高等部の様子

後期産業現場等における実習及び反省会

 

11月5日~18日までの2週間、後期産業現場等における実習を実施しました。

11月21日の実習反省会では、成果と反省、今後の目標について発表しました。

今回の実習では、第1学年も含めて全員が校外の実習に参加することができました。

生徒一人一人の頑張った姿をご覧下さい。

 

【校内での実習】

       朝礼             日誌の記入

   

 

 ビルクリーニングメンテナンス        農園芸

  

 

              割り箸入れ

   

 

      カレンダー巻き

 

 

【企業での実習】

ホンダカーズ福島 田村センター様   ウエルシア 田村船引店様

    

 

 

シミズストア 

ふねひきパーク店様        株式会社 かるみあ様

   

 

 

株式会社 ベルアビエ様       藤倉航装株式会社 船引工場様

   

 

【福祉事業所での実習】

指定障害福祉サービス作業所   NPO法人あぶくまヒューマンネット

アクセスホームさくら様     きずなハウス様

      

 

NPO法人ほっと        特定非営利活動法人

こまち作業所様        でんでん虫様

      

 

特定非営利活動法人 JIN    NPO法人ケアステーションゆうとぴあ

のんびりハウス どじょう様   まちこちゃんの店様 

            

 

【実習反省会】

                    

 本校高等部の後期現場実習に、ご協力とご支援をいただいた

企業の皆さま、福祉事業所の職員並びに利用者の皆さま、本当にありがとうございました。

 おかげさまで、生徒一人一人にとって、たいへん有意義な学びの豊かな実習となりました。

この経験が、次の目標を作り出す原動力となりました。

 今後とも、たむら支援学校の教育活動にご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

福島県障がい者技能競技大会

11月17日(土)福島県障がい者技能競技大会ふくしまアビリンピック2018に参加しました。

喫茶接遇:1年、PC入力:2年、縫製:2年、喫茶接遇:1年、ビルメンテナンス:1年

以上5名が出場し健闘しました。(出場生徒向かって左から)

 

 喫茶接遇は、作業学習及び、ゆめここ祭(学校祭)においてカフェを開店し、お客様のお迎えから、

ご案内、注文、提供、会計等の一連の流れを繰り返し練習してきました。

 また、元JALのCAを講師にお迎えし、おもてなしの心や所作について学習し、

その成果を十分に発揮することができました。

 

 

 縫製部門は毎日地道に練習し、課題の「エプロン」を時間内にていねいに製作することができるようになりました。

そのひたむきな姿は会場に感動を誘いました。

 PC入力部門は教科学習「情報」の時間を中心にワープロや表計算ソフトの活用を学んだ成果を発揮し、

早く正確に入力することができました。

 また、ビルメンテナンス部門は特別支援学校技能大会の参加を1つの目標に、1学期から継続して学習してきました。

姿勢、目線、そして「きれいに清掃することで喜んでくれる人がいる」そんな思いを込めて、すみずみまで、ていねいに真剣に取り組むことができました。

  

 

結果は、PC入力部門第2位、縫製部門第2位、喫茶接遇部門第2位でした。

入賞を逃した生徒も含めて全員、本当に頑張りました。この一人一人の頑張りが見ている側にも伝わり感動の花が咲き、心が温かくなる大会でした。  

 ご指導を下さった、筑波大学客員教授 江上いずみ様、ビルメンテナンス協会 阿部様、はじめいつもたむら支援学校を支え応援して下さる皆さまに、

感謝と御礼を申し上げます。

  

 

 

 

高等部 「船引高等学校家庭クラブとの連携」

船引高等学校家庭クラブと、たむら支援学校高等部は年間をとおして様々な交流及び共同学習を

実施してきました。

 今回は、船引高等学校家庭クラブからの提案で、高等部の作業学習で取り組んでいるブックカバー

の制作を一部お手伝いしてくださるという、ありがたい申し出がありました。

 

型紙と直線縫いを終えた生地をお渡しすると・・・その続きを数日で美しく仕上げてくださいました。

  

 

 さらに、しおりのミサンガを編む工程では、編むだけでなく、ブックカバー本体への縫い付けも、

完璧に仕上げてくださり、本校と船引高等学校との見事なコラボレーション作品が誕生しました。

  

 

船引高等学校、家庭クラブの元会長さん(第3学年)、が代表で届けて下さいました。

 お手伝いいただいた製品は、10月20日(土)の、学校祭(ゆめここ祭)にて、販売いたします。

 新会長は第2学年の男子生徒へ引き継がれ、両校の取り組みや素晴らしい関係は、今後も

継続されます。これからも宜しくお願いいたします。ありがとうございました!

第2回 小野高等学校 課題研究書道選択生徒との交流 

 10月5日(金)小野高等学校課題研究書道選択生徒との交流及び共同学習の2回目を行いました。今回も高等部石崎校舎内で、書道パフォーマンスを行い、大作を完成させました!その様子をお伝えします。

 

本日もよろしくお願いします。楽しみにしていました!  前回、皆で話し合って決めた「夢限」(むげん)という素敵なことばを作品にします。

                           先ずは流れの打ち合わせと、台紙の準備です。

  

 

先ず「夢限」の文字です。一画ずつ交代で書きました。

    

 

手のスタンプで虹を描き、その中に好きな漢字を書き入れます。

   

 

虹の中に、一人一人の思いや願いが漢字で込められています。   次に、前回の話し合いで決めた、シンガーソングライター綾香さんの歌、

                               「にじいろ」の歌詞を書きました。

  

 

「夢限」「にじいろ」の完成です!!最後に、感謝の気持ちを込めて、本校高等部より作業学習で製作したメモ帳と手作りクッキーを贈らせていただきました。

 

              

 

 小野高等学校の皆さまに2回にわたって石崎校舎においでいただき、たいへん有意義な交流及び共同学習となりました。

 また、「何を」「どのように」制作するかを、両校の生徒同士で、ていねいに話し合って進めることで、互いの良さを発揮し

素晴らしい作品に仕上げることができました。

 たむら支援学校では今年度の取り組みの重点の1つとして「ことばの力」に視点を当てた授業づくりを行っています。

生徒一人一人の「ことばの力」がつながり合い、かさなり合って、「夢」にまた一歩近づいた一日でした。

 小野高等学校の皆さまには心より御礼申し上げます。今後も両校の生徒同士の関係をさらに深めていきたいと思います。

平成30年度オリンピック・パラリンピック教育推進事業 おもてなし講座「グローバルマナーとおもてなしの心」 ~接客、接遇に生かせるコミュニケーションスキル~

 9月19日(水)、筑波大学客員教授 江上いずみ氏をお招きし、グローバルマナーとおもてなし

の心について学びました。

 他者を受容し臆することなく積極的に海外からのお客様をお招きするスキルを身に付けること、

礼節を重んじ助け合って生きる日本の国民性を生かし、異文化を尊重しながら他者を思いやる心

とボランティアマインドを醸成すること等が実施の目的です。(感動の一日を紹介します。)

 

校長先生からのごあいさつ講師紹介                            江上様はJALのキャビンアテンダント

                                                                                             として30年勤務されたご経験があります。

                                  

 

 世界共通のあいさつ「握手」にも、相手に自分の気持ちを伝える大切なポイントがあります。

「相手の目を見て」「しっかりと手を握り返して2・3回振る」「そして笑顔!」

                                               

 

 高等部が学校祭でカフェを運営するにあたり、喫茶接遇についても、ご指導いただきました。

たくさんの気づきや発見がありました。

    

 

 江上様のお話の内容に、生徒達だけでなく教職員一同も皆、心を熱くしました。

 おもてなしの心とは、まさに相手を思いやる、優しさに満ちた心を表すことだと実感しました。

最後に、高等部の生徒から作業学習で製作した、ブックカバーと箸入れ付きランチョンマットを贈らせて

いただきました。おもてなしの心に触れた生徒代表が「ぼくたちが作りました、どうぞお使いください」と

心のこもったあいさつと礼をして手渡す姿に、また大きな感動のシーンを見ることができました。

 他の生徒達も学んだ事を当日から早速活かして、あいさつや、ドアのノック等の所作に気をつけて行動

する様子が見られました。学校祭での喫茶接遇も心を込めて、お客様をおもてなしできるように頑張ります。