各部より
保健部 給食・食育係で紹介した「9月の特別メニュー」について
<9月19日(火)秋の味覚を味わおう献立>
献立: ごはん 牛乳 鮭のマヨネーズ焼き さつまいもの煮物 野菜と豚肉のごま味噌スープ ブルーベリーゼリー
秋になると食欲がわいたり、ごはんがおいしいと感じたりすることが多いのではないでしょうか。それにはいくつかの理由があると考えられています。夏バテで落ちた食欲が回復するためや、これから迎える寒い季節に備えて栄養を蓄えるためといった理由や、気温が低くなると体温を維持するためにエネルギーの消費量が上がるためなどです。
また、もうひとつ大きな理由としては、さつまいもやサンマ、ぶどうなどの「秋の味覚」が出回ります。「実りの秋」や「収穫の秋」という言葉があるように、魚や野菜、果実など、たくさんの食べ物が秋に旬を迎え、一年で一番おいしいといわれる季節が秋なのです。
給食では、秋に旬を迎えた魚の鮭、収穫を迎えたサツマイモや大根などの根菜類、キノコなどの食材を献立に取り入れました。9月後半とはいえ残暑厳しい日も多いですが、旬の食材から満ち足りた秋の季節を感じることができたのではないでしょうか。
「学校へ行こう週間」の御案内
「校内研修 小学部中学年グループ研究授業」
「 文殊地区ソフトボール大会 」
厳しい残暑の中、8/27(日)に田村市教育委員会・船引文殊地区公民館主催の地区ソフトボール大会が本校校庭を会場に開催されました。過去3年間中止になっていた本大会が今年度再開し、本校も有志職員で1チーム結成して参加しました。
地域の方々のおそろいのユニフォーム姿に圧倒されましたが、本校有志チームもソフトボール・野球経験者を揃えた強力メンバーです。試合は全て真剣に取り組み、一進一退の白熱した試合が繰り広げられました。地域のチームの皆様と言葉を交わしながら、一球一球を一生懸命追いかけて楽しむことができました。
結果はなんと2連勝で優勝!立派な賞状とトロフィーをいただきました。
たむら支援学校は、今後も地域の方々と様々な形で交流しながら教育活動を展開していきます。
「 高等学校への研修支援~自立活動の視点で~ 」
日 時:8月21日(月)
テーマ:「高等学校における生徒への支援~自立活動の視点で~」
船引高等学校において、今年度2回目の研修支援を行いました。
研修の前半は、「通級による指導」と「自立活動」について講話を行いました。
後半は、自立活動の視点で生徒の課題を捉える演習を行いました。今回も事例検討の形式をとり、6区分27項目の表を参考にしながら、情報の整理から指導目標の設定までを体験していただきました。
今年度の研修会は残り1回です。校舎を共にしている環境を最大限に生かし、お互いの専門性を学び合えればと思います。
「令和5年度 小・中学部 第二学期始業式」
夏休みも終わり、春山校舎に子どもたちの元気な笑顔が戻ってきました。学級では子どもたち同士で思い出の絵日記や宿題を見せ合い、夏休みの出来事を楽しく振り返る姿が見られました。
始業式では校長先生より、行事が盛りだくさんの二学期を元気に過ごしていくために、体調に気を付けて食事や運動の良い習慣作りをしていくようにお話がありました。二学期の行事に関するシルエットクイズでは、遠足や修学旅行、ゆめここ祭など、盛んに手を挙げて答え、楽しみな行事に向けて児童生徒全員で期待感を高める様子が見られました。
夏休みの思い出と二学期の目標の発表では、各学部の代表の児童生徒が「Drop tap」や「読み上げアプリ(かわりに喋る)」を利用して、皆の前で意欲的に発表を行うことができました。
二学期も一人一人に応じた表現方法やICT機器を活用し、自分の気持ちを相手に伝えたり、表現したりする機会を増やしていきたいと思います。
「 春山校舎 不審者対応訓練 」
8月21日(月)船引幹部交番より2名の講師をお招きして、教職員対象の不審者対応訓練を実施しました。実際の事例を交えて、不審者の特徴や対応の仕方について講話をいただきました。また、不審者が侵入した際の動きや、さすまたの使い方について訓練を行いました。訓練で学んだことを、学校での安心安全な学習に生かしていきます。
「令和5年度 たむら支援学校後援会役員会・総会」
7月28日(金)、令和5年度福島県立たむら支援学校後援会役員会・総会を開催いたしました。
令和4年度の事業報告とともに、今年度の事業計画について審議されました。また、本校及び地域の現状と課題等について情報交換をすることができました。10月に開催される特別全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」に高等部の生徒4名が陸上及びフライングディスク競技に福島県代表として選出され、一人一人に参加助成金として支援することが決定されました。
今年度も児童生徒の教育活動の充実のため、皆様の御理解と御支援をよろしくお願い申し上げます。
保健部 給食・食育係で紹介した「7月の特別メニュー」について
<7月7日(金)七夕献立>
献立: ちらし寿司 牛乳 五目野菜肉団子 そうめん汁 七夕ゼリー(日向夏ゼリー)
7月7日は「七夕」です。
七夕には、様々な伝説があります。そのうちのひとつを紹介します。
昔、天の川の東に天帝の娘の織姫がいました。織姫は毎日機織りに精を出し、雲の錦で天衣を織っていました。大人になった織姫は、天の川の西に住む彦星と結婚しました。お嫁に行ってからの織姫は、機織りの仕事をさぼってばかりいました。腹を立てた天帝は、織姫を天の川の東に連れて帰りました。泣いている織姫をかわいそうに思った天帝が、年に一度、7月7日の夜に、天の川を渡って彦星と会うことを許してあげたのです。
七夕の日には、そうめんを食べる風習があります。皆さんが1年元気に過ごせるように、そうめん汁が登場しました。
<7月19日(水)夏を元気に過ごそうメニュー>
献立: ごはん 牛乳 豚肉のピリ辛焼きツナとひじきのサラダ
道産子汁 ピーチコンポート
暑い日が続いています。夏を元気に過ごす食生活の3つのポイントを紹介します。
①食欲が出るための工夫をする。
・酸味(レモン、酢など)を使ってさっぱりさせる。
・食事の一品をつめたいものにする(冷ややっこ、つめたいスープなど)。
・香り野菜(しょうが、しそ、青唐辛子など)を加えて、味にアクセントをつける。
②魚、肉、大豆製品のどれかは毎食食べる。
夏バテしないためには、良質のたんぱく質をしっかり補いましょう。魚と肉は半々が理想的です。
③夏野菜を毎食たっぷり食べる。
トマト、ナス、ピーマン、インゲン、オクラなどは緑黄色野菜と言って、カロテンが多く含まれています。カロテンの吸収をよくして、たくさんの量を食べるには、油でいためたり、ドレッシングでサラダにするとおいしく食べられます。
保健部 「からだを せいけつにしよう」
小学部集会での保健学習の様子を紹介します。今回は「体の清潔」について、おなじみのバナナくんと一緒に、「汗をかいたらどうするの?」「つめはどうかな?」「歯みがきはしているかな?」と、毎日の生活習慣を振り返りました。
体を清潔にすることは、健康を保持し、ケガや病気の予防にもつながる大切な習慣です。今後も子どもたちが毎日元気に安全に過ごせるよう、取り組んでまいりたいと思います。
保健部 給食・食育係「6月の特別メニュー」の紹介
<6月1日(木)虫歯予防デー献立>
献立: ごはん 牛乳 いわしの生姜煮 れんこんとツナのサラダ けんちん汁 いもけんぴパリッシュ
6月4日~10日は「歯の衛生週間」です。
歯を大切にする気持ちをみんなで持とうと、かみごたえのある食品とカルシウムが多い食品を使った献立を作ってみました。
よく噛んで食べると、食べ物を飲み込みやすくするだけではなく、
①唾液がたくさん出るので、消化が良くなる。
②顎が発達し、歯並びがよくなる。
③脳の働きがよくなる。
④食べ過ぎを防ぐ。
と言ったような、体に良いことがたくさんあります。
一口30回以上を目安によく噛みながら、味わって食べてみてください。
<6月15日(火)福島県で作られている食材を使ったメニュー>
献立: ごはん 牛乳 とんかつ キャベツの甘酢和え うの花汁 りんごゼリー
福島県産の食材を献立の中にたくさん取り入れました。
福島県産豚肉を使ったとんかつ、鮫川村産の大豆を使ったうの花汁、福島県産のリンゴを使ったりんごゼリーです。
毎年6月は食育月間です。毎日の食事は、私たちの成長と健康のために大切なものです。今日の献立は一汁三菜の献立です。ごはんに汁物、3種類のおかずがそろっています。いろいろな食品をとることができ、栄養のバランスのよい食事となります。
研修部 「 たむら支援学校 現職教育研修 」
【小中学部】
児童生徒の学びをつなぐ授業づくり
~学習指導要領の確実な実施と単元評価の充実~
【高等部】
生徒の学びをつなぐ授業づくり
~自立と社会参加につなげる自立活動の指導の充実を目指して~
今年度は学習指導要領の内容を確実に実施し、児童生徒の育成すべき資質・能力を確実に育てる授業づくりを行い、学びを着実に積み上げていけることを目的として、現職教育研修を行います。
代表授業者以外にも、クラスシートを一人一枚作成し、目標設定から単元評価まで行うことで、その結果を児童生徒の学習の改善、教師による指導の改善等に生かしていきたいと考えています。
また、自立活動の流れ図を生かし、自立活動の視点を取り入れた授業作りに努めてまいります。高等部においては、特別支援教育センタープロジェクト研究の協力を通して、生徒一人一人の実態に応じた自立活動の指導目標・指導内容の設定プロセスを検討し、生徒が学習の意義を理解した上で、主体的に学ぶための自立活動の指導方法について研修を進め、実践を図っていきます。
保健部 給食・食育係「5月の特別メニュー」の紹介
<5月2日(火)『こどもの日』メニュー>
献立:ごはん、牛乳、カツオフライ(旬の食材カツオ)、ほうれんそうのいそべあえ、
若竹汁(旬の食材わかめ、たけのこ)、かしわもち
こどもの日は、端午の節句ともいいます。男の子の成長としあわせを願う行事です。そらにこいのぼりを泳がせ、家の中には武者人形などを飾って、ちまきやかしわもちをいただきます。「端午」は「月の初めの午(うま)の日」という意味でしたが、だんだんと5月5日だけをさすようになりました。
献立の若竹汁に使われているたけのこについてお話します。暖かい日が続くとたけのこが出てくる季節になります。たけのこは、米や麦と同じイネ科の植物で、茎になる前の部分を柔らかいうちに食べます。ゆでたけのこは、時間がたつと白い粒々が出てきますが、体をつくるのに大切なアミノ酸のひとつで「チロシン」という栄養成分ですので、安心して食べてください。給食では、同じく今が旬のわかめと一緒に若竹汁にしました。春の味は、いかがだったでしょうか?
<5月18日(木)『広島県の郷土料理』 >
献立:ごはん、牛乳、がんす(広島の郷土食)、ささみとひじきのサラダ、呉汁
みかん入り牛乳かん
5/19(金)から5/21(日)まで広島県でG7サミット(主要国首脳会議)が開かれました。広島県は海に面し、海岸線が入り組んでいて、大小の約140の島々があります。1年を通して降水量が少なく、冬でもあたたかい気候です。古くから中国地方の中心的な役割を担い、船や自動車の製造、農業では柑橘類の栽培、漁業ではカキの養殖が盛んです。原爆の投下という歴史を乗り越えて発展してきました。
広島でよく食べられている揚げかまぼこが「がんす」です。がんすの原料には、タラ、イトヨリダイなどの魚肉のすり身、パン粉、砂糖、食塩、唐辛子などが使われます。広島でたくさん栽培されているみかん入りのデザート「みかん入り牛乳かん」取り入れました。広島県の郷土食はいかがでしたか。
保健部 「野菜、足りていますか?」
学校薬剤師 濱田先生の御協力により、「ベジチェック」という機器をお借りして、児童生徒の緑黄色野菜摂取量(カロテノイド量)を測定しました。個別懇談週間でもあったため、ご希望の保護者さんにも測定してもらいました。測定値は0.1~12.0で表示され、7.0が1日350g摂取の目安となります。今回測定した20数名の児童生徒の平均値は5.6でした。日々の野菜摂取レベルが数値化されることで食習慣を振り返る機会となりました。
1日分の野菜350gを生野菜で摂取することは難しいので、具だくさんの野菜スープやみそ汁にすると、スープに溶け出した栄養素をまるごと摂取できるのでおすすめです。
ご家庭でもぜひ話題にしていただき、お子さんの好きな野菜の食べ方や調理法など、おすすめレシピがありましたらぜひ教えていただければと思います。
保健部 給食・食育係「4月の特別メニュー」の紹介
入学・進級から一か月が経過しました。新しい教室・新しい仲間との給食はいかがでしょうか? 給食を楽しく、おいしく食べていただくことも、健康な生活にとって、大切なことです。今年度も、毎月の「食育の日」をはじめ、様々な特別メニューで、季節や行事・地域の特色・栄養などに触れ、元気な学校生活を応援していきたいと思います。
<4月13日(木)入学おめでとうメニュー>
献立:ごはん 牛乳 花型とうふハンバーグ 筑前煮 ほうれんそうのたまごスープ
いちごケーキ
新入生の皆さんのための、入学お祝いメニューです。春のメニューということで、春が旬のたけのこやいちごを使ったメニュー、春に咲く花のイメージを取り入れたメニューにしています。今が旬のたけのこには食物繊維がたっぷり含まれていて、おなかの掃除をしてくれ便秘予防に役立ちます。
<4月19日(水)世界の料理韓国>
献立:ごはん 牛乳 ヤンニョムチキン ほうれんそうのナムル キムチチゲスープ
韓国フルーツポンチ
韓国料理は、日本と同じく主食はごはんです。食卓には、ごはん、汁物、キムチ、焼き魚や肉が並びます。野菜をたくさん使った料理が多く、ごま油やコチュジャン(唐辛子味噌)が多く使われます韓国料理の特徴として、下味をつけた食材を混ぜ合わせて食べる料理が多くあります。ビビンバやチャプチェ、ナムルなどがそうです。食事作法は、食器を持ち上げずテーブルに置いたままスプーン(スンカラ)ですくうようにしていただきます。
栄養士さんより
4月の給食はいかがでしたか? 好きなメニューやおいしかったメニューは登場しましたか?
これからも行事食、食育の日のメニュー、学年ごとのリクエスト献立、献立コンテストの入賞作品などが登場するので楽しみにしていてください。
保健指導の取り組み 「はみがきをしよう!」
小学部3年生の学習の様子を紹介します。毎日の習慣としての「はみがき」は、歯の健康、そして丈夫な体づくりにつながる大切な習慣です。乳歯から永久歯に生え変わっている途中の大切な時期でもある3年生。
今回は、自分の歯の汚れがどこにあるのかを、赤く染め出して確かめてみました。子どもたちは「あ~のくち」「い~のくち」をしながら、真剣に鏡を見て自分の歯の赤く染まった部分を観察していました。
ご家庭でも、ぜひ一緒にお子さんの口腔内を観察し、引き続き仕上げみがきのご協力をお願いします。
「AEDおよび心肺蘇生法講習会」
創立記念日を利用し、5月12日(金)に職員を対象とした「AEDおよび心肺蘇生法講習会」を実施しました。郡山市にある国際医療看護福祉大学校の高橋利行先生を講師としてお迎えし、学生3名もアシスタントとして参加してくださいました。
成人と小児の心肺蘇生の実技、AEDの使用方法や気道に異物が詰まった際の除去の仕方についての実演を交えながら講義をしていただきました。
職員一同、「万が一の時は、命を守るために迷わず心肺蘇生を行ってほしい。」という高橋先生の言葉を胸に刻みました。
「令和5年度 小・中学部 入学式」
校庭の桜が満開になる中、本校春山校舎に小学部新入生9名、中学部新入生7名が入学しました。
保護者と共に可愛らしく入場する小学部1年生、胸を張って立派に入場する中学部1年生、それぞれが自分らしい姿で式に臨みました。
式の中では、児童生徒一人一人が呼名に応じて、自分なりの方法で元気よく返事をしたり、起立したりすることができました。校長より入学を認められ、たむら支援学校の児童生徒の仲間入りをしました。
校長の「式のことば」やPTA会長様からの「お祝いのことば」、多くの方々からのお祝いのメッセージをいただき、新入生の門出を祝う温かい入学式となりました。
「 令和5年度 小・中学部 着任式・第1学期始業式 」
校舎周りの桜が満開の中、本日から小学部・中学部の新学期がスタートしました。
着任式では、新しくたむら支援学校に着任された先生方の紹介がありました。先生方が挨拶した後の、児童生徒の皆さんからの温かい拍手には、歓迎の気持ちが込められていました。続いて行われた始業式では、校長先生のお話をしっかり聞いて、1学期の行事についてのクイズに元気に答えたり、がんばりたいことに手をあげたりする姿が見られました。これから始まる学校生活へ期待を膨らませていました。
今年度も、学校教育目標「進んで学ぶ力、思いやる心、丈夫な体」に向かって、児童生徒が意欲をもって取り組み、生き生きと学ぶ学校づくりを目指します。引き続き、本校教育へのご支援、ご協力をお願いいたします。
「令和4年度 小・中学部 離任式」
年度替わりにあたり、人事異動により転出する職員の離任式を実施しました。
春山校舎からは、5名の職員が転出となります。
転出職員と児童生徒が向き合い、一人ずつあいさつを終えると、今までのたくさんの思い出がよみがえり、しんみりと寂しさがこみ上げました。
「先生ありがとう。」
「元気でね!勉強、頑張ってね。」
一人一人と別れを惜しみながら言葉を交わし、転出職員を大きな拍手で見送りました。
児童生徒・保護者の皆様とともに、温かい離任式となりました。