各部より
「 令和5年度 小・中学部卒業証書授与式 」
3月18日(月)、春山校舎体育館におきまして小・中学部の卒業証書授与式が行われました。強い風が吹く春の嵐の日となりましたが、温かく装飾された式場や教室で、和やかに最後の登校日を過ごしました。
今年度は小学部4名、中学部8名の卒業生が、春山校舎を巣立っていきます。
卒業証書授与では、卒業生一人一人が堂々とした振る舞いで証書をいただくことができました。ご臨席の保護者の皆様も、我が子の成長した姿を見て目頭を熱くされていたようです。在校生代表から送る言葉、卒業生代表からお別れの言葉がそれぞれ贈られました。その言葉一つ一つに、各学部での楽しい出来事がたくさん思い出されました。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。次のステージでの、さらなるご活躍を祈っています。
保健部 給食・食育係で紹介した「3月の特別メニュー」について
<3月15日(金)食育の日 ヨーロッパの料理>
献立: コッペパン チョコレート 牛乳 白身魚のピザソース焼き 花野菜のフレンチサラダ ジュリアンスープ
イタリアとフランスの料理を取り入れました。イタリア料理では「PIZZA」が有名です。16世紀後半ごろイタリアでトマトが栽培され、18世紀には水牛の乳を原料にしたモッツァレラチーズも作られたりするようになりました。トッピングに使われたトマトとモッツァレラチーズは、そのおいしさに瞬く間に広まったそうです。給食には「たら」の魚の上にピザソースとチーズをのせて焼きました。
給食に出したフランス料理は「ジュリアンスープ」です。これは野菜を千切りにしたスープのことで、給食にはキャベツ、たまねぎ、ベーコンを千切りにしました。
保健部 給食・食育係で紹介した「2月の特別メニュー」について
<2月1日(木)節分献立>
献立: ごはん 牛乳 いわしの南蛮漬け 厚揚げのうま煮 うち豆汁 節分デザート(豆乳プリン)
春の始まり「立春」の前日、2月3日が「節分」です。豆まきは鬼を追い払い、福を呼び込むために行います。また、鬼を家に寄せ付けないために、焼いたいわしの頭を柊の枝に刺し、玄関の外に飾ります。
今回の献立には、いわしの南蛮漬けと大豆を使った料理を取り入れました。煮物には厚揚げ、汁にはつぶした大豆を使用しました。
<2月28日(水)卒業お祝い&ひまなつりメニュー>
献立: 五目ちらし寿司、牛乳、若竹信田、豆腐とわかめのすまし汁、ひな祭りデザート(まんじゅう)
卒業を迎える高等部3年生・中学部3年生・小学部6年生のお祝いメニューと3月3日の「ひな祭り」の行事食を合わせた献立です。
ひな祭りは女の子の成長を祈る行事です。今回の給食では、「ちらし寿司」に長生きを表す縁起物の「エビ」、まめに働けますようにという祈りが込められている「豆」を使っています。
卒業生のみなさん、「食べること」を大切にして、これからも元気に過ごしてください。
「学校評価集計の結果と来年度への取り組み」
保健部 給食・食育係で紹介した「1月の特別メニュー」について
<1月19日(金)食育の日 世界の料理 ベトナム>
献立: ごはん 牛乳 カ・ラン・チェア・ゴット 豆腐の中華風スープ バナナ
ベトナムは、東南アジアに位置する細長い国で、中国の影響を受けながらも独自の料理を発展させてきました。香りの強い香草や魚醤といわれるナンプラーを使います。
給食では、「カ・ラン・チェア・ゴット」を取り上げました。本来は、赤魚を丸ごと油で揚げて香草のコリアンダーやスカリオなどの野菜をつかった甘酢のあんを掛けて食べますが、給食では香草をセロリとパセリで代用しました。日本とは違ったおいしさです。
<東北地方の郷土料理>
1月の給食では東北地方の郷土料理を紹介しました。同じ東北でも県によって料理に特徴がありました。初めて食べるものもあったのではないでしょうか。
今回は山形県と岩手県の郷土料理の給食メニューを紹介します。
<1月24(木)山形の郷土食>
献立: ごはん 牛乳 ますのあんかけ かぼちゃのそぼろ煮物 芋煮汁 ラ・フランス缶
給食が国内で最初に給食が始まったのが山形県です。当時の給食は、おにぎり、塩鮭、菜の花の漬物でした。
今回の給食では芋煮汁があります。福島県はきのこが多く、醤油と味噌をブレンドした味付けです。山形の芋煮汁は具材の種類が福島県より少なくシンプルで醤油で味付けします。給食も醤油味でした。
<1月31日(火)岩手県の郷土食>
献立: じゃじゃ麺(中華麺) 牛乳 五目スープ ヨーグルト
盛岡じゃじゃ麺は、岩手県盛岡市の郷土料理です。「わんこそば」「冷麺」「じゃじゃ麺」は岩手県の三大麺料理として有名です。盛岡じゃじゃ麺は、茹でた麺の上に肉みそ、野菜などをのせて好みでおろし生姜、おろしにんにく、酢やラー油をかけて食べる麺料理です。肉みそなどの具材と調味料を麺に良くからませて食べるのがコツで、とにかく良く混ぜるのが「盛岡じゃじゃ麺」の食べ方です。