や耕うんで大変お世話になっており、学習成果の報告も兼ねて生徒5名で訪問させていただきました。
訪問時には、生徒からお礼の手紙をお渡しすると共に、じゃがいもの贈呈を行いました。報告の中では、大きく形の良いじゃがいもの出来を大変ほめていただきました。生徒たちは皆、一生懸命に作ったじゃがいもの収穫を喜んでいただき、とても嬉しそうな様子で、今後の作業学習の励みになったようです。
今後も、折々に学習成果の報告を行うと共に、地域の方々との交流を深めていきたいと考えています。
「 令和4年度 中学部前期産業現場等における実習 」
6月27日(月)から7月1日(金)の5日間の日程で、中学部前期産業現場等における実習を実施しました。実習を行うにあたっては、感染症対策と熱中症対策を十分に講じて、安全な施行に配慮しました。
実習の内容は普段の作業学習と同様ですが、2~5校時を作業①から③に分け、長い時程で行いました。生徒一人一人が将来の進路選択につながる作業の継続性や技術の向上など働く力を身に付けるため、意欲的に取り組むことができました。
初めて実習を行った1年生も自分の得意なことに合わせてできる作業を見つけ、各々の作業内容に習熟できるよう頑張っていました。
実習を通してできあがった作業製品は、授業参観や学校祭の機会に販売をしていきたいと思います。
「中学部交通安全教室」
6月22日(水)に、田村自動車教習所において、中学部交通安全教室を行いました。
教習所では5名の職員の方から、「信号機がある横断歩道の渡り方」や「飛び出しの危険」、「大型自動車の内輪差」などを教えていただきました。実際に自動車が走行する中を、生徒たちは緊張しながらも、信号を確認し、「右、左、右」を見て、手を挙げて横断歩道を渡ることができていました。
昨年度に引き続き、ご協力いただいた田村自動車教習所の皆様に感謝するとともに、生徒たちが今回の交通安全教室で学んだことを生活の中で実践し、安全に気をつけて行動してほしいと思います。