各部より

研修部 授業研究の様子

<小学部中学年 音楽 『おせんべやけたかな』>

 音の違いに気付いたり、主体的・協働的に器楽の学習活動に取り組んだりすることができることを目標とした授業研究を行いました。

 

 

 はじめに手遊びをしたり、おせんべいが焼ける紙芝居を見たりして、意欲を高めます。

 

 音の違いが分かる色絵譜や、音の階段のイラストを提示します。音の並びや高低の関係を視覚的につかむことができ、階名の理解を助けます。

 

 演奏練習の後、発表します。友だちの演奏を見て、「次は自分がやりたい。」と意欲が増すようでした。

 

 事後検討会では、音楽を楽しみ、「音」への関心をより高めるための授業アイデアが出されました。また、検討会終了後も具体的な改善策について話し合われ、有意義な研修になりました。

 

 

令和6年度 不審者対応訓練

 9月10日(火)、講師に警察官2名をお招きして、教職員対象の不審者対応訓練を実施しました。講師の方にも不審者役として参加いただき、実際に不審者侵入を想定したロールプレイングを行いました。その後、不審者対応に関しての講話いただきました。さすまた等の様々な防犯グッズの使い方について具体的に実演を交え教えていただきました。訓練で学んだことを、活かしながら、安心安全な学校づくりに努めていきます。

 

研修部 授業研究の様子

<中学部 理科 『風やゴムで物を動かそう』>

 ゴムの力を調べる活動を通して、それらの性質や働きが分かるとともに、予想をしたり結果を発表したりすることができることを目標とした授業研究を行いました。

 

前時までの学習を根拠に、見通しをもって予想します。

(「遠く」まで車を走らせるためには、ゴムを「長く」引くと予想しました)

 

 

実験して調べます。目的意識をもって事物・現象に働きかけていく活動です。

 

結果を確認します。現象を言語化するために、教師は「様子を表す言葉」を意図的に伝えます。

 

 

 事後検討会では、生徒の学びの姿や授業改善のアイデア、教科等横断的な視点に立った資質・能力について意見交換が行われました。

令和6年度たむら支援学校特別支援教育セミナー

 8月20日(火)に福島県特別支援教育センター指導主事の仲野朋子先生をお迎えし、「教科等横断
的な視点で資質・能力を育成するための授業づくり」の演題で、中央教育審議会答申や学習指導要領等
を基に、育成を目指す資質・能力やカリキュラム・マネジメントについて御講演をいただきました。

 また、参加者同士で意見交換する時間もあり、「『教科横断型の授業』と『教科等横断的な視点に立っ
た資質・能力』の違いがわかった。」「教科等横断的な視点を踏まえた学習内容について、考え直す機会
となった。」「カリキュラム・マネジメントに関して具体的に知ることができた。今後の単元構想に生か
したい。」など、多くの感想が寄せられ有意義な研修会となりました。

「心肺蘇生法講習会」

8月23日(金)に、国際医療看護福祉大学校より髙橋利行先生をお招きして、AED・心肺蘇生法講習会を実施しました。心臓マッサージやAEDの使い方だけでなく、窒息や誤嚥、頭部打撲、熱中症での応急処置について、様々な資料や実演を交えながら、講義をしていただきました。先生からは「大切なのは、応急処置をすることではなく、そういった事故が起きないように予防すること」というお話がありました。

 二学期以降も学校事故の予防に努め、すべての児童生徒が安心して学校生活を送ることができるように、職員全員で努力していこうと気持ちを引き締めた1日でした。

「令和6年度地域支援センター特別支援教育研修会」

 8月2日(金)に特別支援教育研修会を開催し、分科会及び講演会を行いました。

 分科会は、「児童生徒の抱える困難さを考える」のテーマで事例検討を行いました。県内各地から46名の先生方が集い、それぞれが指導面で悩んでいることを事例として取り上げました。各事例について「行動の背景」を探り、「具体的な支援策」を出し合う中で、お互いに「そういう捉え方もできますね。」と気づきを得ることができたようです。

 講演会は、宮城学院女子大学の梅田真理教授を講師にお迎えし、「読み書きに困難のある子どもの理解と支援」の演題でご教授いただきました。読み書きに必要となる力やその段階を解説していただき、また、困難さについての疑似体験を行ったことで、子どもの視点に立ってつまずきや心情を捉えることができました。それぞれが今後の指導をイメージしながら受講することができ、有意義な研修会となりました。

保健部 給食・食育係「6・7月の特別メニュー」の紹介

 梅雨が明け、猛烈な暑さの日が続いています。7月19日に1学期終業式を迎え、楽しみにしていた夏休みが始まりました。今回は1学期後半に提供した特別メニューを紹介します。湿気や夏の気温の上昇から体を守るためにも、バランスの取れた食生活が大切です。食欲がなくなったり、つめたい物を多く摂ってしまったりすることも見られがちなので、バランスを考えつつおいしく食べられる献立を心掛けました。

<6月4日(火)『よくかんでねメニュー』>

献立:ご飯、牛乳、アジの南部焼、筑前煮、飛鳥汁、みそまめ

 健康な歯を保つと、年をとってからもおいしく楽しく食事ができます。ずっとおいしく食べるために歯を大切にしましょう。 よくかんで食べることも歯と口の健康を保つために、心がけたいことの一つです。また、歯を強くするために必要なカルシウムたっぷりの献立です。

 

<6月14日(月)食育の日『福島県の食材を使ったメニュー』>

献立:ごはん、牛乳、カジキカツ、アスパラガスのカラフルソテー、なめこ汁、

ピーチコンポート

 福島県では、キュウリ、さやいんげんをはじめ様々な野菜や果物が栽培されています。中でも、果物の桃は全国で2位の生産量を誇っています。6月の食育の日の献立では、デザートの桃のコンポートをはじめ、いわき市で水揚げされたカジキ、県内で栽培されたアスパラガス、ブロッコリー、なめこなど、福島県の食材にこだわった献立を考えました。学校や家の周囲でも様々な野菜が育てられています。給食で登場した野菜もなじみのある野菜がたくさんあったことに気づいたことと思います。

 

<7月5日(月)食育の日『たなばたのメニュー』>

献立:ごはん、牛乳、星型メンチカツ、たなばた汁、たなばたデザート(パインゼリー)

 七夕の行事食といえば、日本の夏の風物詩とも言えるツルっとおいしい「そうめん」を思い出す方が多いと思います。七夕にそうめんが食べられるようになった由来はとても古く、なんと古代中国の話にまでさかのぼります。 
 古代中国の時代に、帝の子供が7月7日に熱病で亡くなりました。その亡くなった子供が、霊鬼神となって熱病を流行らせました。そこで、生前にその子の好物だった「索餅(さくべい)」をお供えしたところ、その熱病がおさまりました。中国伝来の縄のように編み上げた小麦粉のお菓子のようなもの「索餅」が、時代と共に形を変え、奈良時代に日本にも伝えられました。一般にも広がっていき、同じ小麦粉で作られた「そうめん」が七夕に食べられるようになり、「7月7日にそうめんを食べると1年間無病息災で過ごせる」という言い伝えになりました。給食では、たなばた汁のそうめんで無業息災を願いました。

 

<7月18日(木)食育の日『夏を元気に過ごそう献立』>

献立:ごはん、牛乳、豚肉の梅みそ焼き、小松菜のごまあえ、トマトスープ

メロンシャーベット

 30度を超える暑さや湿度の高い日が続いています。そのため、体力が低下したり、食欲不振などの不調を感じたり、「夏バテ」の症状が出てしまうことがあります。

 ビタミン類をたっぷり含んだトマト、なす、ピーマンなどの夏野菜で体の調子を整え、梅の酸味で食欲を増進させ、熱中症をふせぎましょう。

 

児童生徒の間で、人気だったメニュー、珍しくて話題になったメニューの紹介

 

〈6月17日(月)「タコライス」〉 

 

 6月26日(水)「しょうゆラーメン」〉

 

<7月12日「セルフハンバーガー(バンズパン、ハンバーグ)」>

『ハンバーガー、おいしくって自然と笑顔になりました(中学部3年1組)』

 

 

 

「令和6年度 小・中学部 第一学期終業式」

 7月19日(金)春山校舎で小・中学部の第一学期終業式を行いました。

 校長先生のお話では、一学期の活動の様子を小学部、中学部それぞれ写真で振り返りました。また、夏休みの過ごし方について「しっかり食べて、しっかり睡眠、しっかり運動の三つを意識して、元気に楽しく夏休みを過ごしてください。」とお話があり、児童生徒はイラストを見ながらよく話を聞いていました。

 「一学期がんばったこと」では、小・中学部それぞれの代表が発表しました。小学部は、スライドに合わせて楽しかったことや頑張ったことなどを上手に発表しました。中学部は、田植えや運動会など楽しかったことを映像やタブレットの読み上げアプリを活用して発表しました。

 みんな頑張った1学期。2学期もいろいろな学習に取り組んでいきましょう!

研修部 授業研究の様子

<高等部 自立活動 『相手の心を読み取ろう』>

 他者の感情は、見ただけではわからないことに気付くとともに、他者の行動の背景を考えながら、適切な言葉をかけたり、行動できたりすることができるようになることをねらいとした授業研究を行いました。

「怒っているのかな。」「困っているように見える。」など、人物の表情を見て、気持ちを推測します。

 自分の考えを級友に伝えます。共感したり、異なる考えを知ったりして思考の広がりを得ます。

 映像を見て、人物の表情の理由を知ります。人の感情を考える際には、その人の背景を知ることが大切であることに気づきました。

 授業の事後検討会では、指導内容や指導方法についての反省と、今後の授業展開について意見交換が行われました。

 

研修部 授業研究の様子

 <高等部 自立活動 『相手に伝える方法を工夫しよう』>

 場面に応じたコミュニケーションを図ることができるようになるために、伝達方法を自分で選択して、気持ちや考えを伝えられるようになることをねらいとした授業研究を行いました。

 自分の目標を確認することで、学習の意義を理解して授業に臨みます。

 伝えたい事柄をどの手段で表現するか、生徒が主体的に判断しています。

 「自分のことを分かってくれる。」という教師への信頼感により、伝えたい思いがあふれてきます。授業が盛り上がりました。

 授業の事後検討会では、授業の振り返りを行うとともに、個別の指導計画とのつながりや今後の指導方法等について意見交換が行われました。

 

 

「小学部・中学部 避難訓練」

 6月11日(火)、田村消防署の署員さんに参加していただき、地震及び火災を想定しての避難訓練を実施しました。避難指示の放送を聞き、教師と一緒に落ち着いて避難場所へ移動することができました。

 消防署員の方から、繰り返し訓練することが、上手に避難をするのために大切であるとのお話をいただきました。今後も避難訓練や防災教育を実施し、安全な学校作りに努めてまいります。

 

保健部 給食・食育係「5月の特別メニュー」の紹介

 緑のまぶしい季節がやってきました。5月は、運動会やスポーツ大会も多く開催され、体を動かすのに適した季節とされています。新しい生活にも慣れるとともに、疲れが出やすい時期だともいわれています。バランスの取れた食事も、健康な生活に役立つことのひとつです。給食でも様々な旬の食材を取り入れていきますので、学校生活の楽しみの一つにしていただけたらと思います。 

<5月2日(木)『こどもの日献立』>

 献立:ご飯、牛乳、かぶとハンバーグ(ケチャップ)、たけのことツナのきんぴら、なめこのみそ汁、こどもの日デザート(まんじゅう) 
 5月5日こどもの日は、子どもたちみんなの成長を祝い幸せを祈る日です。
またお母さんに「ありがとう」の気持ちを伝える日でもあります。子どもの日に飾る兜(かぶと)や鎧(よろい)には、病気や交通事故などからこどもの体を守るように、という願いが込められています。給食では、子供たちみんなの健康を願い、兜に見立てた『かぶとハンバーグ』が登場しました。

 

 <5月20日(月)食育の日『世界の料理・韓国』 >

献立:ごはん、牛乳、ヤンニョムチキン、ほうれんそうのナムル、わかめスープ、韓国風フルーツポンチ

 韓国は日本の隣の国ですが、食文化には違いがあります。誰でも思いつくのは唐辛子やキムチではないでしょうか? また、韓国料理の美味しさを決めるカギとして、合わせ調味料のヤンニョムが多く使われます。ヤンニョムは調味料・香辛料・薬味野菜の総称であり、漢字では「薬念」と書かれ、「薬になるように念じる」という意味で名付けられたものです。給食では、韓国式フライドチキンとして知られている「ヤンニョムチキン」が登場しました。チキンに絡んだ甘辛いたれが食欲をそそります。ごはんとの相性もぴったりでした。

 

児童生徒の間で、人気だったメニュー、珍しくて話題になったメニューの紹介

<5月10日(金)「バンズパン・パン用チーズ・メンチカツ」 >

<5月15日(水)「しょうゆラーメン」>

<5月22日(水)「ホイコーロー丼・アップルシャーベット」>

「 現職教育研修全体会を開催しました 」

 今年度の研修テーマや研修の方法及び内容について共通理解を図り、現職教育を充実したものにしていくために、現職教育研修全体会を行いました。

 

【小・中学部研修テーマ】

  児童生徒の学びをつなぐ授業づくり

  ~各教科等とのつながりを考え、より良い資質・能力を育もう~

 小・中学部は、学習指導要領の内容を確実に実施(三観点での目標設定→単元評価)するとともに、各教科等とのつながりを活かして、児童生徒に必要な資質・能力を育むための授業づくりを行います。

  R6 現職教育研修 構想図(小・中学部).pdf

 

 

【高等部】

  生徒の学びをつなぐ授業づくり

  ~自立と社会参加につなげる自立活動の指導の充実を目指して~

 高等部は、生徒がより豊かで自分らしい生活を営むことができるように、一人一人に応じた自立活動の指導内容を設定するとともに、生徒が学習の意義を理解して主体的に学ぶことができる自立活動の授業づくりに取り組みます。

  R6 現職教育研修 構想図(高等部).pdf

保健部 給食・食育係「4月の特別メニュー」の紹介

 入学・進級から一か月が経過しました。新しい教室・新しい仲間との給食の時間にも児童生徒たちの笑顔が見られます。給食を楽しく、おいしく食べていただくことも、健康な生活にとって、大切なことです。今年度も、毎月の「食育の日」をはじめ、様々な特別メニューで、季節や行事・地域の特色・栄養などに触れ、元気な学校生活を応援していきたいと思います。

<4月18日(木)『にゅうがくおめでとうこんだて』>

献立:春のかやくご飯、牛乳、さわらの西京焼き、菜の花のごまあえ、かきたま汁、いちごのカップケーキ

 新入生の皆さんのための、入学お祝いメニューです。春のメニューということで、春が旬の菜の花やいちごを使ったメニュー、春に咲く花のイメージを取り入れたメニューにしています。また、春が旬のさわらを使った西京焼きを取り入れました。さわらは身が柔らかく骨も少ないことから魚が苦手な人でも、「鰆なら食べられる」という人も多いのではないでしょうか。日本古来から「春を告げる祝い魚」と言われてきたさわらを食べながら、給食でもお祝いすることができました。

 

                <4月19日(金)食育の日『世界の料理・中国』 >

献立:ごはん、牛乳、麻婆豆腐、野菜春巻き、ワンタンスープ、マンゴープリン

 長い歴史、独特の特徴、数多くのスタイル、そして絶妙な料理を備えた中華料理は、中国文化の重要な構成要素の1つです。 中国の伝統料理は、色、香り、味、見た目に特徴があります。給食では、日本人になじみ深い麻婆豆腐と春巻き。デザートにマンゴープリンが登場しました。

 

 

児童生徒の間で、人気だったメニュー、珍しくて話題になったメニューの紹介

<4月15日(金)「カレーライス」 > 

 

 

 <4月23日(火)「ビビンバ」>

 

 

<4月26日(金)「ドックパン・棒ヒレカツ」>

「令和6年度 小・中学部 入学式」

 校庭の桜のつぼみが膨らみ始めた中、本校春山校舎に小学部新入生7名、中学部新入生6名が入学しました。

 保護者と一緒に緊張しながら入場する小学部1年生、緊張の中でも、堂々と入場する中学部1年生、それぞれが立派に式に臨みました。

 式の中では、一人一人呼名を受け、自分なりの方法で返事をしました。校長先生より入学を許可され、正式にたむら支援学校の仲間入りをしました。

 校長の「式のことば」やPTA副会長様からの「お祝いのことば」、多くの方々からのお祝いの電報をいただき、新入生の門出を祝う温かい入学式となりました。新入生の皆さん、これからみんなと楽しい学校生活を送っていきましょう!!


「令和6年度 小・中学部 着任式・始業式」

 春山校舎で、新学期がスタートしました。春休み中、学校が始まることを待ち望んでいた小・中学部の児童生徒が、元気に登校してきました。

着任式では、11名の転入・復帰の職員が紹介され、子ども達は元気な声で「お願いします」とあいさつしたり、笑顔で迎えたりすることができました。

始業式では、杉本校長先生より、進級を祝う言葉、1学期の行事や各々が頑張ることについてのお話がありました。

児童生徒一人一人は、進級してそれぞれの学年の学習内容や役割も新しくなりますが、みんな笑顔で頑張っていきましょう。

「離任式」

 3月27日(水)、令和6年度人事異動に伴う退職者・転出者の離任式が行われました。

 春山と石崎のそれぞれの校舎では、小・中学部、高等部の児童生徒と職員が、共に過ごした日々の思い出を振り返りながら別れを惜しみました。

子ども達一人一人の優しい笑顔や感謝の言葉、元気に握手を交わす姿は、なごり雪で白くなった校舎にも春の訪れを感じさせてくれました。

【小・中学部】

【高等部】

「学校保健委員会」

 3月19日(火)に学校保健委員会が開催されました。児童生徒の定期健康診断結果、各種衛生検査結果、精神科医における相談会実施状況等について報告を行い、参加された委員の方々より、それぞれの立場から御指導や御助言、御意見をいただきました。

 また、令和3年度から取り組んできた「食育の指導」の取り組みの成果について報告が行われたのち、令和6年度から重点的に取り組む「性に関する指導」の進め方等についての話し合いも行われました。

今後も児童生徒が健康で安全な学校生活を送ることができるよう、委員の皆様から頂いた御指導や御助言、御意見をもとに取り組んでいきたいと思います。

「 令和5年度 小・中学部卒業証書授与式 」

 3月18日(月)、春山校舎体育館におきまして小・中学部の卒業証書授与式が行われました。強い風が吹く春の嵐の日となりましたが、温かく装飾された式場や教室で、和やかに最後の登校日を過ごしました。

 今年度は小学部4名、中学部8名の卒業生が、春山校舎を巣立っていきます。

 卒業証書授与では、卒業生一人一人が堂々とした振る舞いで証書をいただくことができました。ご臨席の保護者の皆様も、我が子の成長した姿を見て目頭を熱くされていたようです。在校生代表から送る言葉、卒業生代表からお別れの言葉がそれぞれ贈られました。その言葉一つ一つに、各学部での楽しい出来事がたくさん思い出されました。

  卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。次のステージでの、さらなるご活躍を祈っています。

保健部 給食・食育係で紹介した「3月の特別メニュー」について

<3月15日(金)食育の日 ヨーロッパの料理>

献立: コッペパン チョコレート 牛乳 白身魚のピザソース焼き 花野菜のフレンチサラダ ジュリアンスープ

 イタリアとフランスの料理を取り入れました。イタリア料理では「PIZZA」が有名です。16世紀後半ごろイタリアでトマトが栽培され、18世紀には水牛の乳を原料にしたモッツァレラチーズも作られたりするようになりました。トッピングに使われたトマトとモッツァレラチーズは、そのおいしさに瞬く間に広まったそうです。給食には「たら」の魚の上にピザソースとチーズをのせて焼きました。

 給食に出したフランス料理は「ジュリアンスープ」です。これは野菜を千切りにしたスープのことで、給食にはキャベツ、たまねぎ、ベーコンを千切りにしました。

保健部 給食・食育係で紹介した「2月の特別メニュー」について

<2月1日(木)節分献立>

献立: ごはん 牛乳 いわしの南蛮漬け 厚揚げのうま煮 うち豆汁 節分デザート(豆乳プリン)

 春の始まり「立春」の前日、2月3日が「節分」です。豆まきは鬼を追い払い、福を呼び込むために行います。また、鬼を家に寄せ付けないために、焼いたいわしの頭を柊の枝に刺し、玄関の外に飾ります。

 今回の献立には、いわしの南蛮漬けと大豆を使った料理を取り入れました。煮物には厚揚げ、汁にはつぶした大豆を使用しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<2月28日(水)卒業お祝い&ひまなつりメニュー>

献立: 五目ちらし寿司、牛乳、若竹信田、豆腐とわかめのすまし汁、ひな祭りデザート(まんじゅう)

 卒業を迎える高等部3年生・中学部3年生・小学部6年生のお祝いメニューと3月3日の「ひな祭り」の行事食を合わせた献立です。

 ひな祭りは女の子の成長を祈る行事です。今回の給食では、「ちらし寿司」に長生きを表す縁起物の「エビ」、まめに働けますようにという祈りが込められている「豆」を使っています。

 卒業生のみなさん、「食べること」を大切にして、これからも元気に過ごしてください。

保健部 給食・食育係で紹介した「1月の特別メニュー」について

<1月19日(金)食育の日 世界の料理 ベトナム>

献立: ごはん 牛乳 カ・ラン・チェア・ゴット 豆腐の中華風スープ バナナ

 ベトナムは、東南アジアに位置する細長い国で、中国の影響を受けながらも独自の料理を発展させてきました。香りの強い香草や魚醤といわれるナンプラーを使います。

 給食では、「カ・ラン・チェア・ゴット」を取り上げました。本来は、赤魚を丸ごと油で揚げて香草のコリアンダーやスカリオなどの野菜をつかった甘酢のあんを掛けて食べますが、給食では香草をセロリとパセリで代用しました。日本とは違ったおいしさです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<東北地方の郷土料理>

 1月の給食では東北地方の郷土料理を紹介しました。同じ東北でも県によって料理に特徴がありました。初めて食べるものもあったのではないでしょうか。

今回は山形県と岩手県の郷土料理の給食メニューを紹介します。

 

<1月24(木)山形の郷土食>

献立: ごはん 牛乳 ますのあんかけ かぼちゃのそぼろ煮物 芋煮汁 ラ・フランス缶

 給食が国内で最初に給食が始まったのが山形県です。当時の給食は、おにぎり、塩鮭、菜の花の漬物でした。

今回の給食では芋煮汁があります。福島県はきのこが多く、醤油と味噌をブレンドした味付けです。山形の芋煮汁は具材の種類が福島県より少なくシンプルで醤油で味付けします。給食も醤油味でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<1月31日(火)岩手県の郷土食>

献立: じゃじゃ麺(中華麺) 牛乳 五目スープ ヨーグルト

 
盛岡じゃじゃ麺は、岩手県盛岡市の郷土料理です。「わんこそば」「冷麺」「じゃじゃ麺」は岩手県の三大麺料理として有名です。盛岡じゃじゃ麺は、茹でた麺の上に肉みそ、野菜などをのせて好みでおろし生姜、おろしにんにく、酢やラー油をかけて食べる麺料理です。肉みそなどの具材と調味料を麺に良くからませて食べるのがコツで、とにかく良く混ぜるのが「盛岡じゃじゃ麺」の食べ方です。

「第二回給食献立コンテスト」表彰を行いました。

 22日(金)2学期終業式終了後、表彰式を行いました。第二回を迎え、43作品の参加がありました。生徒たちの考えたメニューは2学期の給食で登場し、作り方や材料、味などへの関心をもつきっかけにもなりました。ご家族の方のご協力に感謝しております。今後も、栄養たっぷりのおいしい給食を目指していきたいと思います。

◎「最優秀賞」  「絶対一度は食べてみたいで賞」

   小学部5年2組 北見 唯 野菜たっぷりドライカレー

   選考理由:野菜が苦手でも、いろいろな野菜をおいしく食べることができるよう、

        工夫されている点が素晴らしい。是非食べてみたいですね。

◎「特産品を生かしたメニューで賞」 

   高等部3年1組 今泉 和真 たむらのふうみにのせて~おいしいソースカツ丼~

   選考理由:田村市の特産物であるえごま油を使用すること。自分の住む地域を知ったう

        えでよく考えられていると思いました。

◎「暑い日も、おいしいで賞」

   中学部1年1組 宮前 創  トマトにくじゃが 

   選考理由:肉じゃがそのものがおいしいのに、洋風になったらまた違ったおいしさにな

        りそうです。作り方もレンジで簡単です。

◎「おいしそうで賞」

   高等部1年1組 進藤 利幸 鯖の味噌バター焼き

   選考理由:大好きな鯖を、やったことのない調理方法で食べてみたいと思いました。

◎「栄養バランスがイイで賞」 

   小学部3年1組 井上 環 夏のポテトサラダ

   選考理由:野菜がたくさん入って栄養バランスが良い。カレー好きにはたまらないと思

        います。食べてみたいです。

◎「みんなで感動したいで賞」

   高等部1年1組 村上 麻莉奈 パリパリ&ジューシーカレー

   選考理由:「おいしすぎて感動!の味を給食で」という、熱い気持ちが伝わってきました。

◎「食べてみたいで賞」

   高等部3年1組 佐藤 翔太 だれでも食べれるピリ辛まぜそば

   選考理由:ありそうでなかったまぜそば。味を調節することで、誰でも食べれそうなと

        ころがよかったです。

◎「わくわくしながら食べたいで賞」

   高等部2年2組 杉内 楓弥 ロヒケイット 

   選考理由:みんなが知らない料理を調べて食べてほしいという気持ちがよいですね。

        パンの日のメニューに合いそうです。

≪表彰式≫

≪2学期の給食に登場しました≫

  野菜たっぷりドライカレー      おいしいソースカツ丼         トマトにくじゃが

     鯖の味噌バター焼き          夏のポテトサラダ      パリパリ&ジューシーカレー

  だれでも食べれるピリ辛まぜそば       ロヒケイット

 

「令和5年度 小・中学部 第二学期終業式」

 12月22日(金)春山校舎で小・中学部の第2学期終業式が行われました。

 校長先生からは、児童生徒たちの2学期の頑張りに対する称賛と、冬休み中に病気やけがをせずに過ごすようにお話がありました。校長先生のシルエットクイズを交えたお話に、児童生徒は盛んに手を挙げ楽しんで答えていました。

 「2学期に頑張ったこと」の発表では、小学部児童からかけっこが得意になったこと、中学部生徒から校内外で様々な体験活動をしたことが発表されました。

 2学期も両学部とも様々な学習活動を展開し、無事に終了することができました。保護者の皆様及び地域の皆様には、今年も本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、心からお礼申し上げます。来年もよろしくお願いいたします。

 皆様、良いお年をお迎えください。

保健部 給食・食育係で紹介した「12月の特別メニュー」について

<12月19日(金)食育の日 少し早い冬至メニュー>

 献立: ごはん 牛乳 ぶりの西京焼き かぼちゃのいとこ煮 野菜たっぷり豆乳豚汁 柚ゼリー

 12月22日は冬至です。冬至は太陽が最も低い位置にあり、一年で最も夜が長く昼が短い日です。太陽の力が一番弱まる日ですが、翌日からは再び強まることから、運が向いてくるといわれる日でもあります。

 【冬至の日の食べ物】

 ん(運)のつく食べ物「ん」のつくもので運気を上げます。「なんきん(かぼちゃ)」「れんこん」「こんにゃく」「うどん」などがあります。また、冬は野菜が不足しがちで、ビタミンがとりにくくなりますが、「かぼちゃ」は保存ができて栄養もあまり減らない貴重な食べ物です。

 給食では、赤い色には災いや苦しみを追い払う力があるとされている「あずき」と一緒に「冬至かぼちゃ(かぼちゃのいとこ煮)」として、登場しました。

 「野菜たっぷり豆乳豚汁」に入っていたこんにゃくに多く含まれている食物繊維には、老廃物を外へ出す働きがあることから、一年間で体にたまった良くないものを体から出すと言う意味に例えて食べられています。たくさんの野菜と豆乳も合わせて体を温める効果も期待できます。

<12月21日(木)クリスマスの行事食>

 献立: キャロットライス、牛乳、フライドチキン、イタリアンサラダ、ジュリアンスープ、

 クリスマスケーキ(ブッシュドノエル)

 家庭でクリスマスを祝うようになったのは、昭和25年頃と言われています。そして、今では日本人にとって、なくてはならない年末のイベントとして、私たちの生活に溶け込んでいます。

【クリスマスケーキ】

 世界のクリスマスでは、日本のクリスマスケーキのイメージとはちょっと違った甘いものを食べる習慣があります。イギリスのクリスマスプディング、ドイツのシュトーレン、イタリアのパネトーネ、アメリカのツリーや星をかたどったクッキー、フランスのブッシュドノエルなどです。国によって、様々な歴史や習慣があるようです。

 給食では、フランスの「ブッシュドノエル」と言う木の切り株の形をしたケーキが登場しました。クリスマスシーズンならではの、形も楽しんでくれたでしょうか?

保健部 給食・食育係で紹介した「11月の特別メニュー」について

<11月24日(金)和食のよさを知ろう!>

 献立: ごはん 牛乳 赤魚の磯煮 だいこんと凍り豆腐の煮物 白菜のみそ汁 抹茶ゼリー

 11月24日は、和食の日です。数字の語呂合わせから、「1124(いい日本食)」と言えることから、和食の日に決められました。

 お米を主食とする和食は、昔から日本人が食べてきたものです。健康的な食事として世界的にも注目され、2013年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されました。

 私たちが日々、何気なく食べている「和食」のよさをあらためて考えてみましょう。和食の特徴の一つとして、「旨味」を感じるだしを料理に使うということがあります。かつお節や昆布をに出して、汁物や煮物のだしをとります。給食では、かつお節でとっただしを使い、今が旬の白菜を使ったみそ汁をつくりました。


「 たむら支援学校・船引高等学校 合同研修会 」

日 時 :令和5年11月28日(火)

研修方法:分科会

テーマ :「学習指導」「対人関係」「生徒指導」「進路指導」「自立活動」

参加者 :たむら支援学校高等部教員 17名

     船引高等学校教員     19名

    

 昨年度から、両校教員による合同研修会を行っています。校舎を共にしている環境を最大限に生かし、教員同士が 互いの専門性を学び合い、自校の指導に活かすことが目的です。

 今回は、5つのテーマを設定し、希望するテーマを選んで参加していただきました。少人数で座談会のような雰囲気にしたことで、それぞれが日頃感じていることや指導のアイデア等を率直に話すことができ、活発な意見交換ができました。

 また、「支援学校で使用している〇〇を見せてほしい」、「船引高校の〇〇をぜひ活用してください。いつでも声をかけてください。」等の話もありました。

 今後の指導に生かせる情報共有ができ、日常的に連携し合える関係にまた一歩近づいたと感じます。

「令和5年度たむら支援学校特別支援教育セミナー」

 11月21日(火)に茨城大学教授の新井英靖先生を講師にお迎えし、御講演をいただきました。

 「自立活動の授業づくり~実態把握から目標及び内容設定とその実践例~」の演題で、自立活動の基本的事項から指導の流れ、実際の授業の単元計画や授業展開等についてまで、具体例を挙げながら分かりやすくお話しいただきました。自分の担当するお子さんについて思い起こしながら、具体的な授業アイデアが次々に浮かんでくる有意義な研修会になりました。

 「自立活動」が各教科等において育まれる資質・能力を支える役割を担っていることを再認識し、児童生徒一人一人の、学習上・生活上の困難の改善・克服のため、「楽しい自立活動の授業」が展開できるよう取り組んでいきたいと深く感じました。

 「かぜやインフルエンザに負けず げんきにすごそう!」

 小学部集会での保健学習の様子を紹介します。今回は「感染症の予防」について、おなじみのバナナくんと一緒に、「正しいマスクのつけ方は?」「いつ手洗いするのかな?」と、感染症予防行動について確認しました。きれいに見えていても拡大虫メガネで見てみると、手にはばい菌がいっぱい!と、子どもたちは声を上げて驚いていました。

 子どもたちの健康な習慣を定着するためには、「なぜ、手を洗うの?」「なぜ、マスクで鼻と口をおおうの?」とひとつひとつの理由について、子どもたちが理解して行動できるよう、繰り返し伝えていくことが大切だと思います。今後も子どもたちが毎日元気に安全に過ごせるよう、取り組んでいきたいと思います。

「 学校へ行こう週間 」 

 本県では県民の教育に対する理解を深め、学校教育、社会教育及び文化の充実と発展を図ることを趣旨として、11月1日を「ふくしま教育の日」、11月1日から7日までを「ふくしま教育週間」しています。

 本校においても、趣旨の普及啓発を図り、開かれた学校づくりを推進するため、10月23日~27日を「学校へ行こう週間」とし、保護者や地域の多くの方々にご来校いただき、小・中学部、高等部の各授業を参観したり、校内を見学したりしていただきました。

 児童生徒達は少し緊張しながらも、見ていただくことが嬉しい様子で、意欲的に学習活動に取り組んでいました。

 ご来校いただいた皆様、ありがとうございました。

  小4生活単元学習「買い物学習」  小5生活単元学習「遠足事前学習」

    中1国語「文を作ろう」        中2社会「米作り」       中3理科「空気の性質」

    高3国語「クイズを作ろう」  合同職業(総合サービス班、畑作業)

  

高等部「船引高校との合同体育祭(綱引き)     (長縄跳び) 

保健部 給食・食育係で紹介した「10月の特別メニュー」について

<10月19日(木)世界の料理 南米(南アメリカ)の料理>

献立: タコライス 牛乳 ポテトサラダ トマトと豆のスープ りんご(福島県産)

 南米(南アメリカ)とは、日本から見て地球の反対側に位置する南アメリカ大陸にある12の国とその周辺にある島が南米と呼ばれています。私たちの食生活に欠かせないジャガイモ、トウモロコシ、トマトなどはすべて南米で生まれたものです。南米で生まれたジャガイモ、トマトなどを使った料理を給食の献立に取り入れました。

タコライスは、「タコス」をあたたかいご飯と一緒に食べる沖縄で生まれた料理です。「タコス」は、スパイシーに味付けした、ひき肉、野菜などを「トルティーヤ」に包んで食べる伝統的なメキシコ料理です。メキシコ料理をアメリカ人好みにしたタコスが沖縄県に持ち込まれ、米軍基地周辺のレストランを中心に作られるようになり広まりました。給食では、お皿のご飯に、ボイルキャベツ、タコライスの具の順にのせた盛り付けで、食べてみました。

             南米の料理

 

<10月30日(月)第2回給食献立コンテスト最優秀賞>

献立:  ドライカレー 牛乳 ひじきのさっぱりサラダ ジュリアンスープ フルーツヨーグルト

 夏休みの自由課題として開催した「第2回給食献立コンテスト」。第2回の最優秀賞作品は、小学部5年2組の北見唯さんの『野菜たっぷりドライカレー』でした。

ポイントは、7種類の野菜がたっぷり入っていることです。苦手な野菜も、大好きなカレーの味付けでパクパク進んでしまう。そんな、頼もしいメニューを考えてくれました。

みんなでパクパク、楽しくおいしく食べました。

         野菜たっぷりドライカレー

「 第2回 小、中学部 避難訓練 」

 10月4日(水)、火災を想定しての避難訓練を実施しました。避難指示の放送を聞き、ハンカチで口や鼻を押さえたり、ヘルメットを被ったりして、教師と一緒に素早く避難をすることができました。

 また、係より、避難時の約束「おさない」「はしらない」「しゃべらない」「もどらない」の話を聞き、安全に避難するための理解を深めることができました。

保健部 給食・食育係で紹介した「9月の特別メニュー」について

<9月19日(火)秋の味覚を味わおう献立>

献立: ごはん 牛乳 鮭のマヨネーズ焼き さつまいもの煮物 野菜と豚肉のごま味噌スープ ブルーベリーゼリー

 秋になると食欲がわいたり、ごはんがおいしいと感じたりすることが多いのではないでしょうか。それにはいくつかの理由があると考えられています。夏バテで落ちた食欲が回復するためや、これから迎える寒い季節に備えて栄養を蓄えるためといった理由や、気温が低くなると体温を維持するためにエネルギーの消費量が上がるためなどです。

 また、もうひとつ大きな理由としては、さつまいもやサンマ、ぶどうなどの「秋の味覚」が出回ります。「実りの秋」や「収穫の秋」という言葉があるように、魚や野菜、果実など、たくさんの食べ物が秋に旬を迎え、一年で一番おいしいといわれる季節が秋なのです。

 給食では、秋に旬を迎えた魚の鮭、収穫を迎えたサツマイモや大根などの根菜類、キノコなどの食材を献立に取り入れました。9月後半とはいえ残暑厳しい日も多いですが、旬の食材から満ち足りた秋の季節を感じることができたのではないでしょうか。

「 文殊地区ソフトボール大会 」

 厳しい残暑の中、8/27(日)に田村市教育委員会・船引文殊地区公民館主催の地区ソフトボール大会が本校校庭を会場に開催されました。過去3年間中止になっていた本大会が今年度再開し、本校も有志職員で1チーム結成して参加しました。

 地域の方々のおそろいのユニフォーム姿に圧倒されましたが、本校有志チームもソフトボール・野球経験者を揃えた強力メンバーです。試合は全て真剣に取り組み、一進一退の白熱した試合が繰り広げられました。地域のチームの皆様と言葉を交わしながら、一球一球を一生懸命追いかけて楽しむことができました。

 結果はなんと2連勝で優勝!立派な賞状とトロフィーをいただきました。

 たむら支援学校は、今後も地域の方々と様々な形で交流しながら教育活動を展開していきます。

「 高等学校への研修支援~自立活動の視点で~ 」

日 時:8月21日(月)

テーマ:「高等学校における生徒への支援~自立活動の視点で~」

 

 船引高等学校において、今年度2回目の研修支援を行いました。

 研修の前半は、「通級による指導」と「自立活動」について講話を行いました。

 後半は、自立活動の視点で生徒の課題を捉える演習を行いました。今回も事例検討の形式をとり、6区分27項目の表を参考にしながら、情報の整理から指導目標の設定までを体験していただきました。

 今年度の研修会は残り1回です。校舎を共にしている環境を最大限に生かし、お互いの専門性を学び合えればと思います。

「令和5年度 小・中学部 第二学期始業式」

 夏休みも終わり、春山校舎に子どもたちの元気な笑顔が戻ってきました。学級では子どもたち同士で思い出の絵日記や宿題を見せ合い、夏休みの出来事を楽しく振り返る姿が見られました。

 始業式では校長先生より、行事が盛りだくさんの二学期を元気に過ごしていくために、体調に気を付けて食事や運動の良い習慣作りをしていくようにお話がありました。二学期の行事に関するシルエットクイズでは、遠足や修学旅行、ゆめここ祭など、盛んに手を挙げて答え、楽しみな行事に向けて児童生徒全員で期待感を高める様子が見られました。

 夏休みの思い出と二学期の目標の発表では、各学部の代表の児童生徒が「Drop tap」や「読み上げアプリ(かわりに喋る)」を利用して、皆の前で意欲的に発表を行うことができました。

 二学期も一人一人に応じた表現方法やICT機器を活用し、自分の気持ちを相手に伝えたり、表現したりする機会を増やしていきたいと思います。

「 春山校舎 不審者対応訓練 」

 8月21日(月)船引幹部交番より2名の講師をお招きして、教職員対象の不審者対応訓練を実施しました。実際の事例を交えて、不審者の特徴や対応の仕方について講話をいただきました。また、不審者が侵入した際の動きや、さすまたの使い方について訓練を行いました。訓練で学んだことを、学校での安心安全な学習に生かしていきます。

「令和5年度 たむら支援学校後援会役員会・総会」

 7月28日(金)、令和5年度福島県立たむら支援学校後援会役員会・総会を開催いたしました。

 令和4年度の事業報告とともに、今年度の事業計画について審議されました。また、本校及び地域の現状と課題等について情報交換をすることができました。10月に開催される特別全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」に高等部の生徒4名が陸上及びフライングディスク競技に福島県代表として選出され、一人一人に参加助成金として支援することが決定されました。

 今年度も児童生徒の教育活動の充実のため、皆様の御理解と御支援をよろしくお願い申し上げます。

保健部 給食・食育係で紹介した「7月の特別メニュー」について

<7月7日(金)七夕献立>

献立: ちらし寿司 牛乳 五目野菜肉団子 そうめん汁 七夕ゼリー(日向夏ゼリー)

 7月7日は「七夕」です。

七夕には、様々な伝説があります。そのうちのひとつを紹介します。

昔、天の川の東に天帝の娘の織姫がいました。織姫は毎日機織りに精を出し、雲の錦で天衣を織っていました。大人になった織姫は、天の川の西に住む彦星と結婚しました。お嫁に行ってからの織姫は、機織りの仕事をさぼってばかりいました。腹を立てた天帝は、織姫を天の川の東に連れて帰りました。泣いている織姫をかわいそうに思った天帝が、年に一度、7月7日の夜に、天の川を渡って彦星と会うことを許してあげたのです。

七夕の日には、そうめんを食べる風習があります。皆さんが1年元気に過ごせるように、そうめん汁が登場しました。

<7月19日(水)夏を元気に過ごそうメニュー>

献立: ごはん 牛乳 豚肉のピリ辛焼きツナとひじきのサラダ 

道産子汁 ピーチコンポート

 暑い日が続いています。夏を元気に過ごす食生活の3つのポイントを紹介します。

①食欲が出るための工夫をする。

 ・酸味(レモン、酢など)を使ってさっぱりさせる。

・食事の一品をつめたいものにする(冷ややっこ、つめたいスープなど)。

・香り野菜(しょうが、しそ、青唐辛子など)を加えて、味にアクセントをつける。

②魚、肉、大豆製品のどれかは毎食食べる。

 夏バテしないためには、良質のたんぱく質をしっかり補いましょう。魚と肉は半々が理想的です。

③夏野菜を毎食たっぷり食べる。

トマト、ナス、ピーマン、インゲン、オクラなどは緑黄色野菜と言って、カロテンが多く含まれています。カロテンの吸収をよくして、たくさんの量を食べるには、油でいためたり、ドレッシングでサラダにするとおいしく食べられます。

保健部 「からだを せいけつにしよう」

 小学部集会での保健学習の様子を紹介します。今回は「体の清潔」について、おなじみのバナナくんと一緒に、「汗をかいたらどうするの?」「つめはどうかな?」「歯みがきはしているかな?」と、毎日の生活習慣を振り返りました。

体を清潔にすることは、健康を保持し、ケガや病気の予防にもつながる大切な習慣です。今後も子どもたちが毎日元気に安全に過ごせるよう、取り組んでまいりたいと思います。

保健部 給食・食育係「6月の特別メニュー」の紹介

<6月1日(木)虫歯予防デー献立>

献立: ごはん 牛乳 いわしの生姜煮 れんこんとツナのサラダ けんちん汁 いもけんぴパリッシュ

 6月4日~10日は「歯の衛生週間」です。

歯を大切にする気持ちをみんなで持とうと、かみごたえのある食品とカルシウムが多い食品を使った献立を作ってみました。

よく噛んで食べると、食べ物を飲み込みやすくするだけではなく、

①唾液がたくさん出るので、消化が良くなる。

②顎が発達し、歯並びがよくなる。

③脳の働きがよくなる。

④食べ過ぎを防ぐ。

と言ったような、体に良いことがたくさんあります。

 一口30回以上を目安によく噛みながら、味わって食べてみてください。

 

 <6月15日(火)福島県で作られている食材を使ったメニュー>

献立: ごはん 牛乳 とんかつ キャベツの甘酢和え うの花汁 りんごゼリー

 福島県産の食材を献立の中にたくさん取り入れました。

福島県産豚肉を使ったとんかつ、鮫川村産の大豆を使ったうの花汁、福島県産のリンゴを使ったりんごゼリーです。

 毎年6月は食育月間です。毎日の食事は、私たちの成長と健康のために大切なものです。今日の献立は一汁三菜の献立です。ごはんに汁物、3種類のおかずがそろっています。いろいろな食品をとることができ、栄養のバランスのよい食事となります。

 

研修部 「 たむら支援学校 現職教育研修 」

【小中学部】

児童生徒の学びをつなぐ授業づくり

~学習指導要領の確実な実施と単元評価の充実~

02 R5現職教育 構想図(小・中学部).pdf

 

【高等部】

生徒の学びをつなぐ授業づくり

~自立と社会参加につなげる自立活動の指導の充実を目指して~

R5現職教育 構想図(高等部).pdf

 

今年度は学習指導要領の内容を確実に実施し、児童生徒の育成すべき資質・能力を確実に育てる授業づくりを行い、学びを着実に積み上げていけることを目的として、現職教育研修を行います。

代表授業者以外にも、クラスシートを一人一枚作成し、目標設定から単元評価まで行うことで、その結果を児童生徒の学習の改善、教師による指導の改善等に生かしていきたいと考えています。

 また、自立活動の流れ図を生かし、自立活動の視点を取り入れた授業作りに努めてまいります。高等部においては、特別支援教育センタープロジェクト研究の協力を通して、生徒一人一人の実態に応じた自立活動の指導目標・指導内容の設定プロセスを検討し、生徒が学習の意義を理解した上で、主体的に学ぶための自立活動の指導方法について研修を進め、実践を図っていきます。

保健部 給食・食育係「5月の特別メニュー」の紹介

<5月2日(火)『こどもの日』メニュー>

献立:ごはん、牛乳、カツオフライ(旬の食材カツオ)、ほうれんそうのいそべあえ、

若竹汁(旬の食材わかめ、たけのこ)、かしわもち

 こどもの日は、端午の節句ともいいます。男の子の成長としあわせを願う行事です。そらにこいのぼりを泳がせ、家の中には武者人形などを飾って、ちまきやかしわもちをいただきます。「端午」は「月の初めの午(うま)の日」という意味でしたが、だんだんと5月5日だけをさすようになりました。

 献立の若竹汁に使われているたけのこについてお話します。暖かい日が続くとたけのこが出てくる季節になります。たけのこは、米や麦と同じイネ科の植物で、茎になる前の部分を柔らかいうちに食べます。ゆでたけのこは、時間がたつと白い粒々が出てきますが、体をつくるのに大切なアミノ酸のひとつで「チロシン」という栄養成分ですので、安心して食べてください。給食では、同じく今が旬のわかめと一緒に若竹汁にしました。春の味は、いかがだったでしょうか?

 <5月18日(木)『広島県の郷土料理』 >

献立:ごはん、牛乳、がんす(広島の郷土食)、ささみとひじきのサラダ、呉汁

みかん入り牛乳かん

 5/19(金)から5/21(日)まで広島県でG7サミット(主要国首脳会議)が開かれました。広島県は海に面し、海岸線が入り組んでいて、大小の約140の島々があります。1年を通して降水量が少なく、冬でもあたたかい気候です。古くから中国地方の中心的な役割を担い、船や自動車の製造、農業では柑橘類の栽培、漁業ではカキの養殖が盛んです。原爆の投下という歴史を乗り越えて発展してきました。

 広島でよく食べられている揚げかまぼこが「がんす」です。がんすの原料には、タラ、イトヨリダイなどの魚肉のすり身、パン粉、砂糖、食塩、唐辛子などが使われます。広島でたくさん栽培されているみかん入りのデザート「みかん入り牛乳かん」取り入れました。広島県の郷土食はいかがでしたか。

保健部 「野菜、足りていますか?」

 学校薬剤師 濱田先生の御協力により、「ベジチェック」という機器をお借りして、児童生徒の緑黄色野菜摂取量(カロテノイド量)を測定しました。個別懇談週間でもあったため、ご希望の保護者さんにも測定してもらいました。測定値は0.1~12.0で表示され、7.0が1日350g摂取の目安となります。今回測定した20数名の児童生徒の平均値は5.6でした。日々の野菜摂取レベルが数値化されることで食習慣を振り返る機会となりました。

1日分の野菜350gを生野菜で摂取することは難しいので、具だくさんの野菜スープやみそ汁にすると、スープに溶け出した栄養素をまるごと摂取できるのでおすすめです。 

ご家庭でもぜひ話題にしていただき、お子さんの好きな野菜の食べ方や調理法など、おすすめレシピがありましたらぜひ教えていただければと思います。

保健部 給食・食育係「4月の特別メニュー」の紹介

 入学・進級から一か月が経過しました。新しい教室・新しい仲間との給食はいかがでしょうか? 給食を楽しく、おいしく食べていただくことも、健康な生活にとって、大切なことです。今年度も、毎月の「食育の日」をはじめ、様々な特別メニューで、季節や行事・地域の特色・栄養などに触れ、元気な学校生活を応援していきたいと思います。

<4月13日(木)入学おめでとうメニュー>

 

 

 

 

 

 

献立:ごはん 牛乳 花型とうふハンバーグ 筑前煮 ほうれんそうのたまごスープ

   いちごケーキ

 新入生の皆さんのための、入学お祝いメニューです。春のメニューということで、春が旬のたけのこやいちごを使ったメニュー、春に咲く花のイメージを取り入れたメニューにしています。今が旬のたけのこには食物繊維がたっぷり含まれていて、おなかの掃除をしてくれ便秘予防に役立ちます。

 

<4月19日(水)世界の料理韓国>

 

 

 

 

 

 

献立:ごはん 牛乳 ヤンニョムチキン ほうれんそうのナムル キムチチゲスープ

   韓国フルーツポンチ

 韓国料理は、日本と同じく主食はごはんです。食卓には、ごはん、汁物、キムチ、焼き魚や肉が並びます。野菜をたくさん使った料理が多く、ごま油やコチュジャン(唐辛子味噌)が多く使われます韓国料理の特徴として、下味をつけた食材を混ぜ合わせて食べる料理が多くあります。ビビンバやチャプチェ、ナムルなどがそうです。食事作法は、食器を持ち上げずテーブルに置いたままスプーン(スンカラ)ですくうようにしていただきます。

 

栄養士さんより

 4月の給食はいかがでしたか? 好きなメニューやおいしかったメニューは登場しましたか?

これからも行事食、食育の日のメニュー、学年ごとのリクエスト献立、献立コンテストの入賞作品などが登場するので楽しみにしていてください。

 

保健指導の取り組み 「はみがきをしよう!」

 小学部3年生の学習の様子を紹介します。毎日の習慣としての「はみがき」は、歯の健康、そして丈夫な体づくりにつながる大切な習慣です。乳歯から永久歯に生え変わっている途中の大切な時期でもある3年生。

今回は、自分の歯の汚れがどこにあるのかを、赤く染め出して確かめてみました。子どもたちは「あ~のくち」「い~のくち」をしながら、真剣に鏡を見て自分の歯の赤く染まった部分を観察していました。

ご家庭でも、ぜひ一緒にお子さんの口腔内を観察し、引き続き仕上げみがきのご協力をお願いします。

「AEDおよび心肺蘇生法講習会」

 創立記念日を利用し、5月12日(金)に職員を対象とした「AEDおよび心肺蘇生法講習会」を実施しました。郡山市にある国際医療看護福祉大学校の高橋利行先生を講師としてお迎えし、学生3名もアシスタントとして参加してくださいました。

成人と小児の心肺蘇生の実技、AEDの使用方法や気道に異物が詰まった際の除去の仕方についての実演を交えながら講義をしていただきました。

 職員一同、「万が一の時は、命を守るために迷わず心肺蘇生を行ってほしい。」という高橋先生の言葉を胸に刻みました。