高等部の様子

(高)授業の様子 数学「量と測定」

 長さや重さについて、適切な単位で表したり、およその見当を付け計器を適切に選んで測定したりすることを目標にして、身近な物の重さの測定について学習しました。ペットボトル飲料など、4つの物について重さの予測をする場面では、天秤に載せるようにして両手で持ってそれぞれの重さと順番を確かめました。質感や見た目に惑わされないよう、何度も持ち替えて慎重に予測を立てる様子が見られました。計測の場面では、より正確になるように注意深く上皿自動はかりの目盛りを読み、友達と確認し合っていました。長さや重さの単位や計器を使って測定することは、生徒たちにとっては身近で、今後の生活において使うことの多い内容です。量感を高めながら正しい測定方法を身に付けるとともに、経験を通して身の回りの様々な単位を見つけ、量と測定に関する多くのことに興味・関心をもち続けてほしいと思います。

(高)授業の様子 生活単元学習「自分の思いを相手に伝えよう」

 自分の思いを相手に伝えることを目標に、「新聞の記事を書くこと」「手紙を書くこと」「公共施設(郵便局)の利用の仕方(切手の購入など)」について学習しました。どのように書けば、自分の気持ちが相手へ伝わるのか、生徒一人一人がよく考え、届ける相手を思い浮かべながら文章を書くことができました。日頃から、教科の学習を始めとして、文字を丁寧に書くことを意識して様々な活動に取り組んでいることもあり、文字の形も整ってきていて、書くことに対する自信も生まれています。卒業後、地域で生活するにあたって、自分の気持ちを相手へ伝えることはとても大切になります。思いを伝える様々な手段や方法を学習し、経験を通して、さらに表現する力を高めてほしいと思います。

(高)第2学期始業式

 8月25日(火)の1校時に第2学期始業式を行いました。校長先生から丈夫な体を作ること、学校の目標を意識した学習への取り組みを頑張ってもらいたいということ、そして、友達への思いやりや友達との協力を大切にして学校生活を送ってもらいたいとのお話をいただきました。
 2学期は学校祭や修学旅行など多くの行事がある学期となります。生徒の健康安全に十分留意し友達と協力しながら楽しく学べる環境を整えていきたいと思います。

(高)第8回特別支援学校作業技能大会に参加しました

 8月5日(水)に第8回特別支援学校作業技能大会がビックパレットふくしまで行われました。今年度はビルクリーニング部門に4名、喫茶接遇サービス部門に3名、パソコンデータ入力部門に4名合計11名の生徒が参加しました。
 今年度の大会は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から入場者を制限しての大会開催となり昨年までの大会とは違った雰囲気の中ではありましたが、日々の学習の成果を十分発揮することができました。特にビルクリーニング部門から1名、喫茶接遇サービス部門から2名の1級取得者を出したことは、学校で共に学ぶ生徒にとって今後大きな刺激になると思います。

(高)高等部説明会を実施しました

 本日、高等部説明会を行いました。今年度の説明会には生徒、保護者、中学校および特別支援学校中学部の担当の先生方、総勢56名の参加がありました。今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策を講じ、時間を短縮した形での実施としました。限られた時間の中ではありましたが、本校高等部の教育内容を知り、学校の雰囲気を感じてもらうことができたのであれば幸いに思います。今回実施した高等部説明会が今後の進路選択や進路決定の一助となればと思います。