2021年11月の記事一覧

研修部 「 たむら支援学校 特別支援教育セミナー 」

 

 11月23日(月)に「令和3年度 たむら支援学校 特別支援教育セミナー」を開催しました。茨城大学教授の新井英靖先生に「資質・能力を育む各教科の授業づくり~指導と評価の一体化~」の演題で御講演をいただきました。新井英靖先生には、今年度の夏季セミナーでも御講演いただいており、先生の多岐にわたる実践や研究の経験から導き出される指導助言は、今後の子どもたちへの支援・指導に大いに参考となるものでした。

 今回の講演では、「資質・能力の育成、教科学習、見方・考え方、評価方法」の4つのキーワードをもとに、実際の教育現場で役立たせることができるアドバイスをたくさん頂戴することができました。今後の指導・支援に生かしていきたいと思います。

  

保健部 「 11月の特別メニュー 」

<11月17日(水) 食育の日 いい歯のメニュー>

献立:かきあげうどん、いかのみそ和え、まんてん黒豆

 11月8日の「いい歯の日」にちなんで、いい歯の日メニューを出しました。健康でいい歯を保つためにも、食事の後にしっかり歯磨きすることが大切です。また、よくかむことで唾液がたくさん出るので、むし歯菌が増えるのを防ぐことができます。給食では、よく噛んで食べる食材として、かき揚げにはごぼうや人参、みそ和えにはいか、デザートには乾燥した黒豆を使いました。いい歯でなんでもおいしく食べられるよう、歯磨きとよくかんで食べることを忘れないようにしましょう。

<11月24日(水)食育の日 和食メニュー>

献立:ごはん、たらのもみじ焼き、おでん、白菜のみそ汁、みかん

 11月24日の「和食の日」にちなんで、和食メニューを出しました。和食とは、日本の食材や調味料を使って作る料理のことで、旬の食材を取り入れ、季節の移り変わりを表現します。給食のメニューでは旬の食材として、おでんに大根、里芋、みそ汁に白菜、デザートにみかんを使いました。また、季節を意識して、たらはもみじ焼きにしました。もみじ焼きは、紅葉したもみじの葉のように色を赤く仕上げた焼き物のことをいいます。給食では人参とマヨネーズのシンプルな味付けで作りました。和食は、栄養バランスのとれた健康的な食事なので、たくさん食べて寒い冬にかぜなどひかない体を作りましょう。

衛生講話について

 11月17日(水)春山校舎にて、常葉町の青山医院より青山庸二院長を講師に迎え衛生講話を実施しました。生活習慣病予防をテーマに、病気の発生や経過、予防方法など写真などを交え、丁寧に解説していただきました。元気な笑顔で、生徒に接することができるよう健康管理に気を付けてまいります。

たむら支援学校 校内研修 高等部グループ授業研究(その1)

高等部グループ(その1)において授業の事前検討会、研究授業、事後検討会を行いました。

事前検討会では、「クラスシート・プラン」、事後検討会ではグループに分かれ、本校で作成、使用している「クラスシート・チェック」をもとに話し合いを進めました。

事前検討会や事後検討会の詳しい実施の様子については、過去の投稿をご覧ください。

今回は、研究授業の内容について紹介しながら、校内研修の様子をお伝えします。

校内研修の様子.pdf

保健部 「 第2回 給食試食会 」

 11月11日(木)に小学部2学年から6学年、中学部2・3年、高等部2・3年生の保護者を対象として、第2回給食試食会があり、9名の保護者が参加しました。

 実際に子ども達が食べている給食を試食したあと、本校栄養士から「たむら支援学校の給食について」というテーマで給食の内容や調理での対応、学校給食の栄養基準、給食の安全確保について講話がありました。

 また、年齢によってパンや麺の量が違い、実際にパンを手に取り見比べてみました。最後に給食室の調理器具や調理過程の写真を見ながら説明があり、給食室の様子も見ていただくことができました。参加された保護者からは「子ども達が食べやすいように、工夫して調理されていることが分かった。」「味付けの参考にしたい。」「給食室の写真を見て、整理、整頓されとてもきれいでした。」などの感想もあり、本校の給食についての取り組みを知っていただく良い機会となりました。

 

献立について聞きながら 試食中

コロナ対策で黙食にご協力いただきました

本日の献立

・ご飯 ・牛乳 ・鮭の醤油マヨ焼き ・和風ラタトゥイユ ・豆腐としいたけのすまし汁 ・ビーンズカル

栄養士による栄養講話

「たむら支援学校の給食について」

調理器具について 

写真を見ながら説明

渉外部より 「第42回福島県特別支援学校PTA連合会」

11月12日(金)に『第42回福島県特別支援学校PTA連合会研究大会』が開催されました。

今大会は、新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止のため、たむら支援学校をメイン会場に県内の特別支援学校をリモートで繋ぎ、初めてのオンライン開催となりました。

 各校のPTA活動紹介は、短い時間の中でしたが、PTAの組織や現状について情報交換をすることができました。

 講演会は、『一般社団法人つくし ジョブ・サポート笑心』所長である奥野大亮様を講師にお招きし、「卒業後の社会参加と自立を目指して~家族で取り組む今できること」をテーマに御講演いただきました。就労して終わりではなく、働きながらうまくいかなかったときの理由やその時の気持ち、人との関わりの中で相手がどう考えるかなど、寄り添ってともに考える取り組みなどを事例を交えてお話いただきました。

 たむら支援学校が事務局を担当した2年間は、コロナ禍の影響により書面決議や規模を縮小した形で今までとは違った運営となりました。各校の協力のおかげで何とか事務局の役割を果たすことができました。本当にありがとうございました。

 来年度から、事務局が大笹生支援学校に変わります。

 次年度以降は、総会や研究大会を皆様と一同に会して行い、本県の特別支援学校の子どもたちの教育の充実に向け、本会が益々充実していくことを祈念いたします。

   

 

  講演会講師 奥野大亮様 特P連会長