2022年9月の記事一覧
「 たむら支援学校 校内研修 小学部高学年グループ授業研究 」
小学部は『「伝えたい」気持ちを育て、伝える手段や相手を広げる授業づくり』をテーマに、研修を行っています。「伝える力」の土台となる「伝えたい気持ち」を育むため、単元設定や「しかけ」について意見交換をしました。
【教科等名】 生活単元学習(国語、図画工作、生活)
【単元名】 「修学旅行に行こう!」~修学旅行事後学習
【単元目標】 ※クラスシート参照
【事前検討会】
◎本校で使用している『クラスシート・プラン』をもとに、単元計画や目標、対象児童の「本時の目標」、自立活動の視点を踏まえた「配慮・手立て」について話し合いました。
【本時の目標】※本時は国語の目標を設定
○自分がしたことや感じた気持ちなどを言葉で表す働きがあることに気付くことができる。[知識及び技能]
○経験したことを思い浮かべ、伝えたいことを考えることができる。[思考力、表現力、判断力等]
○思い浮かべた経験したことを、言葉や絵で表現しようとしている。[学びに向かう力・人間性]
【研究授業の様子】
◎修学旅行の写真を見て活動を確認したり、楽しかったことを発表したりしました。
しかけ①画像は精選して提示する。
しかけ②描いた絵をもとにやり取りをして言葉を引き出すようにする。
しかけ③気持ちや様子を表す言葉を文字カードに書き、イメージを言語化できるようにする。
【事後検討会】
◎児童の学ぶ姿をもとに『目標が達成できたかどうか』、『今後の課題は何か』、『自立活動の視点を踏まえた「配慮・手立て」の妥当性や改善点』について話し合いました。
教員同士で授業のアイデアや改善策等について話し合う中で、授業者はもとより教員一人一人が学び、考えを深めることができました。
校内研修を通して、より質の高い授業実践を目指していきます。
保健部 「9月の特別メニュー」の紹介
<9月7日(水)お月見献立>
献立:ごはん、スコッチエッグ、しらす和え、月見汁、月見団子
旧暦の8月15日と9月13日はそれぞれ十五夜、十三夜といわれています。
十五夜には「さといも」十三夜には「まめ」が供えられることから、それぞれ「いも名月」「まめ名月」ともいわれています。お月見にはすすきや団子が供えられます。また、栗や柿、梨など秋にとれた食べ物も供えられます。今回は、たまごをお月様に見立てたスコッチエッグ、エビ団子が入ったお月見汁、さつまいもを使ったあんの入った月見団子を献立にとり入れました。
<9月14日(水)ふるさとメニュー>
献立:ごはん、伊達鶏の和風ソースがけ、ごま酢和え、けんちん汁 梨
今回は、学校がある田村市の都路地区に伝わる「かけ菜」を使った「けんちん汁」を献立に取り入れました。「かけ菜」は、大根の葉っぱを干して作る保存食です。ビタミン・ミネラル・カロチンがたくさん詰まっています。そのほか、
伊達市で作られている伊達鶏に福島県内で収穫されたきのこや野菜をソースにした「伊達鶏の和風ソースがけ」、県内で収穫された「梨」を献立に使用しました。
<9月20日(火)食育の日メニュー 塩分控えめメニュー>
献立:ごはん、魚のピザソース焼き、りっちゃんサラダ カレースープ
運動不足や夜型生活または偏った食生活などが原因で引き起こされる、糖尿病、高脂血症、高血圧症などの病気を生活習慣病と言います。将来そのような病気にならないためにも、うすあじ(塩分控えめ)を心掛けた食生活をすることが大切です。塩分を控える料理を作る時に、今回は香辛料を利用する方法を献立に取り入れました。「魚のピザソース焼き」にハーブのオレガノやバジル「カレースープ」には、ターメリック、クミンなどのスパイスで作られているカレー粉を使用しています。塩を控えめにするので、物足りなくなった味を引き締め、風味を引き立てるのでおいしく食べることができます。
「船引町灯籠流し花火大会に参加しました。」
8月21日(日曜日)船引町の灯籠流し花火大会が開かれました。3年ぶりの開催で、本校からは小中学部がミニ灯籠を高等部が中型灯籠を流しました。
家族への思いや自分の願い、田村市について調べたことを絵や文字などで灯籠に描き、当日の夕方、船引町の街中を流れる大滝根川に流しました。
船引町を挙げての灯籠流しは、一部コロナ感染症予防のため規模が縮小されたところもありましたが、夏の終わりを彩るにぎやかな灯籠流しになりました。
そして、今回高等部で作った中型灯籠は、見事金賞を受賞しました。高等部の皆さん、おめでとうございました。