2023年5月の記事一覧
保健部 給食・食育係「5月の特別メニュー」の紹介
<5月2日(火)『こどもの日』メニュー>
献立:ごはん、牛乳、カツオフライ(旬の食材カツオ)、ほうれんそうのいそべあえ、
若竹汁(旬の食材わかめ、たけのこ)、かしわもち
こどもの日は、端午の節句ともいいます。男の子の成長としあわせを願う行事です。そらにこいのぼりを泳がせ、家の中には武者人形などを飾って、ちまきやかしわもちをいただきます。「端午」は「月の初めの午(うま)の日」という意味でしたが、だんだんと5月5日だけをさすようになりました。
献立の若竹汁に使われているたけのこについてお話します。暖かい日が続くとたけのこが出てくる季節になります。たけのこは、米や麦と同じイネ科の植物で、茎になる前の部分を柔らかいうちに食べます。ゆでたけのこは、時間がたつと白い粒々が出てきますが、体をつくるのに大切なアミノ酸のひとつで「チロシン」という栄養成分ですので、安心して食べてください。給食では、同じく今が旬のわかめと一緒に若竹汁にしました。春の味は、いかがだったでしょうか?
<5月18日(木)『広島県の郷土料理』 >
献立:ごはん、牛乳、がんす(広島の郷土食)、ささみとひじきのサラダ、呉汁
みかん入り牛乳かん
5/19(金)から5/21(日)まで広島県でG7サミット(主要国首脳会議)が開かれました。広島県は海に面し、海岸線が入り組んでいて、大小の約140の島々があります。1年を通して降水量が少なく、冬でもあたたかい気候です。古くから中国地方の中心的な役割を担い、船や自動車の製造、農業では柑橘類の栽培、漁業ではカキの養殖が盛んです。原爆の投下という歴史を乗り越えて発展してきました。
広島でよく食べられている揚げかまぼこが「がんす」です。がんすの原料には、タラ、イトヨリダイなどの魚肉のすり身、パン粉、砂糖、食塩、唐辛子などが使われます。広島でたくさん栽培されているみかん入りのデザート「みかん入り牛乳かん」取り入れました。広島県の郷土食はいかがでしたか。
保健部 「野菜、足りていますか?」
学校薬剤師 濱田先生の御協力により、「ベジチェック」という機器をお借りして、児童生徒の緑黄色野菜摂取量(カロテノイド量)を測定しました。個別懇談週間でもあったため、ご希望の保護者さんにも測定してもらいました。測定値は0.1~12.0で表示され、7.0が1日350g摂取の目安となります。今回測定した20数名の児童生徒の平均値は5.6でした。日々の野菜摂取レベルが数値化されることで食習慣を振り返る機会となりました。
1日分の野菜350gを生野菜で摂取することは難しいので、具だくさんの野菜スープやみそ汁にすると、スープに溶け出した栄養素をまるごと摂取できるのでおすすめです。
ご家庭でもぜひ話題にしていただき、お子さんの好きな野菜の食べ方や調理法など、おすすめレシピがありましたらぜひ教えていただければと思います。
保健部 給食・食育係「4月の特別メニュー」の紹介
入学・進級から一か月が経過しました。新しい教室・新しい仲間との給食はいかがでしょうか? 給食を楽しく、おいしく食べていただくことも、健康な生活にとって、大切なことです。今年度も、毎月の「食育の日」をはじめ、様々な特別メニューで、季節や行事・地域の特色・栄養などに触れ、元気な学校生活を応援していきたいと思います。
<4月13日(木)入学おめでとうメニュー>
献立:ごはん 牛乳 花型とうふハンバーグ 筑前煮 ほうれんそうのたまごスープ
いちごケーキ
新入生の皆さんのための、入学お祝いメニューです。春のメニューということで、春が旬のたけのこやいちごを使ったメニュー、春に咲く花のイメージを取り入れたメニューにしています。今が旬のたけのこには食物繊維がたっぷり含まれていて、おなかの掃除をしてくれ便秘予防に役立ちます。
<4月19日(水)世界の料理韓国>
献立:ごはん 牛乳 ヤンニョムチキン ほうれんそうのナムル キムチチゲスープ
韓国フルーツポンチ
韓国料理は、日本と同じく主食はごはんです。食卓には、ごはん、汁物、キムチ、焼き魚や肉が並びます。野菜をたくさん使った料理が多く、ごま油やコチュジャン(唐辛子味噌)が多く使われます韓国料理の特徴として、下味をつけた食材を混ぜ合わせて食べる料理が多くあります。ビビンバやチャプチェ、ナムルなどがそうです。食事作法は、食器を持ち上げずテーブルに置いたままスプーン(スンカラ)ですくうようにしていただきます。
栄養士さんより
4月の給食はいかがでしたか? 好きなメニューやおいしかったメニューは登場しましたか?
これからも行事食、食育の日のメニュー、学年ごとのリクエスト献立、献立コンテストの入賞作品などが登場するので楽しみにしていてください。
保健指導の取り組み 「はみがきをしよう!」
小学部3年生の学習の様子を紹介します。毎日の習慣としての「はみがき」は、歯の健康、そして丈夫な体づくりにつながる大切な習慣です。乳歯から永久歯に生え変わっている途中の大切な時期でもある3年生。
今回は、自分の歯の汚れがどこにあるのかを、赤く染め出して確かめてみました。子どもたちは「あ~のくち」「い~のくち」をしながら、真剣に鏡を見て自分の歯の赤く染まった部分を観察していました。
ご家庭でも、ぜひ一緒にお子さんの口腔内を観察し、引き続き仕上げみがきのご協力をお願いします。
「AEDおよび心肺蘇生法講習会」
創立記念日を利用し、5月12日(金)に職員を対象とした「AEDおよび心肺蘇生法講習会」を実施しました。郡山市にある国際医療看護福祉大学校の高橋利行先生を講師としてお迎えし、学生3名もアシスタントとして参加してくださいました。
成人と小児の心肺蘇生の実技、AEDの使用方法や気道に異物が詰まった際の除去の仕方についての実演を交えながら講義をしていただきました。
職員一同、「万が一の時は、命を守るために迷わず心肺蘇生を行ってほしい。」という高橋先生の言葉を胸に刻みました。