高等部の様子
船引高等学校・たむら支援学校高等部交流及び共同学習
船引高等学校・たむら支援学校高等部交流及び共同学習
~ストリートダンスをとおして~
12月14日(金)船引高等学校の生徒との交流及び共同学習の第二弾として、ストリートダンス教室を実施しました。
公益社団法人 日本ストリートダンススタジオ協会様よりプロのダンスインストラクターを派遣していただき、
本校生徒15名、船引高等学校生徒35名がヒップホップミュージックに合わせて、同じ振り付けでダンスに取り組みました。
講師は、福島県を中心に様々なダンス教室の講座や学校対象のワークショップ等で活躍されている、佐藤雄二先生です。
先生のご指導の下、約1時間30分という限られた時間の中で、1つの演目を見事完成させることができました。その様子をご覧下さい。
今回は、船高生徒7名・本校生徒3名ずつの 先ずは、ダンスの前の準備運動として
グループを5つ編成し、一緒に取り組みました。 アイソレーションをリズムに合わせて行いました。
5分程度のアイソレーションでも、軽快なリズムに合わせて体を動かすと、先ほどまで寒かった体が熱くなってきました。
そして、直ぐに本日の課題曲の振り付けに入ります!
リズムと体の動きに合わせて「すくって・トン」「滑って・パー」等、生徒達に分かりやすく「ことば」に替えて教えて下さり、
本校生徒も船高生も、次々と振り付けを覚えます。
最後に、グループごとに発表しました。約2分間の演目ですが、ターンやステップ、速い動き、パントマイム、フォーメーションの
入れ替えも有り、とても格好いいです!
両校の生徒同士が混合で即席のダンスチームをつくって楽しむことで、一体感を味わうことができました。
たいへん有意義なそして楽しい時間を共有することができました。
二週続けて実施した船引高等学校との交流及び共同学習ですが、ここからが新たなスタートです。
両校の生徒と教師同士が共に学び合う機会を少しずつ充実させ、互いの心を通わせることができるようにしていきたいです。
船引高等学校・たむら支援学校高等部交流及び共同学習
船引高等学校・たむら支援学校高等部交流及び共同学習
~フライングディスク・アキュラシー競技をとおして~
12月7日(金)船引高等学校生徒との交流及び共同学習を行いました。今回、船引高等学校は第3学年のキャリアアップスタディー(総合的な探求の時間)の一環として実施し、本校高等部はオリンピック・パラリンピック教育推進事業としてスポーツ交流学習を目的として実施しました。
これまで、様々な活動場面で船引高等学校との交流及び共同学習を行ってきましたが、授業として両校で実施できたのは、
今回が初めてです。 開校2年目、記念すべき第一弾の取り組みの様子をお伝えします。
船高生徒30名、本校高等部生徒15名で行いました。 先ずは、準備運動として、フライングディスクを二人一組で投げ合いました。
初めての人は、真っ直ぐに投げるのが難しいです。
ルールの説明後、早速試合です。1チーム5人ずつで、たむら支援が3チーム、船高が6チームを編成し、合計9チームを
3つのグループに分けてリーグ戦を行いました。
試合の運営は両校の生徒が互いに協力して行いました。ディスクを渡す係、得点を記入する係、ディスクを回収する係、
出番以外は互いに一生懸命応援をしていました。
さあ!いよいよ決勝戦です。各リーグ戦から、たむら支援から2チーム、船高から1チームがそれぞれ勝ち上がりました。
応援にも熱が入ります。各チームが10投ずつ投げて多くゴールに入った方が勝ちです。
最後に、お互いの頑張りを称え合いました。
金曜日5校時目という短時間ではありましたが、両校の生徒同士が協力し、たいへん有意義なそして楽しい時間を共有
することができました。
次週の12月14日(金)の5・6校時には第二弾として、両校が今回と同じメンバーで、ストリートダンスをとおした
交流及び共同学習を実施します。ダンスの指導には外部の専門家をお招きし、1つの曲で1つの演目を完成させる予定です。
ご期待下さい!!
後期産業現場等における実習及び反省会
11月5日~18日までの2週間、後期産業現場等における実習を実施しました。
11月21日の実習反省会では、成果と反省、今後の目標について発表しました。
今回の実習では、第1学年も含めて全員が校外の実習に参加することができました。
生徒一人一人の頑張った姿をご覧下さい。
【校内での実習】
朝礼 日誌の記入
ビルクリーニングメンテナンス 農園芸
割り箸入れ
カレンダー巻き
【企業での実習】
ホンダカーズ福島 田村センター様 ウエルシア 田村船引店様
シミズストア
ふねひきパーク店様 株式会社 かるみあ様
株式会社 ベルアビエ様 藤倉航装株式会社 船引工場様
【福祉事業所での実習】
指定障害福祉サービス作業所 NPO法人あぶくまヒューマンネット
アクセスホームさくら様 きずなハウス様
NPO法人ほっと 特定非営利活動法人
こまち作業所様 でんでん虫様
特定非営利活動法人 JIN NPO法人ケアステーションゆうとぴあ
のんびりハウス どじょう様 まちこちゃんの店様
【実習反省会】
本校高等部の後期現場実習に、ご協力とご支援をいただいた
企業の皆さま、福祉事業所の職員並びに利用者の皆さま、本当にありがとうございました。
おかげさまで、生徒一人一人にとって、たいへん有意義な学びの豊かな実習となりました。
この経験が、次の目標を作り出す原動力となりました。
今後とも、たむら支援学校の教育活動にご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
福島県障がい者技能競技大会
11月17日(土)福島県障がい者技能競技大会ふくしまアビリンピック2018に参加しました。
喫茶接遇:1年、PC入力:2年、縫製:2年、喫茶接遇:1年、ビルメンテナンス:1年
以上5名が出場し健闘しました。(出場生徒向かって左から)
喫茶接遇は、作業学習及び、ゆめここ祭(学校祭)においてカフェを開店し、お客様のお迎えから、
ご案内、注文、提供、会計等の一連の流れを繰り返し練習してきました。
また、元JALのCAを講師にお迎えし、おもてなしの心や所作について学習し、
その成果を十分に発揮することができました。
縫製部門は毎日地道に練習し、課題の「エプロン」を時間内にていねいに製作することができるようになりました。
そのひたむきな姿は会場に感動を誘いました。
PC入力部門は教科学習「情報」の時間を中心にワープロや表計算ソフトの活用を学んだ成果を発揮し、
早く正確に入力することができました。
また、ビルメンテナンス部門は特別支援学校技能大会の参加を1つの目標に、1学期から継続して学習してきました。
姿勢、目線、そして「きれいに清掃することで喜んでくれる人がいる」そんな思いを込めて、すみずみまで、ていねいに真剣に取り組むことができました。
結果は、PC入力部門第2位、縫製部門第2位、喫茶接遇部門第2位でした。
入賞を逃した生徒も含めて全員、本当に頑張りました。この一人一人の頑張りが見ている側にも伝わり感動の花が咲き、心が温かくなる大会でした。
ご指導を下さった、筑波大学客員教授 江上いずみ様、ビルメンテナンス協会 阿部様、はじめいつもたむら支援学校を支え応援して下さる皆さまに、
感謝と御礼を申し上げます。
高等部 「船引高等学校家庭クラブとの連携」
船引高等学校家庭クラブと、たむら支援学校高等部は年間をとおして様々な交流及び共同学習を
実施してきました。
今回は、船引高等学校家庭クラブからの提案で、高等部の作業学習で取り組んでいるブックカバー
の制作を一部お手伝いしてくださるという、ありがたい申し出がありました。
型紙と直線縫いを終えた生地をお渡しすると・・・その続きを数日で美しく仕上げてくださいました。
さらに、しおりのミサンガを編む工程では、編むだけでなく、ブックカバー本体への縫い付けも、
完璧に仕上げてくださり、本校と船引高等学校との見事なコラボレーション作品が誕生しました。
船引高等学校、家庭クラブの元会長さん(第3学年)、が代表で届けて下さいました。
お手伝いいただいた製品は、10月20日(土)の、学校祭(ゆめここ祭)にて、販売いたします。
新会長は第2学年の男子生徒へ引き継がれ、両校の取り組みや素晴らしい関係は、今後も
継続されます。これからも宜しくお願いいたします。ありがとうございました!