各部より

「離任式」

 3月27日(水)、令和6年度人事異動に伴う退職者・転出者の離任式が行われました。

 春山と石崎のそれぞれの校舎では、小・中学部、高等部の児童生徒と職員が、共に過ごした日々の思い出を振り返りながら別れを惜しみました。

子ども達一人一人の優しい笑顔や感謝の言葉、元気に握手を交わす姿は、なごり雪で白くなった校舎にも春の訪れを感じさせてくれました。

【小・中学部】

【高等部】

「学校保健委員会」

 3月19日(火)に学校保健委員会が開催されました。児童生徒の定期健康診断結果、各種衛生検査結果、精神科医における相談会実施状況等について報告を行い、参加された委員の方々より、それぞれの立場から御指導や御助言、御意見をいただきました。

 また、令和3年度から取り組んできた「食育の指導」の取り組みの成果について報告が行われたのち、令和6年度から重点的に取り組む「性に関する指導」の進め方等についての話し合いも行われました。

今後も児童生徒が健康で安全な学校生活を送ることができるよう、委員の皆様から頂いた御指導や御助言、御意見をもとに取り組んでいきたいと思います。

「 令和5年度 小・中学部卒業証書授与式 」

 3月18日(月)、春山校舎体育館におきまして小・中学部の卒業証書授与式が行われました。強い風が吹く春の嵐の日となりましたが、温かく装飾された式場や教室で、和やかに最後の登校日を過ごしました。

 今年度は小学部4名、中学部8名の卒業生が、春山校舎を巣立っていきます。

 卒業証書授与では、卒業生一人一人が堂々とした振る舞いで証書をいただくことができました。ご臨席の保護者の皆様も、我が子の成長した姿を見て目頭を熱くされていたようです。在校生代表から送る言葉、卒業生代表からお別れの言葉がそれぞれ贈られました。その言葉一つ一つに、各学部での楽しい出来事がたくさん思い出されました。

  卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。次のステージでの、さらなるご活躍を祈っています。

保健部 給食・食育係で紹介した「3月の特別メニュー」について

<3月15日(金)食育の日 ヨーロッパの料理>

献立: コッペパン チョコレート 牛乳 白身魚のピザソース焼き 花野菜のフレンチサラダ ジュリアンスープ

 イタリアとフランスの料理を取り入れました。イタリア料理では「PIZZA」が有名です。16世紀後半ごろイタリアでトマトが栽培され、18世紀には水牛の乳を原料にしたモッツァレラチーズも作られたりするようになりました。トッピングに使われたトマトとモッツァレラチーズは、そのおいしさに瞬く間に広まったそうです。給食には「たら」の魚の上にピザソースとチーズをのせて焼きました。

 給食に出したフランス料理は「ジュリアンスープ」です。これは野菜を千切りにしたスープのことで、給食にはキャベツ、たまねぎ、ベーコンを千切りにしました。

保健部 給食・食育係で紹介した「2月の特別メニュー」について

<2月1日(木)節分献立>

献立: ごはん 牛乳 いわしの南蛮漬け 厚揚げのうま煮 うち豆汁 節分デザート(豆乳プリン)

 春の始まり「立春」の前日、2月3日が「節分」です。豆まきは鬼を追い払い、福を呼び込むために行います。また、鬼を家に寄せ付けないために、焼いたいわしの頭を柊の枝に刺し、玄関の外に飾ります。

 今回の献立には、いわしの南蛮漬けと大豆を使った料理を取り入れました。煮物には厚揚げ、汁にはつぶした大豆を使用しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<2月28日(水)卒業お祝い&ひまなつりメニュー>

献立: 五目ちらし寿司、牛乳、若竹信田、豆腐とわかめのすまし汁、ひな祭りデザート(まんじゅう)

 卒業を迎える高等部3年生・中学部3年生・小学部6年生のお祝いメニューと3月3日の「ひな祭り」の行事食を合わせた献立です。

 ひな祭りは女の子の成長を祈る行事です。今回の給食では、「ちらし寿司」に長生きを表す縁起物の「エビ」、まめに働けますようにという祈りが込められている「豆」を使っています。

 卒業生のみなさん、「食べること」を大切にして、これからも元気に過ごしてください。

保健部 給食・食育係で紹介した「1月の特別メニュー」について

<1月19日(金)食育の日 世界の料理 ベトナム>

献立: ごはん 牛乳 カ・ラン・チェア・ゴット 豆腐の中華風スープ バナナ

 ベトナムは、東南アジアに位置する細長い国で、中国の影響を受けながらも独自の料理を発展させてきました。香りの強い香草や魚醤といわれるナンプラーを使います。

 給食では、「カ・ラン・チェア・ゴット」を取り上げました。本来は、赤魚を丸ごと油で揚げて香草のコリアンダーやスカリオなどの野菜をつかった甘酢のあんを掛けて食べますが、給食では香草をセロリとパセリで代用しました。日本とは違ったおいしさです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<東北地方の郷土料理>

 1月の給食では東北地方の郷土料理を紹介しました。同じ東北でも県によって料理に特徴がありました。初めて食べるものもあったのではないでしょうか。

今回は山形県と岩手県の郷土料理の給食メニューを紹介します。

 

<1月24(木)山形の郷土食>

献立: ごはん 牛乳 ますのあんかけ かぼちゃのそぼろ煮物 芋煮汁 ラ・フランス缶

 給食が国内で最初に給食が始まったのが山形県です。当時の給食は、おにぎり、塩鮭、菜の花の漬物でした。

今回の給食では芋煮汁があります。福島県はきのこが多く、醤油と味噌をブレンドした味付けです。山形の芋煮汁は具材の種類が福島県より少なくシンプルで醤油で味付けします。給食も醤油味でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<1月31日(火)岩手県の郷土食>

献立: じゃじゃ麺(中華麺) 牛乳 五目スープ ヨーグルト

 
盛岡じゃじゃ麺は、岩手県盛岡市の郷土料理です。「わんこそば」「冷麺」「じゃじゃ麺」は岩手県の三大麺料理として有名です。盛岡じゃじゃ麺は、茹でた麺の上に肉みそ、野菜などをのせて好みでおろし生姜、おろしにんにく、酢やラー油をかけて食べる麺料理です。肉みそなどの具材と調味料を麺に良くからませて食べるのがコツで、とにかく良く混ぜるのが「盛岡じゃじゃ麺」の食べ方です。

「第二回給食献立コンテスト」表彰を行いました。

 22日(金)2学期終業式終了後、表彰式を行いました。第二回を迎え、43作品の参加がありました。生徒たちの考えたメニューは2学期の給食で登場し、作り方や材料、味などへの関心をもつきっかけにもなりました。ご家族の方のご協力に感謝しております。今後も、栄養たっぷりのおいしい給食を目指していきたいと思います。

◎「最優秀賞」  「絶対一度は食べてみたいで賞」

   小学部5年2組 北見 唯 野菜たっぷりドライカレー

   選考理由:野菜が苦手でも、いろいろな野菜をおいしく食べることができるよう、

        工夫されている点が素晴らしい。是非食べてみたいですね。

◎「特産品を生かしたメニューで賞」 

   高等部3年1組 今泉 和真 たむらのふうみにのせて~おいしいソースカツ丼~

   選考理由:田村市の特産物であるえごま油を使用すること。自分の住む地域を知ったう

        えでよく考えられていると思いました。

◎「暑い日も、おいしいで賞」

   中学部1年1組 宮前 創  トマトにくじゃが 

   選考理由:肉じゃがそのものがおいしいのに、洋風になったらまた違ったおいしさにな

        りそうです。作り方もレンジで簡単です。

◎「おいしそうで賞」

   高等部1年1組 進藤 利幸 鯖の味噌バター焼き

   選考理由:大好きな鯖を、やったことのない調理方法で食べてみたいと思いました。

◎「栄養バランスがイイで賞」 

   小学部3年1組 井上 環 夏のポテトサラダ

   選考理由:野菜がたくさん入って栄養バランスが良い。カレー好きにはたまらないと思

        います。食べてみたいです。

◎「みんなで感動したいで賞」

   高等部1年1組 村上 麻莉奈 パリパリ&ジューシーカレー

   選考理由:「おいしすぎて感動!の味を給食で」という、熱い気持ちが伝わってきました。

◎「食べてみたいで賞」

   高等部3年1組 佐藤 翔太 だれでも食べれるピリ辛まぜそば

   選考理由:ありそうでなかったまぜそば。味を調節することで、誰でも食べれそうなと

        ころがよかったです。

◎「わくわくしながら食べたいで賞」

   高等部2年2組 杉内 楓弥 ロヒケイット 

   選考理由:みんなが知らない料理を調べて食べてほしいという気持ちがよいですね。

        パンの日のメニューに合いそうです。

≪表彰式≫

≪2学期の給食に登場しました≫

  野菜たっぷりドライカレー      おいしいソースカツ丼         トマトにくじゃが

     鯖の味噌バター焼き          夏のポテトサラダ      パリパリ&ジューシーカレー

  だれでも食べれるピリ辛まぜそば       ロヒケイット

 

「令和5年度 小・中学部 第二学期終業式」

 12月22日(金)春山校舎で小・中学部の第2学期終業式が行われました。

 校長先生からは、児童生徒たちの2学期の頑張りに対する称賛と、冬休み中に病気やけがをせずに過ごすようにお話がありました。校長先生のシルエットクイズを交えたお話に、児童生徒は盛んに手を挙げ楽しんで答えていました。

 「2学期に頑張ったこと」の発表では、小学部児童からかけっこが得意になったこと、中学部生徒から校内外で様々な体験活動をしたことが発表されました。

 2学期も両学部とも様々な学習活動を展開し、無事に終了することができました。保護者の皆様及び地域の皆様には、今年も本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、心からお礼申し上げます。来年もよろしくお願いいたします。

 皆様、良いお年をお迎えください。

保健部 給食・食育係で紹介した「12月の特別メニュー」について

<12月19日(金)食育の日 少し早い冬至メニュー>

 献立: ごはん 牛乳 ぶりの西京焼き かぼちゃのいとこ煮 野菜たっぷり豆乳豚汁 柚ゼリー

 12月22日は冬至です。冬至は太陽が最も低い位置にあり、一年で最も夜が長く昼が短い日です。太陽の力が一番弱まる日ですが、翌日からは再び強まることから、運が向いてくるといわれる日でもあります。

 【冬至の日の食べ物】

 ん(運)のつく食べ物「ん」のつくもので運気を上げます。「なんきん(かぼちゃ)」「れんこん」「こんにゃく」「うどん」などがあります。また、冬は野菜が不足しがちで、ビタミンがとりにくくなりますが、「かぼちゃ」は保存ができて栄養もあまり減らない貴重な食べ物です。

 給食では、赤い色には災いや苦しみを追い払う力があるとされている「あずき」と一緒に「冬至かぼちゃ(かぼちゃのいとこ煮)」として、登場しました。

 「野菜たっぷり豆乳豚汁」に入っていたこんにゃくに多く含まれている食物繊維には、老廃物を外へ出す働きがあることから、一年間で体にたまった良くないものを体から出すと言う意味に例えて食べられています。たくさんの野菜と豆乳も合わせて体を温める効果も期待できます。

<12月21日(木)クリスマスの行事食>

 献立: キャロットライス、牛乳、フライドチキン、イタリアンサラダ、ジュリアンスープ、

 クリスマスケーキ(ブッシュドノエル)

 家庭でクリスマスを祝うようになったのは、昭和25年頃と言われています。そして、今では日本人にとって、なくてはならない年末のイベントとして、私たちの生活に溶け込んでいます。

【クリスマスケーキ】

 世界のクリスマスでは、日本のクリスマスケーキのイメージとはちょっと違った甘いものを食べる習慣があります。イギリスのクリスマスプディング、ドイツのシュトーレン、イタリアのパネトーネ、アメリカのツリーや星をかたどったクッキー、フランスのブッシュドノエルなどです。国によって、様々な歴史や習慣があるようです。

 給食では、フランスの「ブッシュドノエル」と言う木の切り株の形をしたケーキが登場しました。クリスマスシーズンならではの、形も楽しんでくれたでしょうか?

保健部 給食・食育係で紹介した「11月の特別メニュー」について

<11月24日(金)和食のよさを知ろう!>

 献立: ごはん 牛乳 赤魚の磯煮 だいこんと凍り豆腐の煮物 白菜のみそ汁 抹茶ゼリー

 11月24日は、和食の日です。数字の語呂合わせから、「1124(いい日本食)」と言えることから、和食の日に決められました。

 お米を主食とする和食は、昔から日本人が食べてきたものです。健康的な食事として世界的にも注目され、2013年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されました。

 私たちが日々、何気なく食べている「和食」のよさをあらためて考えてみましょう。和食の特徴の一つとして、「旨味」を感じるだしを料理に使うということがあります。かつお節や昆布をに出して、汁物や煮物のだしをとります。給食では、かつお節でとっただしを使い、今が旬の白菜を使ったみそ汁をつくりました。


「 たむら支援学校・船引高等学校 合同研修会 」

日 時 :令和5年11月28日(火)

研修方法:分科会

テーマ :「学習指導」「対人関係」「生徒指導」「進路指導」「自立活動」

参加者 :たむら支援学校高等部教員 17名

     船引高等学校教員     19名

    

 昨年度から、両校教員による合同研修会を行っています。校舎を共にしている環境を最大限に生かし、教員同士が 互いの専門性を学び合い、自校の指導に活かすことが目的です。

 今回は、5つのテーマを設定し、希望するテーマを選んで参加していただきました。少人数で座談会のような雰囲気にしたことで、それぞれが日頃感じていることや指導のアイデア等を率直に話すことができ、活発な意見交換ができました。

 また、「支援学校で使用している〇〇を見せてほしい」、「船引高校の〇〇をぜひ活用してください。いつでも声をかけてください。」等の話もありました。

 今後の指導に生かせる情報共有ができ、日常的に連携し合える関係にまた一歩近づいたと感じます。

「令和5年度たむら支援学校特別支援教育セミナー」

 11月21日(火)に茨城大学教授の新井英靖先生を講師にお迎えし、御講演をいただきました。

 「自立活動の授業づくり~実態把握から目標及び内容設定とその実践例~」の演題で、自立活動の基本的事項から指導の流れ、実際の授業の単元計画や授業展開等についてまで、具体例を挙げながら分かりやすくお話しいただきました。自分の担当するお子さんについて思い起こしながら、具体的な授業アイデアが次々に浮かんでくる有意義な研修会になりました。

 「自立活動」が各教科等において育まれる資質・能力を支える役割を担っていることを再認識し、児童生徒一人一人の、学習上・生活上の困難の改善・克服のため、「楽しい自立活動の授業」が展開できるよう取り組んでいきたいと深く感じました。

 「かぜやインフルエンザに負けず げんきにすごそう!」

 小学部集会での保健学習の様子を紹介します。今回は「感染症の予防」について、おなじみのバナナくんと一緒に、「正しいマスクのつけ方は?」「いつ手洗いするのかな?」と、感染症予防行動について確認しました。きれいに見えていても拡大虫メガネで見てみると、手にはばい菌がいっぱい!と、子どもたちは声を上げて驚いていました。

 子どもたちの健康な習慣を定着するためには、「なぜ、手を洗うの?」「なぜ、マスクで鼻と口をおおうの?」とひとつひとつの理由について、子どもたちが理解して行動できるよう、繰り返し伝えていくことが大切だと思います。今後も子どもたちが毎日元気に安全に過ごせるよう、取り組んでいきたいと思います。

「 学校へ行こう週間 」 

 本県では県民の教育に対する理解を深め、学校教育、社会教育及び文化の充実と発展を図ることを趣旨として、11月1日を「ふくしま教育の日」、11月1日から7日までを「ふくしま教育週間」しています。

 本校においても、趣旨の普及啓発を図り、開かれた学校づくりを推進するため、10月23日~27日を「学校へ行こう週間」とし、保護者や地域の多くの方々にご来校いただき、小・中学部、高等部の各授業を参観したり、校内を見学したりしていただきました。

 児童生徒達は少し緊張しながらも、見ていただくことが嬉しい様子で、意欲的に学習活動に取り組んでいました。

 ご来校いただいた皆様、ありがとうございました。

  小4生活単元学習「買い物学習」  小5生活単元学習「遠足事前学習」

    中1国語「文を作ろう」        中2社会「米作り」       中3理科「空気の性質」

    高3国語「クイズを作ろう」  合同職業(総合サービス班、畑作業)

  

高等部「船引高校との合同体育祭(綱引き)     (長縄跳び) 

保健部 給食・食育係で紹介した「10月の特別メニュー」について

<10月19日(木)世界の料理 南米(南アメリカ)の料理>

献立: タコライス 牛乳 ポテトサラダ トマトと豆のスープ りんご(福島県産)

 南米(南アメリカ)とは、日本から見て地球の反対側に位置する南アメリカ大陸にある12の国とその周辺にある島が南米と呼ばれています。私たちの食生活に欠かせないジャガイモ、トウモロコシ、トマトなどはすべて南米で生まれたものです。南米で生まれたジャガイモ、トマトなどを使った料理を給食の献立に取り入れました。

タコライスは、「タコス」をあたたかいご飯と一緒に食べる沖縄で生まれた料理です。「タコス」は、スパイシーに味付けした、ひき肉、野菜などを「トルティーヤ」に包んで食べる伝統的なメキシコ料理です。メキシコ料理をアメリカ人好みにしたタコスが沖縄県に持ち込まれ、米軍基地周辺のレストランを中心に作られるようになり広まりました。給食では、お皿のご飯に、ボイルキャベツ、タコライスの具の順にのせた盛り付けで、食べてみました。

             南米の料理

 

<10月30日(月)第2回給食献立コンテスト最優秀賞>

献立:  ドライカレー 牛乳 ひじきのさっぱりサラダ ジュリアンスープ フルーツヨーグルト

 夏休みの自由課題として開催した「第2回給食献立コンテスト」。第2回の最優秀賞作品は、小学部5年2組の北見唯さんの『野菜たっぷりドライカレー』でした。

ポイントは、7種類の野菜がたっぷり入っていることです。苦手な野菜も、大好きなカレーの味付けでパクパク進んでしまう。そんな、頼もしいメニューを考えてくれました。

みんなでパクパク、楽しくおいしく食べました。

         野菜たっぷりドライカレー

「 第2回 小、中学部 避難訓練 」

 10月4日(水)、火災を想定しての避難訓練を実施しました。避難指示の放送を聞き、ハンカチで口や鼻を押さえたり、ヘルメットを被ったりして、教師と一緒に素早く避難をすることができました。

 また、係より、避難時の約束「おさない」「はしらない」「しゃべらない」「もどらない」の話を聞き、安全に避難するための理解を深めることができました。

保健部 給食・食育係で紹介した「9月の特別メニュー」について

<9月19日(火)秋の味覚を味わおう献立>

献立: ごはん 牛乳 鮭のマヨネーズ焼き さつまいもの煮物 野菜と豚肉のごま味噌スープ ブルーベリーゼリー

 秋になると食欲がわいたり、ごはんがおいしいと感じたりすることが多いのではないでしょうか。それにはいくつかの理由があると考えられています。夏バテで落ちた食欲が回復するためや、これから迎える寒い季節に備えて栄養を蓄えるためといった理由や、気温が低くなると体温を維持するためにエネルギーの消費量が上がるためなどです。

 また、もうひとつ大きな理由としては、さつまいもやサンマ、ぶどうなどの「秋の味覚」が出回ります。「実りの秋」や「収穫の秋」という言葉があるように、魚や野菜、果実など、たくさんの食べ物が秋に旬を迎え、一年で一番おいしいといわれる季節が秋なのです。

 給食では、秋に旬を迎えた魚の鮭、収穫を迎えたサツマイモや大根などの根菜類、キノコなどの食材を献立に取り入れました。9月後半とはいえ残暑厳しい日も多いですが、旬の食材から満ち足りた秋の季節を感じることができたのではないでしょうか。

「 文殊地区ソフトボール大会 」

 厳しい残暑の中、8/27(日)に田村市教育委員会・船引文殊地区公民館主催の地区ソフトボール大会が本校校庭を会場に開催されました。過去3年間中止になっていた本大会が今年度再開し、本校も有志職員で1チーム結成して参加しました。

 地域の方々のおそろいのユニフォーム姿に圧倒されましたが、本校有志チームもソフトボール・野球経験者を揃えた強力メンバーです。試合は全て真剣に取り組み、一進一退の白熱した試合が繰り広げられました。地域のチームの皆様と言葉を交わしながら、一球一球を一生懸命追いかけて楽しむことができました。

 結果はなんと2連勝で優勝!立派な賞状とトロフィーをいただきました。

 たむら支援学校は、今後も地域の方々と様々な形で交流しながら教育活動を展開していきます。

「 高等学校への研修支援~自立活動の視点で~ 」

日 時:8月21日(月)

テーマ:「高等学校における生徒への支援~自立活動の視点で~」

 

 船引高等学校において、今年度2回目の研修支援を行いました。

 研修の前半は、「通級による指導」と「自立活動」について講話を行いました。

 後半は、自立活動の視点で生徒の課題を捉える演習を行いました。今回も事例検討の形式をとり、6区分27項目の表を参考にしながら、情報の整理から指導目標の設定までを体験していただきました。

 今年度の研修会は残り1回です。校舎を共にしている環境を最大限に生かし、お互いの専門性を学び合えればと思います。

「令和5年度 小・中学部 第二学期始業式」

 夏休みも終わり、春山校舎に子どもたちの元気な笑顔が戻ってきました。学級では子どもたち同士で思い出の絵日記や宿題を見せ合い、夏休みの出来事を楽しく振り返る姿が見られました。

 始業式では校長先生より、行事が盛りだくさんの二学期を元気に過ごしていくために、体調に気を付けて食事や運動の良い習慣作りをしていくようにお話がありました。二学期の行事に関するシルエットクイズでは、遠足や修学旅行、ゆめここ祭など、盛んに手を挙げて答え、楽しみな行事に向けて児童生徒全員で期待感を高める様子が見られました。

 夏休みの思い出と二学期の目標の発表では、各学部の代表の児童生徒が「Drop tap」や「読み上げアプリ(かわりに喋る)」を利用して、皆の前で意欲的に発表を行うことができました。

 二学期も一人一人に応じた表現方法やICT機器を活用し、自分の気持ちを相手に伝えたり、表現したりする機会を増やしていきたいと思います。

「 春山校舎 不審者対応訓練 」

 8月21日(月)船引幹部交番より2名の講師をお招きして、教職員対象の不審者対応訓練を実施しました。実際の事例を交えて、不審者の特徴や対応の仕方について講話をいただきました。また、不審者が侵入した際の動きや、さすまたの使い方について訓練を行いました。訓練で学んだことを、学校での安心安全な学習に生かしていきます。

「令和5年度 たむら支援学校後援会役員会・総会」

 7月28日(金)、令和5年度福島県立たむら支援学校後援会役員会・総会を開催いたしました。

 令和4年度の事業報告とともに、今年度の事業計画について審議されました。また、本校及び地域の現状と課題等について情報交換をすることができました。10月に開催される特別全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」に高等部の生徒4名が陸上及びフライングディスク競技に福島県代表として選出され、一人一人に参加助成金として支援することが決定されました。

 今年度も児童生徒の教育活動の充実のため、皆様の御理解と御支援をよろしくお願い申し上げます。

保健部 給食・食育係で紹介した「7月の特別メニュー」について

<7月7日(金)七夕献立>

献立: ちらし寿司 牛乳 五目野菜肉団子 そうめん汁 七夕ゼリー(日向夏ゼリー)

 7月7日は「七夕」です。

七夕には、様々な伝説があります。そのうちのひとつを紹介します。

昔、天の川の東に天帝の娘の織姫がいました。織姫は毎日機織りに精を出し、雲の錦で天衣を織っていました。大人になった織姫は、天の川の西に住む彦星と結婚しました。お嫁に行ってからの織姫は、機織りの仕事をさぼってばかりいました。腹を立てた天帝は、織姫を天の川の東に連れて帰りました。泣いている織姫をかわいそうに思った天帝が、年に一度、7月7日の夜に、天の川を渡って彦星と会うことを許してあげたのです。

七夕の日には、そうめんを食べる風習があります。皆さんが1年元気に過ごせるように、そうめん汁が登場しました。

<7月19日(水)夏を元気に過ごそうメニュー>

献立: ごはん 牛乳 豚肉のピリ辛焼きツナとひじきのサラダ 

道産子汁 ピーチコンポート

 暑い日が続いています。夏を元気に過ごす食生活の3つのポイントを紹介します。

①食欲が出るための工夫をする。

 ・酸味(レモン、酢など)を使ってさっぱりさせる。

・食事の一品をつめたいものにする(冷ややっこ、つめたいスープなど)。

・香り野菜(しょうが、しそ、青唐辛子など)を加えて、味にアクセントをつける。

②魚、肉、大豆製品のどれかは毎食食べる。

 夏バテしないためには、良質のたんぱく質をしっかり補いましょう。魚と肉は半々が理想的です。

③夏野菜を毎食たっぷり食べる。

トマト、ナス、ピーマン、インゲン、オクラなどは緑黄色野菜と言って、カロテンが多く含まれています。カロテンの吸収をよくして、たくさんの量を食べるには、油でいためたり、ドレッシングでサラダにするとおいしく食べられます。

保健部 「からだを せいけつにしよう」

 小学部集会での保健学習の様子を紹介します。今回は「体の清潔」について、おなじみのバナナくんと一緒に、「汗をかいたらどうするの?」「つめはどうかな?」「歯みがきはしているかな?」と、毎日の生活習慣を振り返りました。

体を清潔にすることは、健康を保持し、ケガや病気の予防にもつながる大切な習慣です。今後も子どもたちが毎日元気に安全に過ごせるよう、取り組んでまいりたいと思います。

保健部 給食・食育係「6月の特別メニュー」の紹介

<6月1日(木)虫歯予防デー献立>

献立: ごはん 牛乳 いわしの生姜煮 れんこんとツナのサラダ けんちん汁 いもけんぴパリッシュ

 6月4日~10日は「歯の衛生週間」です。

歯を大切にする気持ちをみんなで持とうと、かみごたえのある食品とカルシウムが多い食品を使った献立を作ってみました。

よく噛んで食べると、食べ物を飲み込みやすくするだけではなく、

①唾液がたくさん出るので、消化が良くなる。

②顎が発達し、歯並びがよくなる。

③脳の働きがよくなる。

④食べ過ぎを防ぐ。

と言ったような、体に良いことがたくさんあります。

 一口30回以上を目安によく噛みながら、味わって食べてみてください。

 

 <6月15日(火)福島県で作られている食材を使ったメニュー>

献立: ごはん 牛乳 とんかつ キャベツの甘酢和え うの花汁 りんごゼリー

 福島県産の食材を献立の中にたくさん取り入れました。

福島県産豚肉を使ったとんかつ、鮫川村産の大豆を使ったうの花汁、福島県産のリンゴを使ったりんごゼリーです。

 毎年6月は食育月間です。毎日の食事は、私たちの成長と健康のために大切なものです。今日の献立は一汁三菜の献立です。ごはんに汁物、3種類のおかずがそろっています。いろいろな食品をとることができ、栄養のバランスのよい食事となります。

 

研修部 「 たむら支援学校 現職教育研修 」

【小中学部】

児童生徒の学びをつなぐ授業づくり

~学習指導要領の確実な実施と単元評価の充実~

02 R5現職教育 構想図(小・中学部).pdf

 

【高等部】

生徒の学びをつなぐ授業づくり

~自立と社会参加につなげる自立活動の指導の充実を目指して~

R5現職教育 構想図(高等部).pdf

 

今年度は学習指導要領の内容を確実に実施し、児童生徒の育成すべき資質・能力を確実に育てる授業づくりを行い、学びを着実に積み上げていけることを目的として、現職教育研修を行います。

代表授業者以外にも、クラスシートを一人一枚作成し、目標設定から単元評価まで行うことで、その結果を児童生徒の学習の改善、教師による指導の改善等に生かしていきたいと考えています。

 また、自立活動の流れ図を生かし、自立活動の視点を取り入れた授業作りに努めてまいります。高等部においては、特別支援教育センタープロジェクト研究の協力を通して、生徒一人一人の実態に応じた自立活動の指導目標・指導内容の設定プロセスを検討し、生徒が学習の意義を理解した上で、主体的に学ぶための自立活動の指導方法について研修を進め、実践を図っていきます。

保健部 給食・食育係「5月の特別メニュー」の紹介

<5月2日(火)『こどもの日』メニュー>

献立:ごはん、牛乳、カツオフライ(旬の食材カツオ)、ほうれんそうのいそべあえ、

若竹汁(旬の食材わかめ、たけのこ)、かしわもち

 こどもの日は、端午の節句ともいいます。男の子の成長としあわせを願う行事です。そらにこいのぼりを泳がせ、家の中には武者人形などを飾って、ちまきやかしわもちをいただきます。「端午」は「月の初めの午(うま)の日」という意味でしたが、だんだんと5月5日だけをさすようになりました。

 献立の若竹汁に使われているたけのこについてお話します。暖かい日が続くとたけのこが出てくる季節になります。たけのこは、米や麦と同じイネ科の植物で、茎になる前の部分を柔らかいうちに食べます。ゆでたけのこは、時間がたつと白い粒々が出てきますが、体をつくるのに大切なアミノ酸のひとつで「チロシン」という栄養成分ですので、安心して食べてください。給食では、同じく今が旬のわかめと一緒に若竹汁にしました。春の味は、いかがだったでしょうか?

 <5月18日(木)『広島県の郷土料理』 >

献立:ごはん、牛乳、がんす(広島の郷土食)、ささみとひじきのサラダ、呉汁

みかん入り牛乳かん

 5/19(金)から5/21(日)まで広島県でG7サミット(主要国首脳会議)が開かれました。広島県は海に面し、海岸線が入り組んでいて、大小の約140の島々があります。1年を通して降水量が少なく、冬でもあたたかい気候です。古くから中国地方の中心的な役割を担い、船や自動車の製造、農業では柑橘類の栽培、漁業ではカキの養殖が盛んです。原爆の投下という歴史を乗り越えて発展してきました。

 広島でよく食べられている揚げかまぼこが「がんす」です。がんすの原料には、タラ、イトヨリダイなどの魚肉のすり身、パン粉、砂糖、食塩、唐辛子などが使われます。広島でたくさん栽培されているみかん入りのデザート「みかん入り牛乳かん」取り入れました。広島県の郷土食はいかがでしたか。

保健部 「野菜、足りていますか?」

 学校薬剤師 濱田先生の御協力により、「ベジチェック」という機器をお借りして、児童生徒の緑黄色野菜摂取量(カロテノイド量)を測定しました。個別懇談週間でもあったため、ご希望の保護者さんにも測定してもらいました。測定値は0.1~12.0で表示され、7.0が1日350g摂取の目安となります。今回測定した20数名の児童生徒の平均値は5.6でした。日々の野菜摂取レベルが数値化されることで食習慣を振り返る機会となりました。

1日分の野菜350gを生野菜で摂取することは難しいので、具だくさんの野菜スープやみそ汁にすると、スープに溶け出した栄養素をまるごと摂取できるのでおすすめです。 

ご家庭でもぜひ話題にしていただき、お子さんの好きな野菜の食べ方や調理法など、おすすめレシピがありましたらぜひ教えていただければと思います。

保健部 給食・食育係「4月の特別メニュー」の紹介

 入学・進級から一か月が経過しました。新しい教室・新しい仲間との給食はいかがでしょうか? 給食を楽しく、おいしく食べていただくことも、健康な生活にとって、大切なことです。今年度も、毎月の「食育の日」をはじめ、様々な特別メニューで、季節や行事・地域の特色・栄養などに触れ、元気な学校生活を応援していきたいと思います。

<4月13日(木)入学おめでとうメニュー>

 

 

 

 

 

 

献立:ごはん 牛乳 花型とうふハンバーグ 筑前煮 ほうれんそうのたまごスープ

   いちごケーキ

 新入生の皆さんのための、入学お祝いメニューです。春のメニューということで、春が旬のたけのこやいちごを使ったメニュー、春に咲く花のイメージを取り入れたメニューにしています。今が旬のたけのこには食物繊維がたっぷり含まれていて、おなかの掃除をしてくれ便秘予防に役立ちます。

 

<4月19日(水)世界の料理韓国>

 

 

 

 

 

 

献立:ごはん 牛乳 ヤンニョムチキン ほうれんそうのナムル キムチチゲスープ

   韓国フルーツポンチ

 韓国料理は、日本と同じく主食はごはんです。食卓には、ごはん、汁物、キムチ、焼き魚や肉が並びます。野菜をたくさん使った料理が多く、ごま油やコチュジャン(唐辛子味噌)が多く使われます韓国料理の特徴として、下味をつけた食材を混ぜ合わせて食べる料理が多くあります。ビビンバやチャプチェ、ナムルなどがそうです。食事作法は、食器を持ち上げずテーブルに置いたままスプーン(スンカラ)ですくうようにしていただきます。

 

栄養士さんより

 4月の給食はいかがでしたか? 好きなメニューやおいしかったメニューは登場しましたか?

これからも行事食、食育の日のメニュー、学年ごとのリクエスト献立、献立コンテストの入賞作品などが登場するので楽しみにしていてください。

 

保健指導の取り組み 「はみがきをしよう!」

 小学部3年生の学習の様子を紹介します。毎日の習慣としての「はみがき」は、歯の健康、そして丈夫な体づくりにつながる大切な習慣です。乳歯から永久歯に生え変わっている途中の大切な時期でもある3年生。

今回は、自分の歯の汚れがどこにあるのかを、赤く染め出して確かめてみました。子どもたちは「あ~のくち」「い~のくち」をしながら、真剣に鏡を見て自分の歯の赤く染まった部分を観察していました。

ご家庭でも、ぜひ一緒にお子さんの口腔内を観察し、引き続き仕上げみがきのご協力をお願いします。

「AEDおよび心肺蘇生法講習会」

 創立記念日を利用し、5月12日(金)に職員を対象とした「AEDおよび心肺蘇生法講習会」を実施しました。郡山市にある国際医療看護福祉大学校の高橋利行先生を講師としてお迎えし、学生3名もアシスタントとして参加してくださいました。

成人と小児の心肺蘇生の実技、AEDの使用方法や気道に異物が詰まった際の除去の仕方についての実演を交えながら講義をしていただきました。

 職員一同、「万が一の時は、命を守るために迷わず心肺蘇生を行ってほしい。」という高橋先生の言葉を胸に刻みました。

「令和5年度 小・中学部 入学式」

 校庭の桜が満開になる中、本校春山校舎に小学部新入生9名、中学部新入生7名が入学しました。

 保護者と共に可愛らしく入場する小学部1年生、胸を張って立派に入場する中学部1年生、それぞれが自分らしい姿で式に臨みました。

 式の中では、児童生徒一人一人が呼名に応じて、自分なりの方法で元気よく返事をしたり、起立したりすることができました。校長より入学を認められ、たむら支援学校の児童生徒の仲間入りをしました。

 校長の「式のことば」やPTA会長様からの「お祝いのことば」、多くの方々からのお祝いのメッセージをいただき、新入生の門出を祝う温かい入学式となりました。

「 令和5年度 小・中学部 着任式・第1学期始業式 」

 校舎周りの桜が満開の中、本日から小学部・中学部の新学期がスタートしました。

着任式では、新しくたむら支援学校に着任された先生方の紹介がありました。先生方が挨拶した後の、児童生徒の皆さんからの温かい拍手には、歓迎の気持ちが込められていました。続いて行われた始業式では、校長先生のお話をしっかり聞いて、1学期の行事についてのクイズに元気に答えたり、がんばりたいことに手をあげたりする姿が見られました。これから始まる学校生活へ期待を膨らませていました。

 

今年度も、学校教育目標「進んで学ぶ力、思いやる心、丈夫な体」に向かって、児童生徒が意欲をもって取り組み、生き生きと学ぶ学校づくりを目指します。引き続き、本校教育へのご支援、ご協力をお願いいたします。

「令和4年度 小・中学部 離任式」

 年度替わりにあたり、人事異動により転出する職員の離任式を実施しました。

 春山校舎からは、5名の職員が転出となります。

 転出職員と児童生徒が向き合い、一人ずつあいさつを終えると、今までのたくさんの思い出がよみがえり、しんみりと寂しさがこみ上げました。

 「先生ありがとう。」

 「元気でね!勉強、頑張ってね。」

 一人一人と別れを惜しみながら言葉を交わし、転出職員を大きな拍手で見送りました。

 児童生徒・保護者の皆様とともに、温かい離任式となりました。

 

「令和4年度 小・中学部 修了式」

 3月22日(水)、春山校舎では、小・中学部の修了式が行われました。

 小・中学部から1名ずつ代表者が、修了証書を受け取りました。2人共、立派に証書を受け取ることができました。在校生一同、身も心も引き締まった様子でした。

 式では、「校長先生のお話」の中で、児童生徒一人一人が学習活動に取り組む様子の写真が映し出されました。児童生徒は皆、スクリーンに注目し、自分がこれまで頑張ってきた姿を振り返りました。4月から次の学年に進級することや春休みを元気に過ごして始業式に会えるようにしてほしいことなどについても、校長先生からお話がありました。

 今年度も保護者や地域の皆様には、本校の教育活動に御理解と御協力をいただきまして、誠にありがとうございました。次年度も引き続き、よろしくお願いいたします。

「小・中学部 卒業証書授与式」

 3月17日(金)、春山校舎体育館におきまして、小・中学部の卒業証書授与式が行われました。会場は手作りの装飾と生花で飾られ、温かく和やかな雰囲気の中で挙行されました。

  今年度は小学部4名、中学部7名の卒業生が、春山校舎を巣立ちます。

 卒業生は皆、入場から堂々と立ち振る舞い、立派に卒業証書を受け取ることができました。その落ち着いた様子に、小学部6年間、中学部3年間の成長をうかがうことができました。

 式の中では、校長やPTA会長様よりお祝いの言葉がありました。参列の皆様からの力強い励ましの言葉を受け、卒業生一同、勇気づけられたと思います。また、各学部の代表が、今まで一生懸命に練習したお別れの言葉を述べ、卒業に際しての自分の思いを発表することができました。

  素晴らしい門出の式を終え、気持ちを新たにして次のステージに向かいます。

保健部 「2月の特別メニュー紹介」

<2月3日(金)節分メニュー> 

献立:ごはん、牛乳、いわしの生姜煮、かぼちゃの和風炒め 呉汁、節分ボーロ

 節分は立春の前夜で冬から春への季節の変わり目の行事です。もとは立春や立夏、立秋などの前日も節分と言われていました。「鬼は外」のかけ声とともに、豆をまくのは、豆にある「霊力」をもって、災いをはらう意味があります。またこの日はひいらぎの枝にいわしの頭を指して門や軒下に立って、邪気をはらうという習慣もあります。今回の給食は、節分にちなみいわしの生姜煮と、豆は噛む力が弱いお子さんも食べることができるようにボーロで提供しました。みなさんのところにも福がたくさんきますように。

 

<2月17日(金)食育の日 世界の料理 韓国料理> 

献立:ビビンバ、牛乳、キムチチゲスープ、にんじんプリン

 韓国では、「食べ物は薬」という言葉があります。毎日の食事が体には重要で、食べるものはすべて薬になるという考え方です。これを「薬食同源」または「医食同源」と言います。韓国料理は、日本と同じく主食はごはんです。食卓には、ごはん、汁物、キムチ、焼き魚や肉が並びます。野菜を多く使った料理が多く、ごま油やコチュジャン(とうがらしみそ)が使われます。韓国料理の特徴として下味をつけた食材を混ぜ合わせて食べる料理が多くあります。ビビンバやチャプチェ、ナムルなどがそうです。

 

 

 

 

 

 

     節分メニュー       世界の料理 韓国料理

第2回 船引高等学校・たむら支援学校合同研修会

日 時:2月7日(火)

テーマ:「生徒指導について考える~高等学校及び支援学校の専門性を活かして~」

参加者:船引高等学校教員  27名

    本校高等部教員   14名 

 今年度8月には「教科指導」をテーマにして、初めての合同研修会を実施しました。2回目となる今回は、それぞれが日頃感じている生徒指導上の難しさについて意見交換をしました。生徒理解や効果的な指導・支援の仕方について様々な意見が出され、両校の教員からは「有意義な時間だった」「話し足りないと感じるくらいだった」などの感想が聞かれました。 

 開会式の中で、船引高等学校猪狩校長からは「この研修会を生かして両校の教員がさらに交流を深めてほしい」「高等学校と特別支援学校が校舎を共にしている環境を大いに生かしてほしい」とのお言葉をいただきました。今後も、お互いの専門性を生かして、日常的に連携し合える関係を目指していきたいと思います。

保健部 「1月の特別メニュー紹介」

 <1月19日(木)食育の日 食物繊維たっぷりメニュー> 

献立:ごはん、牛乳、あつやきたまご、もやしとハムの酢の物、さつまいも入り豚汁、みかんゼリー

 食物繊維は、人間の消化酵素では消化できない成分で、エネルギーにはなりませんが体に良い働きがあります。まず、腸内環境を整え、便秘の解消に役立ちます。他にもコレステロールの吸収を妨げ、血糖値の急激な上昇を抑えるため、生活習慣病を防ぐ大切な役割があることがわかり、今では第6の栄養素と呼ばれるまで大切な成分となっています。また、食物繊維は植物性の食品に多く含まれています。玄米やライ麦パン、そばなどの穀物や様々な豆類、ごぼうなどの根菜、ほうれん草などの野菜類、しいたけやしめじなどのきのこ類、さつまいもや里芋などの芋類、干し柿やレーズンなどの果物に多く含まれるのが特徴です。今回のさつまいも入り豚汁は、さつまいも、しめじ、大根など食物繊維が豊富に含まれている食べ物が使われています。

 

<1月24日(火)学校給食週間献立 福島県の郷土食> 

献立:いかにんじんごはん、牛乳、チキンカツ、花野菜サラダ、ざきざく汁、りんご

 今回の献立は、福島県の郷土料理を取り入れました。「いかにんじん」は福島県北部の郷土料理で、昔は年末年始に食べられていたようです。そんないかにんじんを混ぜご飯にアレンジしました。「ざくざく汁」は、郷土料理で古くから作られてきました。「ざくざく」という名前は、材料をザクザク切って煮込んだからとか、黄金がザクザクたまるようにとの縁起を担いだ名前だともいわれています。

 

<1月26日(木)学校給食週間献立 福島県の食材を使った献立> 

献立:ごはん、牛乳、青じそ入りとりつくね、がんもの五目煮、なめこのみそ汁、りんごゼリー

 

 今回の献立には、福島県内で取れた食べ物をたくさん使っています。青じそ入り鶏つくねの鶏肉、がんもの五目煮の大根、なめこのみそ汁のネギ、なめこ、豆腐の材料の大豆、りんごゼリーのりんごが福島県の食材になります。福島県産の食材を食べてこの冬も元気に乗り切りましょう。

 

1月24日(火)から30日(月)は全国学校給食週間です。

 給食の始まりは、明治22年山形県鶴岡市の私立忠愛小学校で行われたといわれています。この時の献立は、おにぎり、塩鮭、菜の花のつけものだったようです。貧しくて生活に困っている子どもたちを対象に無償で出されたものでした。現在は子どもたちの健康の増進や体位の向上、食育など考え提供されています。

 

 

 

 

 

 

食育の日食物繊維たっぷりメニュー    福島の郷土食      福島県の食材を使ったメニュー

「 たむら支援学校 現職教育 全体報告会を開催 」

 今年度も昨年度に引き続き、「児童生徒の学びを深める授業づくり~伝える力を培うために~」というテーマで、「思考力・判断力・表現力等」の資質・能力の育成をメインに、自立活動の視点を取り入れた授業作りについて研修を進めてきました。今年度は、授業の評価だけでなく、単元評価を行うことで、児童生徒がその単元を通して何ができるようになったのかを明らかにしました。

1月30日(月)に開催された「現職教育全体報告会」では、それぞれのグループで実践した研究授業の紹介と、伝える力(思考力・判断力・表現力等)について、単元を通してどのような成果と課題があったかを中心に報告を行いました。

また、校長先生からは、今年度の研修の成果と、今後期待することについて指導・助言をいただきました。

今年度の成果を生かし、今後の教育実践につなげていきたいと思います。

「第一回給食献立コンテスト」表彰を行いました

【献立の部】

『最優秀賞』『絶対一度は食べてみたいで賞』(校長)  高等部3年1組 鈴木 美咲 

『彩りがきれいで賞』(給食主任)            小学部4年2組 北見 唯 

『バランスがイイ!!で賞』(小山教頭)         高等部2年2組 佐藤 翔太

【一品の部】 

『暑さに勝つ!で賞』(食育コーディネーター)ナスとモロッコいんげんのポン酢炒め

中学部2年2組 佐久間 祥太 

『手早くできるで賞』(栄養士)ピーマンのツナあえ    中学部3年1組 小松 彩姫

『手早くできるで賞』(栄養士)むげんもやし       小学部5年2組 髙橋 朋希 

『たべてみたいで賞』(佐々木教頭)追いチーズトッポギ  高等部1年1組 中野 琉生 

『秋の味覚楽しみま賞』(高等部家庭科)まるごとサツマイモのみそバター炊き込みご飯

                                                                                                  高等部3年1組 遠藤 智美

 

高等部は22日、小・中学部は12月23日の2学期終業式終了後、表彰式を行いました。

生徒たちの考えたメニューは2学期の給食で登場し、作り方や材料、味などへの関心を持つきっかけにもなりました。ご家族の方のご協力にも感謝しております。今後も、栄養たっぷりのおいしい給食を目指していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『最優秀賞』『絶対一度は食べたいで賞』

 

「 たむら支援学校 校内研修 小学部低学年グループ授業研究 」

 小学部は『「伝えたい」気持ちを育て、伝える手段や相手を広げる授業づくり』をテーマに、研修を行っています。「思考力・判断力・表現力等」の資質・能力を育むための「しかけ」を盛り込んでいくことで児童の「伝えたい」という気持ちを高めるとともに、様々な伝え方を経験することで伝わる喜びや楽しさを体験できる、という構想のもと、授業を設定しました。

 

【教科等名】 体育

【単元名】  機械・器具を使っての遊び(マット・跳び箱運動遊び)

【単元目標】 ※クラスシート参照

クラスシートプラン(小学部低学年).pdf

【各教科の「見方・考え方」を働かせるための「しかけ」の例】(本時)

しかけ① 動きのイメージをつかみやすくするために、動物の動きや身近な分かりやすい動きに例えて、絵カードで提示する。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかけ② 動きに応じたオノマトペを用いて言葉の支援をする。

 

 

 

 

 

 

【本時の目標とそれに対する評価】

<目標>教師と一緒に、跳び箱のまたぎ乗りができる。[知識・技能]

<評価>・正しい位置に手をつき、教師の言葉掛けでできていた。

 

 

 

 

 

 

<目標>マットや跳び箱を使った運動を通して、楽しいことを笑顔や教師とタッチで表現することができる。[思考力・表現力・判断力等]

<評価>・笑顔が見られた。満足感や自信が読み取れた。教師とのタッチができていた。

 

<目標>自分の気持ちを絵カードで表現することができる。[思考力・表現力・判断力等]

<評価>・「楽しかった」カードを選択していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

<目標>「笛の合図でスタートする」や「座って待つ」の約束を守り、楽しく運動をしようとしている。[主体的に学習に取り組む態度]

<評価>・合図を聞いてスタートしていた。

    ・順番まで一人で待つ姿が見られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

【今後の課題】

◎目標を1段階から2段階へ上げることを検討していく。動きの種類に関しては不十分なところもあるので、体を支える動きやいろいろな転がり方、登り降り等に取り組む。

 

【自立の視点について】

 ≪コミュニケーション≫

・絵カードと経験(動き)の一致を図る。

・絵カード、指さし、発声、文字等様々な手段を用いて気持ちを伝える、伝わる経験を増やしていく。

 

【指導助言】

〇活動の流れ、視覚的支援、TTの連携、場の設定が工夫されよくできていた。準備運動で動画を見せるのが効果的だったので、振り返り場面でも録画した自分の動きを見せるなど、さらにICTを活用できると良い。

〇体育として、身体を十分に動かしてほしい。またぎ乗りは開脚跳びの前段階であるように、一つ一つの動きが今後どのように発展するかも念頭において取り組んでほしい。

 

 

「 たむら支援学校 校内研修 中学部Aグループ授業研究 」

 中学部は『自分の考えや思いをもち、伝えあいながら考えを広げ、活用することができる授業づくり』をテーマに、研修を行っています。相手とのやり取りの中で、自ら考え、気付いたことなどを表現する経験を積むことで、伝える方法の理解や伝え方の技能の獲得、向上、定着につながるのではないか、という仮説のもと、授業を設定しました。

 

【教科等名】 生活単元学習(理科、国語)

【単元名】  磁石の性質

【単元目標】 ※クラスシート参照

01 クラスシートプラン(合わせた指導).pdf

【各教科の「見方・考え方」を働かせるための「しかけ」の例】(本時)

しかけ① 選択肢を提示し、自分の考えを相手に伝えやすくする。

 

 

 

 

 

 

しかけ② 磁石等を操作する時間を十分に確保するとともに、身近な素材を使って予想を立てやすくする。

 

 

 

 

 

 

しかけ③ 友だちの考えを教師が復唱して伝え、考えを共有したり、様々な意見があることに気付いたりできるようにする。

 

 

 

 

 

 

しかけ④ 学びを可視化して提示する。予想が正解にならなくても、「予想と違ったけど、分かった。」という感覚を身に付けることができるようにする。

 

 

 

 

 

 

【本時の目標とそれに対する評価】※本時は理科の目標を設定

 <目標>磁石は離れていても物を動かすかを調べて記録し、磁石の力は物を挟んでも働くことが分かる。[知識及び技能]

生徒の学びの姿:実験結果を記録に取っていた。

 

  <目標>実験を通して気付いたことを発表したり、友だちの意見を聞いて考えたりすることができる。[思考力・判断力。表現力等]

 生徒の学びの姿:実験の意図を理解し、シールを貼ることで自分の意見を伝えていた。友だちの意見を聞いて参考にしたかどうかは見取れなかった。

 

 <目標>自分なりの根拠をもって予想を立て、進んでいろいろなものに磁石をつけて調べようとする。[主体的に学習に取り組む態度]

 生徒の学びの姿:進んで行動することは難しい様子だったが、いろいろなものに磁石をつけて調べようとしていた。何を根拠に予想していたかは、判断が難しい。

 

【今後の課題等】

◎磁石についての学習の積み重ねが必要ではないか。生徒の疑問を受けて、発展させた実験に取り組んでも良い。

◎全体で確認する前に、予想や結果について友だちとペアで確認することで、自分の考えを広げたり深めたりすることができるのではないか。

 

【自立の視点】

 ≪対人関係の形成≫

・自ら発言者に注意を向けることが難しい場合は、個別に言葉掛けを行い、注意を向けるようにしてから話すようにする。

 ≪コミュニケーション≫

・選択肢を提示しつつ、教師とのやり取りを通して、自分の考えを表現できるようにする。

 

校内研修を通して、より質の高い授業実践を目指していきます。

「 たむら支援学校 校内研修 高等部類Ⅱグループ授業研究 」

 高等部は「進路実現につながる生徒の『伝える力』を培うための授業づくり」をテーマに、研修を行っています。 今回は発表場面で緊張のみられる生徒に対して、安定した気持ちで活動に取り組めるように 自立の視点に配慮した授業を設定しました。

 

【教科等名】 総合的な探求の時間

【単元名】  「修学旅行へ行こう」

【単元目標】 ※クラスシート参照

01 クラスシートプラン(高類Ⅱ総合).pdf

 

【本時の目標とそれに対する評価】

<目標>体験したことを整理し、USJのおすすめアトラクションや食事について、自分の言葉で表現することができる。 [思考力、判断力、表現力]

≪対象生徒の学びの姿≫前時に教師が引き出した言葉を、付箋の中から選んで書いていた。 思い出そうとする姿が見られた。

 

 

 

 

 

<目標>USJに関する学習に主体的に取り組み、自分の気持ちや考えを相手に分かるように伝えようとしている。 [主体的に学習に取り組む態度]

≪対象生徒の学びの姿≫自分で書いた文章をいつもよりすらすらと読んでいた。 声の大きさや速さも適切だった。 「てきをたおす」という文のあとに「ところが楽しかったです。」と自分の言葉を付け加えて発表していた。

 

【今後の課題等】

◎発問や問いかけの工夫が必要。 答えが限定しないように、本人の言葉が出るのを待つことが必要。

◎語彙は多い生徒なので、緊張しない状態で話すことができるように今後も経験を積み重ねる。

 

【自立の視点】

≪心理的安定・環境の把握・コミュニケーション≫

・間違えることに抵抗感があるようなので、「間違えてもいい」という安心できる環境を作っていく。

・自己肯定感を高めることができるように、具体的に褒めていく。

・「音声で話して文字に変換」や「記憶の保持のためにメモ機能を使う」等、ICTを活用し、得意なことを伸ばし、苦手なことを補えると良い。

 

 校内研修を通して、より質の高い授業実践を目指していきます。

 

保健部 「12月の特別メニュー紹介」

 <12月19日(月)食育の日 冬至献立> 

献立:ごはん、牛乳、さわらの西京焼き、かぼちゃのそぼろ煮、呉汁、ゆずゼリー

 冬至は中国から伝わった風習です。1年の中で太陽の出ている時間が最も短く、翌日から日が伸びるため、「太陽の力が弱まり、さらに太陽が生まれ変わる」と言われています。冬至は縁起がいい日とされ、中国では新しい年が始まる日として「餃子」を食べてお祝いするそうです。日本では、昔は今のように一年中作物が取れたわけではないので、冬を越すのがとても大変でした。そこでビタミンが多く含まれ風邪予防になるかぼちゃを食べることにより無病息災を願ったといわれています。今回はかぼちゃを使った「かぼちゃのそぼろ煮」を献立に取り入れました。かぼちゃを食べて寒い冬を乗り切って欲しいと思います。

 <12月21日(水)クリスマス献立> 

献立:ごはん 牛乳 クリスピーチキン、ハムマリネサラダ、ジュリアンスープ

クリスマスケーキ(チョコ)

 日本でのクリスマスは、明治時代にクリスマスの話や歌が少しずつ広がっていましたが、家庭で楽しむようになったのは昭和25年ごろからです。そして、今では日本人にとってなくてはならない年末のイベントとして私たちの生活に溶けこんでいます。クリスマスのディナーに、アメリカなどでは七面鳥の丸焼きを食べますが日本では手に入りにくいため、鶏肉が食べられるようになったといわれています。今回は、鶏肉料理としてクリスピーチキンを献立に取り入れました。また、日本でおなじみのクリスマスケーキは、ふんわりとした記事に生クリームを飾り付けたものですが、世界の伝統的なクリスマスケーキにはにはフランスのブッシュド・ノエルやドイツのシュトレンなどがあり見た目も様々です。

 

 

 

 

 

 

    食育の日 冬至献立       クリスマス献立

保健部 「11月の特別メニュー紹介」

<11月4日(金)和食メニュー> 

献立:五目豆ごはん、牛乳、さんまのみぞれ煮、小松菜のごま和え、はんぺんのすまし汁、抹茶ゼリー

 和食は、ご飯と汁物に主菜(肉や魚など)に和え物やお浸しなどの小さいおかず(副菜)が1~2品つくことを「一汁二菜」「一汁三菜」などといいます。これを合わせたものを「献立」といい、平安時代の終わりごろから現在に至るまで長く引き継がれてきました。この「一汁二菜」「一汁三菜」は、栄養バランスがとれる理想的な食事といわれています。日本人が長寿なのも和食は一役担っているといわれています。

 

<11月21日(月)食育の日 世界の料理 ドイツ・イタリア> 

献立:ジャーマンピラフ 牛乳 ひよこ豆のコロッケ マカロニサラダ

ミネストローネ かぼちゃプリン

 サッカーワールドカップにちなんだメニューです。ドイツのジャーマンピラフはソーセージを使った料理です。ドイツでは多くの種類の農作物を作るにはあまり適していない土地のため、ソーセージなどの保存食が良くたべられています。また、日本のプロサッカー選手も活躍しているイタリアの代表的な料理の「ミネストローネ」を取り入れました。ミネストローネは、イタリア語で「具だくさんのスープ」という意味です。大航海時代(15世紀から17世紀半)にコロンブスによってトマトがイタリアに持ち込まれてから、イタリアでピザやパスタなどトマトが多く料理に使われるようになったそうです。 

 

 

 

 

 

 

    和食メニュー      世界の料理 ドイツ・イタリア