各部より
「令和5年度 小・中学部 第二学期終業式」
12月22日(金)春山校舎で小・中学部の第2学期終業式が行われました。
校長先生からは、児童生徒たちの2学期の頑張りに対する称賛と、冬休み中に病気やけがをせずに過ごすようにお話がありました。校長先生のシルエットクイズを交えたお話に、児童生徒は盛んに手を挙げ楽しんで答えていました。
「2学期に頑張ったこと」の発表では、小学部児童からかけっこが得意になったこと、中学部生徒から校内外で様々な体験活動をしたことが発表されました。
2学期も両学部とも様々な学習活動を展開し、無事に終了することができました。保護者の皆様及び地域の皆様には、今年も本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、心からお礼申し上げます。来年もよろしくお願いいたします。
皆様、良いお年をお迎えください。
保健部 給食・食育係で紹介した「12月の特別メニュー」について
<12月19日(金)食育の日 少し早い冬至メニュー>
献立: ごはん 牛乳 ぶりの西京焼き かぼちゃのいとこ煮 野菜たっぷり豆乳豚汁 柚ゼリー
12月22日は冬至です。冬至は太陽が最も低い位置にあり、一年で最も夜が長く昼が短い日です。太陽の力が一番弱まる日ですが、翌日からは再び強まることから、運が向いてくるといわれる日でもあります。
【冬至の日の食べ物】
ん(運)のつく食べ物「ん」のつくもので運気を上げます。「なんきん(かぼちゃ)」「れんこん」「こんにゃく」「うどん」などがあります。また、冬は野菜が不足しがちで、ビタミンがとりにくくなりますが、「かぼちゃ」は保存ができて栄養もあまり減らない貴重な食べ物です。
給食では、赤い色には災いや苦しみを追い払う力があるとされている「あずき」と一緒に「冬至かぼちゃ(かぼちゃのいとこ煮)」として、登場しました。
「野菜たっぷり豆乳豚汁」に入っていたこんにゃくに多く含まれている食物繊維には、老廃物を外へ出す働きがあることから、一年間で体にたまった良くないものを体から出すと言う意味に例えて食べられています。たくさんの野菜と豆乳も合わせて体を温める効果も期待できます。
<12月21日(木)クリスマスの行事食>
献立: キャロットライス、牛乳、フライドチキン、イタリアンサラダ、ジュリアンスープ、
クリスマスケーキ(ブッシュドノエル)
家庭でクリスマスを祝うようになったのは、昭和25年頃と言われています。そして、今では日本人にとって、なくてはならない年末のイベントとして、私たちの生活に溶け込んでいます。
【クリスマスケーキ】
世界のクリスマスでは、日本のクリスマスケーキのイメージとはちょっと違った甘いものを食べる習慣があります。イギリスのクリスマスプディング、ドイツのシュトーレン、イタリアのパネトーネ、アメリカのツリーや星をかたどったクッキー、フランスのブッシュドノエルなどです。国によって、様々な歴史や習慣があるようです。
給食では、フランスの「ブッシュドノエル」と言う木の切り株の形をしたケーキが登場しました。クリスマスシーズンならではの、形も楽しんでくれたでしょうか?
保健部 給食・食育係で紹介した「11月の特別メニュー」について
<11月24日(金)和食のよさを知ろう!>
献立: ごはん 牛乳 赤魚の磯煮 だいこんと凍り豆腐の煮物 白菜のみそ汁 抹茶ゼリー
11月24日は、和食の日です。数字の語呂合わせから、「1124(いい日本食)」と言えることから、和食の日に決められました。
お米を主食とする和食は、昔から日本人が食べてきたものです。健康的な食事として世界的にも注目され、2013年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されました。
私たちが日々、何気なく食べている「和食」のよさをあらためて考えてみましょう。和食の特徴の一つとして、「旨味」を感じるだしを料理に使うということがあります。かつお節や昆布をに出して、汁物や煮物のだしをとります。給食では、かつお節でとっただしを使い、今が旬の白菜を使ったみそ汁をつくりました。
「 たむら支援学校・船引高等学校 合同研修会 」
日 時 :令和5年11月28日(火)
研修方法:分科会
テーマ :「学習指導」「対人関係」「生徒指導」「進路指導」「自立活動」
参加者 :たむら支援学校高等部教員 17名
船引高等学校教員 19名
昨年度から、両校教員による合同研修会を行っています。校舎を共にしている環境を最大限に生かし、教員同士が 互いの専門性を学び合い、自校の指導に活かすことが目的です。
今回は、5つのテーマを設定し、希望するテーマを選んで参加していただきました。少人数で座談会のような雰囲気にしたことで、それぞれが日頃感じていることや指導のアイデア等を率直に話すことができ、活発な意見交換ができました。
また、「支援学校で使用している〇〇を見せてほしい」、「船引高校の〇〇をぜひ活用してください。いつでも声をかけてください。」等の話もありました。
今後の指導に生かせる情報共有ができ、日常的に連携し合える関係にまた一歩近づいたと感じます。
「令和5年度たむら支援学校特別支援教育セミナー」
11月21日(火)に茨城大学教授の新井英靖先生を講師にお迎えし、御講演をいただきました。
「自立活動の授業づくり~実態把握から目標及び内容設定とその実践例~」の演題で、自立活動の基本的事項から指導の流れ、実際の授業の単元計画や授業展開等についてまで、具体例を挙げながら分かりやすくお話しいただきました。自分の担当するお子さんについて思い起こしながら、具体的な授業アイデアが次々に浮かんでくる有意義な研修会になりました。
「自立活動」が各教科等において育まれる資質・能力を支える役割を担っていることを再認識し、児童生徒一人一人の、学習上・生活上の困難の改善・克服のため、「楽しい自立活動の授業」が展開できるよう取り組んでいきたいと深く感じました。