2020年7月の記事一覧
田んぼの学校・畑の学校 第2回
7月に入り、第1回の活動で植えた里芋の苗も人参の苗も、恵みの雨を受けてぐんぐんと育っています。畑は一面の緑で、色々な作物が少しずつ花や実をつけ、児童生徒の目を楽しませています。
2回目の畑の学校では、広い畑で3グループに分かれ、のびのびとした環境で人参の定植作業と白菜の種まき作業を行いました。
小学部1~3年生グループは、人参の苗を畝に定植しました。県中農林事務所の方から苗ポットの扱い方を教えていただき、児童各々が慎重に作業を行いました。大きい芽が出てきたとはいえ人参の苗はとても繊細で、土が崩れないように丁寧に取り組んでいました。広い畝に植え替えられた人参はとてものびやかで、さらに元気になったような気がしました。
小学部4~6年生児童、中学部生徒は、白菜の種を畝に直播しました。白菜の種はとても小さく、植える前にみんなでじっくりと観察しました。畝に開けられた穴に一人一人が撒いていき、作業を何度も繰り返すことでとても上手になりました。種や苗の特徴を理解しながら作業に取り組むことも、とても大切な学習です。
これからどの作物も、夏の日差しをいっぱいに浴びて大きく育っていくことと思います。県中農林事務所の皆様のご指導のおかげで、児童生徒各々が作物の成長を見守っていく楽しさに気づくことができたと思います。
小学部1学年 体育科「みずであそぼう!」・生活単元学習「つくろう~ふうりん~」
「みずであそぼう!」のねらい
◎教師と一緒に、水遊びを楽しむことができる。
◎水の中で体を動かすことの楽しさや心地よさを感じることができる。
7月から、簡易プールを使った水遊びの学習を行っています。
大きなボードの上に座り、水の浮力を感じたり、波の揺れを感じながらバランスを取ったりすることを楽しみ、笑顔で活動しています。
また、浮き具を付けて、水に浮く感覚でリラックスをしたり、足を動かしたりすることも経験しています。
「つくろう~ふうりん~」のねらい
◎教師と一緒に、または自分でビーズや鈴を容器に入れることができる。
◎出来上がった風鈴を扇風機の風で揺らしたり、風を感じたりして遊ぶことができる。
毎週水曜日は、制作活動を行っています。
7月は、夏の風物詩「ふうりん」を作っています。
蓋つきプリンカップの蓋に子どもたちが好きなキャラクターの顔を貼り、小さな穴をあけ、その穴からビーズや鈴を入れて作りました。子どもたちに「〇〇さんに、ビーズ食べさせてあげてね。」と言葉掛けをすると、興味をもち、どんどんビーズや鈴を入れることができました。この目や手の動きは、個別学習の目標に掲げ取り組んできたため、とても手指の動きがスムーズになり、子どもたちは自信をもって楽しく取り組むことができました。
出来上がった風鈴に扇風機の風を当て、風鈴を揺らして風や風鈴の音を楽しみました。
小学部 第1回交通安全教室
令和2年6月27日(金)
小学部行事交通安全教室では、「横断歩道の渡り方と道路のおやくそく」の学習をしました。
今年度は、①低学年・中学年・高学年の3グループに分かれて実施すること、②児童や教師が間隔をあけて座ること、③アルコール消毒の使用と換気を行うことで感染症対策をしながら実施しました。
小学部集会でも人気のバナナくんとねずみちゃんが登場し、大型絵本や模擬信号機を使って、「横断歩道の渡り方」をみんなで確認してから、バナナくんと一緒に模擬横断歩道を実際に渡り、正しい渡り方を体験しました。
~大型絵本や模擬信号機を使った学習~
みんな集中して話を聞くことができました。
~模擬横断歩道を渡り、正しい渡り方の体験学習~
信号の色や左右の確認、手をあげて渡ることが上手にできました。
~交通安全のダンス「しんごうまもろうZ」を楽しんだ後、信号の色の学習~
曲と体の動きで信号の意味を伝えると、しっかりと覚えることができました。
しっかりと話を聞いて、横断歩道も上手に渡ることができたので、最後に、バナナくんから、大きな花丸をもらいました。