2024年9月の記事一覧

研修部 授業研究の様子

<小学部中学年 音楽 『おせんべやけたかな』>

 音の違いに気付いたり、主体的・協働的に器楽の学習活動に取り組んだりすることができることを目標とした授業研究を行いました。

 

 

 はじめに手遊びをしたり、おせんべいが焼ける紙芝居を見たりして、意欲を高めます。

 

 音の違いが分かる色絵譜や、音の階段のイラストを提示します。音の並びや高低の関係を視覚的につかむことができ、階名の理解を助けます。

 

 演奏練習の後、発表します。友だちの演奏を見て、「次は自分がやりたい。」と意欲が増すようでした。

 

 事後検討会では、音楽を楽しみ、「音」への関心をより高めるための授業アイデアが出されました。また、検討会終了後も具体的な改善策について話し合われ、有意義な研修になりました。

 

 

令和6年度 不審者対応訓練

 9月10日(火)、講師に警察官2名をお招きして、教職員対象の不審者対応訓練を実施しました。講師の方にも不審者役として参加いただき、実際に不審者侵入を想定したロールプレイングを行いました。その後、不審者対応に関しての講話いただきました。さすまた等の様々な防犯グッズの使い方について具体的に実演を交え教えていただきました。訓練で学んだことを、活かしながら、安心安全な学校づくりに努めていきます。

 

研修部 授業研究の様子

<中学部 理科 『風やゴムで物を動かそう』>

 ゴムの力を調べる活動を通して、それらの性質や働きが分かるとともに、予想をしたり結果を発表したりすることができることを目標とした授業研究を行いました。

 

前時までの学習を根拠に、見通しをもって予想します。

(「遠く」まで車を走らせるためには、ゴムを「長く」引くと予想しました)

 

 

実験して調べます。目的意識をもって事物・現象に働きかけていく活動です。

 

結果を確認します。現象を言語化するために、教師は「様子を表す言葉」を意図的に伝えます。

 

 

 事後検討会では、生徒の学びの姿や授業改善のアイデア、教科等横断的な視点に立った資質・能力について意見交換が行われました。

令和6年度たむら支援学校特別支援教育セミナー

 8月20日(火)に福島県特別支援教育センター指導主事の仲野朋子先生をお迎えし、「教科等横断
的な視点で資質・能力を育成するための授業づくり」の演題で、中央教育審議会答申や学習指導要領等
を基に、育成を目指す資質・能力やカリキュラム・マネジメントについて御講演をいただきました。

 また、参加者同士で意見交換する時間もあり、「『教科横断型の授業』と『教科等横断的な視点に立っ
た資質・能力』の違いがわかった。」「教科等横断的な視点を踏まえた学習内容について、考え直す機会
となった。」「カリキュラム・マネジメントに関して具体的に知ることができた。今後の単元構想に生か
したい。」など、多くの感想が寄せられ有意義な研修会となりました。