中学部の様子
「中学部 交流および共同学習(船引中との交流)」
11月10日(金)船引中学校のかたそね学級の生徒が来校し、交流会を行いました。4年ぶりの対面での開催となりました。
交流会では自己紹介をしたり、チームに分かれて追いかけ玉入れやボール運びリレーのゲームをしたりしました。おいかけ玉入れでは、カゴを背負った先生を夢中になって追いかけ、たくさんのボールをいれることができました。ボール運びリレーでは、2人ずつペアになり、担架に乗せたボールや箱を落とさないように、息を合わせて運ぶことができました。
各チーム円陣を組んだり、作戦を立てたり、応援しあったりする姿も印象的でした。休憩時間には、好きなことを聞くなどしてお話する様子も見られました。
短時間での交流でしたが、楽しい時間を過ごすことができ、地域の学校の友だちと関わりながら学ぶ良い機会となりました。また交流出来たらいいですね。
中学部3年1組 社会科見学
11月8日(水)、三春ダムと大滝根水環境センターの見学をしました。
三春ダムでは、施設の外部を散策しながら、設備についての説明を受け、通常は入ることができないダムの地下4階まで見学させていただきました。この実際の見学を通じて、さくら湖の広大さやダムの高さを直接感じることができたのは、非常に貴重な体験となりました。
一方、大滝根水環境センターでは、汚れた水がどのように下水処理施設に運ばれ、最終的に自然に戻されるまでの過程を映像で視覚的に理解することができました。さらに、微生物が水を浄化する様子を顕微鏡で観察したり、実際の汚水の匂いを嗅いだりすることで、下水処理施設の仕事についてより深く理解することができました。
施設見学を通じて、水資源や環境に対する理解が深まりました。また、私たちが日常的に利用している水資源がどのように管理されているかを理解することができました。今後もこのような経験を通じて、学びを深めたいと思います。
「三春町岩江地区 文化祭に参加」
10月28日(土)、今年度、田植えや稲刈りでお世話になった『ファームパークいわえ』のある、三春町の岩江地区で文化祭が行われました。
中学部2年1組が美術で制作した「かかし」と、1・2年2組、2年3組、3年2組が美術で制作した「田んぼアート(稲刈りVer.)」を出展し、かかしコンテストで特別賞をいただきました。
作品を通して、地域の方々に本校の学習活動の様子を知っていただくことができました。
今後も、地域の方々とのつながりを様々な形で広げていきたいと思います。
「中学部 上川崎和紙手すき体験活動」
10月24日(火)に、本校中学部において、県のふくしまの森林文化出前講座を利用し、二本松市の伝統工芸である「上川崎和紙」の手すき体験を行いました。道の駅安達にある「二本松市和紙伝承館」より、講師の先生2名をお迎えしました。
講師の先生より、上川崎和紙の由来、制作の工程、天然の材料など、実物を提示しながら丁寧な説明をいただきました。生徒も真剣に話をうかがい、体験に期待感を高めていました。
体験活動では、はがき大の和紙を漉く工程を行いました。生徒一人一人が講師の先生に手を取って教えていただきながら、和紙独特の柔らかな感触を十分に味わっていました。
「意外と破れなくて丈夫だね!」
「漉いた紙を重ねているんだね。」
気付いたことを話し合いながら、生徒一同楽しく体験を行うことができました。地域の伝承文化に触れることができ、貴重な体験となりました。
今回学んだことを、今後の学習に活かしていきたいと思います。
中学部1・2―2、2-1、2-3、3-2 稲刈り体験(社会科)
10月6日(金)、5月の田植え体験に引き続き、ファームパークいわえにて稲刈り体験をしました。ファームパークの方にカマの使い方を教えていただき、生徒たちは初めてカマを使い、収穫を行いました。
初めは上手くカマを使えなかった生徒たちも、教えていただきながら何度もチャレンジするうちに上手に刈れるようになりました。ザクっと刈りとる感覚を味わい「とれたー!」と嬉しそうな表情を浮かべていました。ファームパークの方々が、「上手くなってきたぞ!」「いいぞ!」などとたくさんほめてくださり、生徒たちのやる気もアップ!田んぼの稲をすべて刈り取ることができました!
地域の方と一緒に、田植えから稲刈りまで体験させていただけたことは、生徒たちにとってとても良い体験となりました。