各部より

保健部 「12月の特別メニュー紹介」

 <12月19日(月)食育の日 冬至献立> 

献立:ごはん、牛乳、さわらの西京焼き、かぼちゃのそぼろ煮、呉汁、ゆずゼリー

 冬至は中国から伝わった風習です。1年の中で太陽の出ている時間が最も短く、翌日から日が伸びるため、「太陽の力が弱まり、さらに太陽が生まれ変わる」と言われています。冬至は縁起がいい日とされ、中国では新しい年が始まる日として「餃子」を食べてお祝いするそうです。日本では、昔は今のように一年中作物が取れたわけではないので、冬を越すのがとても大変でした。そこでビタミンが多く含まれ風邪予防になるかぼちゃを食べることにより無病息災を願ったといわれています。今回はかぼちゃを使った「かぼちゃのそぼろ煮」を献立に取り入れました。かぼちゃを食べて寒い冬を乗り切って欲しいと思います。

 <12月21日(水)クリスマス献立> 

献立:ごはん 牛乳 クリスピーチキン、ハムマリネサラダ、ジュリアンスープ

クリスマスケーキ(チョコ)

 日本でのクリスマスは、明治時代にクリスマスの話や歌が少しずつ広がっていましたが、家庭で楽しむようになったのは昭和25年ごろからです。そして、今では日本人にとってなくてはならない年末のイベントとして私たちの生活に溶けこんでいます。クリスマスのディナーに、アメリカなどでは七面鳥の丸焼きを食べますが日本では手に入りにくいため、鶏肉が食べられるようになったといわれています。今回は、鶏肉料理としてクリスピーチキンを献立に取り入れました。また、日本でおなじみのクリスマスケーキは、ふんわりとした記事に生クリームを飾り付けたものですが、世界の伝統的なクリスマスケーキにはにはフランスのブッシュド・ノエルやドイツのシュトレンなどがあり見た目も様々です。

 

 

 

 

 

 

    食育の日 冬至献立       クリスマス献立

保健部 「11月の特別メニュー紹介」

<11月4日(金)和食メニュー> 

献立:五目豆ごはん、牛乳、さんまのみぞれ煮、小松菜のごま和え、はんぺんのすまし汁、抹茶ゼリー

 和食は、ご飯と汁物に主菜(肉や魚など)に和え物やお浸しなどの小さいおかず(副菜)が1~2品つくことを「一汁二菜」「一汁三菜」などといいます。これを合わせたものを「献立」といい、平安時代の終わりごろから現在に至るまで長く引き継がれてきました。この「一汁二菜」「一汁三菜」は、栄養バランスがとれる理想的な食事といわれています。日本人が長寿なのも和食は一役担っているといわれています。

 

<11月21日(月)食育の日 世界の料理 ドイツ・イタリア> 

献立:ジャーマンピラフ 牛乳 ひよこ豆のコロッケ マカロニサラダ

ミネストローネ かぼちゃプリン

 サッカーワールドカップにちなんだメニューです。ドイツのジャーマンピラフはソーセージを使った料理です。ドイツでは多くの種類の農作物を作るにはあまり適していない土地のため、ソーセージなどの保存食が良くたべられています。また、日本のプロサッカー選手も活躍しているイタリアの代表的な料理の「ミネストローネ」を取り入れました。ミネストローネは、イタリア語で「具だくさんのスープ」という意味です。大航海時代(15世紀から17世紀半)にコロンブスによってトマトがイタリアに持ち込まれてから、イタリアでピザやパスタなどトマトが多く料理に使われるようになったそうです。 

 

 

 

 

 

 

    和食メニュー      世界の料理 ドイツ・イタリア

 

「令和4年度PTA第2回学習会」開催(渉外部)

 11月25日(金)にPTA教養委員会主催の第2回学習会が開催されました。

 今回は、本校高等部卒業生の保護者である渡辺好子様をお迎えして、高等部までの学校生活や卒業後の生活に関わる、家族としての役割や心構えなどについて「先輩保護者さんの話を聞こう」という座談会形式でお話を伺いました。和やかな雰囲気の中で、参加した保護者さんから現時点での疑問や気がかりなことについての質問にヒントやアドバイスをいただいたり、高等部の保護者さんにも進路に関わる具体的な話を聞かせていただいたりすることができました。

 実体験を交えたわかりやすいお話を通して、子どもたちや寄り添う家族の未来の姿をイメージすることができる学習会となりました。

「 たむら支援学校 特別支援教育セミナー 」

 11月1日(火)に「令和4年度 たむら支援学校 特別支援教育セミナー」を開催し、茨城大学教授の新井英靖先生に御講演をいただきました。

「資質・能力を育む各教科の授業づくり~学習評価の充実に向けて~」の演題で、「『教科』の深い学び」や「学習評価の規準と基準をふまえた指導」、「授業づくりと学習評価の方法」などについて、新井先生の経験に基づいた具体例などを交えて御講演いただくとともに、事例について参加者同士で話し合ったりアイデアを出し合ったりする場もあり、有意義な研修会になりました。

「評価規準と評価基準について再確認できた。」「授業の中でどのような目標にしていくべきなのかはっきりした。」「子どもに考えさせる効果的な設問が子どもの実態に応じて必要になり、それが授業のポイントになることを学んだ。」等多くの感想が寄せられ、今後の子どもたちへの支援・指導に大いに参考となるものでした。

 今後の各教科の指導や評価の充実に向けて取り組んでいきたいと思います。

「 たむら支援学校 校内研修 小学部中学年グループ授業研究 」

 小学部は『「伝えたい」気持ちを育て、伝える手段や相手を広げる授業づくり』をテーマに、研修を行っています。今回の事後検討会では、本時の目標に対する評価、今後の課題と自立活動の視点等について意見交換をしました。

 

【教科等名】 生活単元学習(生活、国語)

【単元名】  「買い物へ行こう」

【単元目標】 ※クラスシート参照

01 クラスシートプラン(お買い物).pdf

 

【本時の目標とそれに対する評価】※本時は生活科と国語科の目標を設定

〔生活科〕

<目標>手がかりをもとに財布から出す金種が分かる。[知識・技能]

<評価>・財布からお金を選び出していた。

 <目標>買い物の仕方が分かり、教師と一緒に金額を出すことができる。[思考力・表現力・判断力等]

<評価>・買うべきものを理解して、商品を選んでいた。

    ・自分からレジに向かっており、買い物の流れを理解していると感じた。

    ・100円を出す際に一度間違えたが、その後正しく出していた。

<目標>買い物ごっこに関心をもち、活動に参加したり、買いたいものを選んだりしようとする。

                                     [主体的に学習に取り組む態度]

<評価>・自分から商品を取ったり、レジに向かったりするなど、主体的に取り組んでいた。

 

 

 

 

 

 

〔国語科〕

<目標>会計の際に、教師と一緒に文字カードで伝えようとすることができる。[思考力・表現力・判断力等]

<評価>・適切な文字カードを指していた。

    ・〝ください″の身振りも見られ、自分なりの方法で伝えようとしていた。

 <目標>「ください。」などと、カードを出して伝えようとする。[主体的に学習に取り組む態度]

<評価>・カードを見て、指さしをして伝えようとしていた。

 

 

 

 

 

【今後の課題】

◎金銭の取り扱いで、本人が間違いに気付けるようになるとよい。また、音声で「100円」と言って100円玉が選べるように指導を積み重ねる。

◎緊張等で音声言語が出せない時のために、文字やジェスチャーなど言葉の種類や手段を広げていけるとよい。

 

【自立の視点について】

≪健康の保持・環境の把握≫

・視力、聴力面での配慮をする。

≪心理的安定・人間関係の形成≫

・不安を感じた時に、「この人と一緒なら大丈夫」という状況を作っていく。安心できる人との関係を深める。

≪心理的安定・コミュニケーション≫

・苦手なことを絵カード等で教師と共有する経験を積み重ね、他者に自分の気持ちを伝えられるようにする。

 

【指導助言】

〇今回は生活科と国語科を合わせた指導であったが、それぞれのねらいがしっかり押さえられていた。合わせた指導 において、どの教科を取り扱い、どう結び付けるのかについて、今後も検討を重ねて授業実践し、単元全体を見据えた目標設定、評価を行うこと。

〇活動や場の設定に工夫が見られた。配置を変えたり、活動内で友だちとの関わりを増やしたりするなど、さらなる改善が見込める。自立活動の視点に配慮しながら、次の目標に向けて授業を工夫すること。

「 たむら支援学校 校内研修 高等部2学年グループ授業研究 」

 高等部は「進路実現につながる 生徒の『伝える力』を培うための授業づくり」をテーマに、研修を行っています。今回は生徒の思いや考えを引き出すためにパワーポイントを活用しながら、自らの「伝える力」に関する長所と課題を考えるための授業を設定しました。

 

【教科等名】 職業

【単元名】  「伝える力~仕事編~」

【単元目標】 ※クラスシート参照

 クラスシートプラン.pdf

 

【本時の目標とそれに対する評価】

<目標>自分の伝える力について、情報機器を扱いながら課題や評価される部分を理解し、表現することができる。[思考力、判断力、表現力]

対象生徒の学びの姿:自分の課題に気付き、声を大きくしていた。

          昨年に比べ、ゆっくりはっきりと発表できるようになっていた。

 

<目標>よりよい将来の職業生活の実現や地域社会への参画に向けて、コミュニケーション面の自分の成長や課題を    

    踏まえて、生活を工夫しようとしている。[主体的に学習に取り組む態度]

対象生徒の学びの姿:普段の生活において、以前に比べて声が大きくなっている。

 

 

 

 

 

 

【今後の課題等】

◎心理的な面での配慮が必要。言葉だけでなく、身振り等その他の表現も身に付けていくと良いのではないか。

◎自己の課題を意識し、解決できる生徒なので、一つ一つ経験を積み重ねるとともに、教師が言葉で評価して、自信   をもてるようにしていく。

「 たむら支援学校 校内研修 中学部Bグループ授業研究 」

 中学部は『自分の考えや思いをもち、伝えあいながら考えを広げ、活用することができる授業づくり』をテーマに、研修を行っています。相手とのやり取りの中で、自ら考え、気付いたことなどを表現する経験を積むことで、伝える方法の理解や伝え方の技能の獲得、向上、定着につながるのではないか、という仮説のもと、授業を設定しました。

 

【教科等名】 生活単元学習(理科、美術)

【単元名】  電気のはたらき「道を作って、車を走らせよう」

【単元目標】 ※クラスシート参照

        クラスシートプラン.pdf

 

【各教科の「見方・考え方」を働かせるための「しかけ」の例】(本時)

しかけ① 道のパーツを組み合わせて設定できることを伝え、手本を示す。

 

 

 

 

 

 

しかけ② 簡単にコースを作りかえることができるようにする。

 

 

 

 

 

 

 

【本時の目標とそれに対する評価】※本時は美術科の目標を設定

 <目標>写真や道のパーツなどをもとに、イメージをもって教師と一緒にコースを作っていくことができる。[思考力、表現力、判断力等]

生徒の学びの姿:「すぐにトンネルを選んでいたが、写真とトンネルのイメージは一致していたのか?」

        「目の前にあるものを選択したようにも見えるが、繰り返すことでイメージがもてるようになるの    ではないか?」

 

 

 

 

 

 

 

<目標>車がうまく走るように、自分でコースを設定しようとしている。[主体的に学習に取り組む態度]

 生徒の学びの姿:「車がうまく走らなかったときに、自分からコースの調整を行っていた。」

「自分でテープを貼ったり、コースをよく見ていたりと、主体的な姿が見られた。」

 

 

 

 

 

【今後の課題等】

◎少しずつイメージをもちはじめているので、「分かる・できる」経験を積み重ねていくとより見通しをもてるようになるのではないか?

 ◎本単元への関心が高かった。今後も興味関心を生かした単元を設定していく事が大切である。

 

【自立の視点】

 ≪健康の保持≫

・体力面や見え方などに応じて配慮をする。

 ≪環境の把握≫

・分かりやすい活動や扱いやすい教材を用意することで、自分でやろうとする力につながるようにする。

≪心理的安定・コミュニケーション≫

・教師とのやり取りを重ねることで、楽しい、やってみたいと思えるようにする。

 

 校内研修を通して、より質の高い授業実践を目指していきます。

「 たむら支援学校 校内研修 高等部1学年グループ授業研究 」

 高等部は「進路実現につながる 生徒の『伝える力』を培うための授業づくり」をテーマに、研修を行っています。今回は授業の評価とともに、対象生徒の2~3年後の姿も考えながら、教科の学習で身に付けるべき資質や能力、自立活動の視点等について意見交換をしました。

 

【教科等名】 職業

【単元名】  「後期現場実習に向けて」

【単元目標】 ※クラスシート参照

クラスシートプラン.pdf

 

【本時の目標とそれに対する評価】

 <目標>教師と一緒により良い自己紹介について考えることができる。[知識及び技能]

 対象生徒の学びの姿:「悪い例をみて、適切な言動に直そうとしていた。」

「自分で考えて発言していた。」

 

  <目標>教師の例をみて、良い点や悪い点、相手に与える印象を考え、ワークシートに記入することができる。[思考力、表現力、判断力等]

 対象生徒の学びの姿:「良い点と悪い点を判断し、ワークシートに自分の言葉で表現できていた。」

            「相手に与える印象を表現できていた。」

 

 <目標>よりよい自己紹介のポイントを踏まえて実践しようとしている。[主体的に学習に取り組む態度]

 対象生徒の学びの姿:「よりよく自己紹介をしようとするために、自分でリハーサルをしていた。」

           「緊張していても、最初に手を挙げるなど意欲的な姿が見られた。」

 

【今後の課題等】

◎他者とやり取りが上手にできるようになるために、様々な表現方法を獲得していく。

◎2~3年後は、自分で適切な表現方法(言葉や行動)を判断できるようになることが目標。

 

【自立の視点】

 ≪心理的安定≫

・具体的に説明をすることで見通しがもてるようにする。

・経験を積み重ねることで自信がもてるようにする。

 ≪人間関係の形成≫

・いろいろな考えがあることを授業や生活の中で知ることで、他者と関わったり人間関係を広げたりできるようにする。

≪コミュニケーション≫

・具体的場面を取り出し、視覚支援をもとに思考を整理したうえで、様々な行動ややり取りの方法を身に付けることができるようにする。

 

 

 

 

 

 

【まとめ】

◎高等部生は卒業後、様々な人と関わり合うことが予想される。学校内外や実習先以外の状況も想定して、ロールプレイしたり、パターン化したりして学べるようにしていく。

◎考える力のある生徒なので、より思考を深めるために言葉の力、文章力の広がりが必要。国語の時間の指導も重要である。

保健部 「10月の特別メニュー」の紹介

☆今月は献立コンクールからのメニューを取り入れました。☆

 10月14日(金)のツナサラダ…「ピーマンのツナ和え」をピーマンやパプリカがたくさん入った「ツナサラダ」にアレンジしました。

 10月21日(金)の無限もやし

 

<10月14日(金)朝ごはんメニュー(洋食)>

献立:黒糖パン、マーマレード、牛乳、ハムチーズオムレツ、ツナサラダ、コーンチャウダー                     

 主食のパンやご飯には炭水化物が多く含まれています。それが体内で分解されて、ブドウ糖という脳のエネルギーになるので朝ごはんは欠かせません。それに筋肉や血の源になるたんぱく質が多く含まれる卵や肉・魚などの主菜、体の調子を整えるビタミン類が多い緑黄色野菜や果物など副菜を加えることで栄養バランスが良くなります。汁物や飲み物は、これらに不足している栄養を補うほか

のどごしを良くして食事を食べやすくします。健康な体作りのため1日3回の食事をとることが必要です。栄養をしっかりとるためにも毎朝朝食をとるようにしましょう。

 

<10月18日(火)世界の料理 中国のメニュー>

献立:ごはん、牛乳、麻婆豆腐、コーンシュウマイ、トマトとたまごの中華スープ、桃の杏仁豆腐

 今回は、中国の四川地方に伝わる麻婆豆腐について紹介します。麻婆豆腐は約200年前に四川省の料理店の妻が貧しく食べ物がなく、あり合わせのもので客に向けて作ったのが最初といわれています。名前の由来は、麻婆豆腐を作った妻の顔にアバタがあり、「麻(まー)」はアバタ、「婆(ぼー)」は妻の意味で、このような料理の名前になったそうです。日本では、味を日本人に合うように辛さを調整したので、それが日本の味になったそうです。

 

<10月21日(金)朝ごはんメニュー (和食)>

献立:ごはん、牛乳 鮭の塩焼き、無限もやし、芋の子汁、ヨーグルト

  朝・昼・夜のきちんとした生活リズムが順調だとしっかりとした活動ができ、勉強や運動も活発に行えます。そこで重要なのは、朝決った時間に起きることと朝ごはんです。まず朝の光を浴び、そして朝ごはんを食べることで体が目覚めていきます。1日のはじまりに食べる朝ごはんはとても大切な食事です。

  

 

 

 

 

 

  朝ごはんメニュー(洋食)   世界の料理 中国のメニュー   朝ごはんメニュー(和食)

「 たむら支援学校 校内研修 小学部高学年グループ授業研究 」

 小学部は『「伝えたい」気持ちを育て、伝える手段や相手を広げる授業づくり』をテーマに、研修を行っています。「伝える力」の土台となる「伝えたい気持ち」を育むため、単元設定や「しかけ」について意見交換をしました。

 

【教科等名】 生活単元学習(国語、図画工作、生活)

【単元名】  「修学旅行に行こう!」~修学旅行事後学習

【単元目標】 ※クラスシート参照

 

【事前検討会】

◎本校で使用している『クラスシート・プラン』をもとに、単元計画や目標、対象児童の「本時の目標」、自立活動の視点を踏まえた「配慮・手立て」について話し合いました。

 

【本時の目標】※本時は国語の目標を設定

 ○自分がしたことや感じた気持ちなどを言葉で表す働きがあることに気付くことができる。[知識及び技能]

 ○経験したことを思い浮かべ、伝えたいことを考えることができる。[思考力、表現力、判断力等]

 ○思い浮かべた経験したことを、言葉や絵で表現しようとしている。[学びに向かう力・人間性]

 

【研究授業の様子】

◎修学旅行の写真を見て活動を確認したり、楽しかったことを発表したりしました。

しかけ①画像は精選して提示する。

 

 

 

 

 

 

しかけ②描いた絵をもとにやり取りをして言葉を引き出すようにする。

 

 

 

 

 

しかけ③気持ちや様子を表す言葉を文字カードに書き、イメージを言語化できるようにする。

 

 

 

 

 

 

【事後検討会】

◎児童の学ぶ姿をもとに『目標が達成できたかどうか』、『今後の課題は何か』、『自立活動の視点を踏まえた「配慮・手立て」の妥当性や改善点』について話し合いました。

  教員同士で授業のアイデアや改善策等について話し合う中で、授業者はもとより教員一人一人が学び、考えを深めることができました。

 

 

 

 

 

 

校内研修を通して、より質の高い授業実践を目指していきます。

 クラスシートプラン 

 クラスシートプラン(略案).

保健部 「9月の特別メニュー」の紹介

<9月7日(水)お月見献立>

献立:ごはん、スコッチエッグ、しらす和え、月見汁、月見団子

 旧暦の8月15日と9月13日はそれぞれ十五夜、十三夜といわれています。

十五夜には「さといも」十三夜には「まめ」が供えられることから、それぞれ「いも名月」「まめ名月」ともいわれています。お月見にはすすきや団子が供えられます。また、栗や柿、梨など秋にとれた食べ物も供えられます。今回は、たまごをお月様に見立てたスコッチエッグ、エビ団子が入ったお月見汁、さつまいもを使ったあんの入った月見団子を献立にとり入れました。

 

 

 

 

 

 

<9月14日(水)ふるさとメニュー>

献立:ごはん、伊達鶏の和風ソースがけ、ごま酢和え、けんちん汁 梨

 今回は、学校がある田村市の都路地区に伝わる「かけ菜」を使った「けんちん汁」を献立に取り入れました。「かけ菜」は、大根の葉っぱを干して作る保存食です。ビタミン・ミネラル・カロチンがたくさん詰まっています。そのほか、

伊達市で作られている伊達鶏に福島県内で収穫されたきのこや野菜をソースにした「伊達鶏の和風ソースがけ」、県内で収穫された「梨」を献立に使用しました。

 

 

 

 

 

 

 

<9月20日(火)食育の日メニュー 塩分控えめメニュー>

献立:ごはん、魚のピザソース焼き、りっちゃんサラダ カレースープ

 運動不足や夜型生活または偏った食生活などが原因で引き起こされる、糖尿病、高脂血症、高血圧症などの病気を生活習慣病と言います。将来そのような病気にならないためにも、うすあじ(塩分控えめ)を心掛けた食生活をすることが大切です。塩分を控える料理を作る時に、今回は香辛料を利用する方法を献立に取り入れました。「魚のピザソース焼き」にハーブのオレガノやバジル「カレースープ」には、ターメリック、クミンなどのスパイスで作られているカレー粉を使用しています。塩を控えめにするので、物足りなくなった味を引き締め、風味を引き立てるのでおいしく食べることができます。

「船引町灯籠流し花火大会に参加しました。」

 8月21日(日曜日)船引町の灯籠流し花火大会が開かれました。3年ぶりの開催で、本校からは小中学部がミニ灯籠を高等部が中型灯籠を流しました。

家族への思いや自分の願い、田村市について調べたことを絵や文字などで灯籠に描き、当日の夕方、船引町の街中を流れる大滝根川に流しました。

 船引町を挙げての灯籠流しは、一部コロナ感染症予防のため規模が縮小されたところもありましたが、夏の終わりを彩るにぎやかな灯籠流しになりました。

 そして、今回高等部で作った中型灯籠は、見事金賞を受賞しました。高等部の皆さん、おめでとうございました。

船引高等学校・たむら支援学校合同研修会

 8月2日(火)に船引高等学校教員と本校高等部教員による合同研修会を開催しました。

<テーマ>
「教科の在り方について考える~高等学校及び支援学校の専門性を活かして~」

<趣旨及び経緯>
 昨年度は、船引高等学校猪狩校長からの「高等学校にも特別支援教育の視点を広めたい」との思いを受け、地域支援センター担当者が研修協力という形で伺いました。今年度は、異校種が校舎を共有している環境をさらに活かしたいと考え、両校教員による合同研修会という形で実施しました。グループ協議を通して、教員同士が互いの専門性を学び合い、自校の指導に活かすことが目的です。

<研修報告>
今回は4グループに分かれて協議を行いました。
グループ協議前半は「高等学校における教科指導の工夫について」です。知識及び技能の定着に向けた工夫や思考力・判断力・表現力等を深めるための工夫等について、先生方の実践を具体的に伺いました。
グループ協議後半は「特別支援教育の視点による支援の在り方について」です。指導に悩んだ時には、「何に困難さがあるのかを見いだすこと」、「できない部分だけでなく、本人ができていること・うまくいっていることにも着目すること」で適切な支援につながることをポイントとして協議を進めました。実態の捉え方について具体的な視点を伝えたグループや、両校の連携の在り方についてビジョンをふくらませたグループ等があり、それぞれ活発な意見交換ができました。

<今後の予定>
2学期末には2回目の合同研修会を計画しています。今回の研修内容をヒントにして、教科指導・生徒支援をより良いものにしていきたいと思います。

 

   

   

令和4年度 たむら支援学校後援会役員会・総会

 7月22日(金)令和4年度福島県立たむら支援学校後援会の役員会・総会を開催いたしました。総会は、感染対策を講じた上で3年ぶりの開催となりました。

 令和3年度の事業報告とともに、今年度の事業計画について審議されました。10月に開催される「全国障害者スポーツ大会 栃木大会」出場生徒への参加助成金が支出されることとなりました。

 今年度も児童生徒の教育活動の充実のため、皆様の御理解と御支援をよろしくお願い申し上げます。

「令和4年度PTA第1回学習会」開催(渉外部)

 7月1日(金)にPTA教養委員会主催の第1回学習会が開催されました。

 講師に本校薬剤師でもある有限会社みはる調剤薬局代表取締役の濱田雅博氏を迎え、「子どもたちを守るための食育」という演題で御講演いただきました。

 ユーモアを交えた、とてもわかりやすいお話をいただき、和やかな雰囲気の中での学習会となりました。また、日々の食事の大切さを改めて認識することができました。

 

 

「6月の特別メニュー」の紹介

 <6月3日(金)カミカミ献立メニュー>

献立:ごはん、あじのアーモンドフライ、和風サラダ、青菜のみそ汁、むらさきいもチップス

 食べ物をよく噛むことで効果的なことが三つあります。一つ目は噛むことで唾液が出ます。唾液には消化を助けたり細菌を減らしたり虫歯を予防したりする働きがあります。二つ目は、よく噛むことで満腹中枢が働き食べすぎを防ぎ肥満予防にも効果があります。三つめは、噛むことで脳の血の巡りが良くなり脳の記憶をする場所が刺激されるので、記憶力が高まるといわれています。このように噛むことにはたくさんの良いことがあります。普段からよく噛んで食べましょう。

 

 

 

 

 

 

<6月20日(月)食育の日 北海道の郷土料理・食べものたっぷりメニュー>

献立:ごはん、鮭のちゃんちゃん焼き、昆布とさつま揚げの煮物、どさんこ汁、モーモーゼリー

 「ちゃんちゃん焼き」は鮭などの魚を野菜や山菜と一緒に鉄板で蒸し焼きにした料理で北海道の全域で食べられている猟師料理です。副菜の昆布とさつま揚げの煮物は北海道でたくさんとれる昆布を使って煮物にしました。じゃがいもは国内の70%をとうもろこしは国内の50%が北海道で作られています。汁物は、そんなじゃがいもやとうもろこしを使った「どさんこ汁」にしました

渉外部より「PTA厚生委員会・第2回役員会の開催」

 7月1日(金)にPTA厚生委員会第2回役員会を開催しました。

 厚生委員会は家庭科室で行いました。感染症対策により活動の中止が続き、3年ぶりの委員会開催となりました。今回は、自己紹介を行った後、「PTAバザーのアンケートの結果」を基にバザーの開催について話し合いました。

厚生委員会

 

 厚生委員会終了後は、音楽室で第2回PTA役員会を開催しました。

 各委員会委員長からこれまでの活動報告や今後についての検討事項などを話していただきました。特に、特P連の要望活動の事案では、「地域で共生する」ことについて深い話し合いとなりました。皆様のご意見をまとめ、たむら支援学校の声を事務局へ届けたいと思います。

 暑い中、学校に足を運んでいただきありがとうございました。

令和4年度PTA役員 令和4年度第2回役員会

 次回は10月6日(木)に奉仕作業、専門委員会、役員会が予定されています。

保健部「5月の特別メニュー」

5月2日(月)こどもの日メニュー

献立:たけのこごはん 鯛型玉子焼き みそドレッシング和え ささみと野菜のすまし汁 

            かしわもち

 こどもの日メニューとして、かしわもちと鯛型の玉子焼きを献立にとり入れました。かしわもちのかしわの葉っぱは、新しい芽が育つまで古い葉っぱが落ちないことから、子どもが元気に成長することを願い、子どもの日に食べられています。また、玉子焼きはこいのぼりをイメージしてお魚の形をしています。こいのぼりは、男の子の健康や出世を願い、庭に揚げられます。みなさんも元気に健やかに過ごせますようにと願いを込めました。

 

 

 

 

 

 

5月19日(木)『食育の日メニュー』福島の料理・食べ物たっぷりメニュー

献立:ごはん 鮭の照り焼き ひきないり 豚汁 県産りんごコンポート

 今月の「食育の日メニュー」は、福島県の郷土料理や県内で採れた食べ物を使ったメニューです。ごはんは、田村市のひとめぼれというお米を炊いています。昔から伝わる郷土料理「ひきないり」について、「ひきな」とは「千切りにした大根」を意味する福島市あたりの方言で、その「ひきな」を炒めたものが「ひきないり」です。大根には胃腸の働きを助ける酵素も含まれていて体にうれしい野菜です。デザートは県内で採れたリンゴで作ったリンゴコンポートです。

研修部より「 たむら支援学校 校内研修 全体会を開催 」

児童生徒の学びを深める授業づくり~伝える力を培うために~

今年度は感染症対策のため、学部ごとに校内研修全体会を行いました。

昨年度の研修の成果と課題を生かして、児童生徒の「伝える力」を培うとともに、単元を通しての評価の在り方についての検討も深め、より良い「授業づくり」に焦点を当てて研修を進めていきたいと考えています。

R4現職教育研究 構想図.pdf

R4 授業づくりの流れ.pdf

「4月の特別メニュー」 保健部

 <4月14日(木) 入学お祝いメニュー>

献立:わかめごはん、花形豆腐ハンバーグ、菜の花和え、みそスープ、お祝いゼリー

 新入生や転入生の皆さんのために、入学お祝いメニューです。春のメニューということで、春が旬の菜の花やわかめを使ったり、春に咲く『桜の花』のイメージを取り入れたりしたメニューにしています。春限定のハンバーグなので、見た目も楽しむことができます。

 

 

 

 

 

 

 

<4月19日(火)食育の日 アメリカ料理メニュー>

献立:チキンガンボライス、アメリカンサラダ、コーンチャウダー、カレーパリッシュ

 毎月19日の食育の日に合わせて、特別メニューを実施しています。4月はアメリカ料理メニューです。チキンガンボライスは、チキンが『鶏肉』、ガンボが『オクラ』の意味で鶏肉とオクラを使った料理です。アメリカンサラダは、アメリカで生まれたとされるポテトチップスを使ったサラダです。コーンチャウダーは、アメリカの北東部にあるニューイングランド地方でよく食べられている料理で、とうもろこしの甘さを味わうことができます。

「 3月の特別メニュー 」保健部

3月15日(火)食育の日【減塩メニュー】

献立  ごはん、牛乳、さわらのおろしあん、根菜サラダ、飛鳥汁、アセロラゼリー

 

 本日は減塩メニューでした。給食では塩の量を減らすために、味付けの調味料が工夫されていました。おろしあんには、醤油よりも塩の量が少ないポン酢を使用し、サラダの味付けも塩の量の少ない、胡麻ドレッシングを使用していました。また、飛鳥汁はみその量を減らして、牛乳を入れてコクと旨味をプラスして美味しい減塩メニューとなっていました。

全校清掃

小学部と中学部では3月15日(火)に全校清掃を実施しました。

一年間使用した校舎内を力を合わせて隅々まできれいにしました。

それぞれの学部を巣立っていく小学部6年生、中学部3年生は、すがすがしい気持ちで卒業式を迎えるべく、自分たちの教室を心を込めて清掃しました。

  

  

 

「 学校保健委員会 」

 2月17日(木)に、学校保健委員会が開催されました。児童生徒の定期健康診断結果、新型コロナ感染症等対策、各種衛生検査結果等についての報告を行い、参加された委員の方々より、それぞれの立場からの御指導御助言をいただきました。

 また、児童生徒の「食育の指導」について話し合いも行いました。今後も児童生徒が健康で安全な学校生活を送ることができるよう、委員の皆様から頂いた御指導御助言をもとに取り組んでいきたいと思います。

 

「 2月の特別メーニュー 」 保健部

2月3日(木)【節分メニュー】

献 立  ごはん、牛乳、いわしのみぞれ煮、五目豆、白菜のみそ汁、福豆ミックス

 節分には、食べると良いと言われる食べ物が2つあります。1つ目は大豆です。節分の豆まきでは、悪いものは鬼と考えられているので「鬼は外、(つまり悪いものは外)、福は内」という掛け声で、豆をまきます。メニューでは、五目豆と福豆ミックスに大豆が使われています。2つ目はいわしです。いわしを焼いて食べると、焼くときに出る煙やにおいを嫌って、鬼が家に寄ってこないので、食べると良いとされています。メニューのいわしは骨までやわらかくなっているので、しっかり食べて元気に過ごしましょう。

2月17日(木) 食育の日【北京オリンピックメニュー】

献 立  ごはん、牛乳、八宝菜、かに焼売、中華スープ、杏仁フルーツ

 現在開催している北京オリンピックにちなんで、中国で生まれた料理や食材のメニューです。八宝菜は中国語で『パーパオツァイ』と言い、野菜や肉などたくさんの食材を使って作る料理です。この八宝菜をご飯の上にのせたものが『中華丼』で、中華丼は日本で生まれた食べ方です。焼売は、ひき肉とねぎやニンニクなどの食材を小麦粉の皮で包んで、蒸して作る料理です。デザートに使った杏仁豆腐は、杏という果物の種から作られますが、これは苦みが強いので、甘味や牛乳を加えて食べやすくしています。プルプルした触感を楽しんで食べましょう。

「 令和3年度 たむら支援学校 現職教育 全体報告会 」研修部

 2月7日(月)に「令和3年度 たむら支援学校 現職教育 全体報告会」を開催しました。

 今年度は「児童生徒の学びを深める授業づくり~「伝える力」を培うために~」というテーマで、9グループに分かれて研究を進めてきました。それぞれのグループで実践した研究授業の紹介と、グループごとにまとめた「伝える力(思考力・判断力・表現力等)についての成果と課題」を中心に報告を行いました。9つのグループで得た成果と課題を全教員で共有することができ、とても有意義な報告会になりました。今後の教育実践や校内研究につなげていきたいと思います。

 

「 1月の特別メニュー 」保健部

1月24日(月)全国学校給食週間【高等部3年生リクエストメニュー】

献立  キムチチャーハン 牛乳 豚肉の生姜焼き ほうれん草のおひたし みそ汁 チーズケーキ 

 

1月25日(火) 【北海道メニュー】

献立  わかめご飯 牛乳 鮭のチーズマヨ焼き じゃがいものおかか煮 どさんこ汁

 

1月26日(水) 【昔の給食メニュー】

献立  ソフト麺ミートソースがけ 牛乳 くじらカレーメンチカツ 甘酢和え みかん

 

1月27日(木) 【韓国料理メニュー】

献立  プルコギ丼 牛乳 チヂミ トックスープ フルーツゼリー

 

1月28日(金) 【インド料理メニュー】

献立  ナン 牛乳 タンドリーチキン ひよこ豆のサラダ バターチキンカレー ババロア

1月の特別メニュー

1月19日(水)食育の日【福島食材メニュー】

<献立>

ごはん     牛乳        川俣シャモ入りハンバーグ     みそ炒め けんちん汁   福島県産干しいも 

 福島県でとれた食材をたくさん使ったメニューです。ごはんは、田村市のひとめぼれというお米を使用し、牛乳は中通りの牛から搾乳されたものです。また、ハンバーグには、川俣シャモという鶏肉、デザートの干しいもは石川町で栽培されたさつまいもを加工したものです。

 けんちん汁は、ふくしま健康応援メニューです。これは県民の課題である、『野菜不足』と『塩のとりすぎ』を改善するメニューでカゴメ株式会社考案です。塩を抑えるために、ケチャップを使用し、たくさんの野菜がとれるようになっています。ケチャップは醤油やみそよりも塩分が少なく、トマトのうま味成分をプラスできるので、塩を抑える効果的な調味料です。

 

教務部防災係 「 令和3年度 不審者対応訓練 」

 1月11日(火)春山、石崎両校舎に於いて、教職員対象の不審者対応訓練を実施しました。本校の不審者対応マニュアルを再度確認し、校舎内に不審者が侵入した想定で、対応シミュレーションを行いました。連絡体制や役割等を確認することができました。常に危機管理の意識をもち、安全・安心できる学校を目指していきたいと思います。

 

研修部 「 たむら支援学校 校内研修 高等部グループ授業研究(その2) 」

 高等部グループ(その2)において授業の事前検討会、研究授業、事後検討会を行いました。事前検討会では、「クラスシート・プラン」、事後検討会ではグループに分かれ、本校で作成、使用している「クラスシート・チェック」をもとに話し合いを進めました。事前検討会や事後検討会の詳しい実施の様子については、過去の投稿をご覧ください。今回は、教科等を合わせた指導の中で取り扱う教科・内容の中で、「見方・考え方」を具体的にどのような解釈をし、しかけをつくって学習活動を進めたのかについて紹介しながら、校内研修の様子をお伝えします。

 

【単元名】 

  生活単元学習「卒業後について考えよう」~後期現場実習における実習を通して~

【取り扱う教科】

  職業科、国語科、情報科

【職業科の目標】 ※今回は取り扱った教科の中の「職業科」を取り上げて紹介します。

 (1)職業について関心をもち,将来の職業生活に係る基礎的な知識や技能を身に付けることができる。                            [知識及び技能]

 (2)将来の職業生活に必要な事柄について触れ,課題や解決策に気付き,実践し,学習したことを伝えるなど,課題を解決する力の基礎を身に付けることができる。

[思考・判断・表現等]

 (3)将来の職業生活の実現に向けて,生活を工夫しようとしている。

[学びに向かう力・人間性等]

 

各教科の内容 ※今回は職業科の目標の中で[思考・判断・表現等]を取り上げて紹介します。

 高等部職業科 C産業現場等における実習 

 1段階 イ 産業現場等における実習での自己の成長について考えたことを表現すること。

 


各教科の「見方・考え方」

 職業に係る事象を、将来の生き方等の視点で捉え、よりよい職業生活や社会生活を営むための工夫を行うこと。

各教科の「見方・考え方」の具体的な解釈

 産業現場等における実習を振り返り、自分に必要なことに気づき、日常生活の改善をはかること。

各教科の「見方・考え方」を働かせるためのしかけ

しかけ①

 なぜ仕事を行うのか、なぜ実習を行うのかを考えるために、これまでの実習を振り返る。

しかけ②

 出来たことや出来なかったこと、なぜ出来なかったのかなどをフローチャートに沿って気づかせるために、実習の写真を見て振り返る。

 

しかけ③

 出来なかったことをできるようにするために、フローチャートに沿って日常生活で気をつけることを考えて記入し、普段の生活に活かす。

フローチャート.pdf

(映像で振り返る様子) (フローチャートに自分で書き込んでいる様子) (教師とのやり取りをしながら、思考を深めていく様子)

【事後検討会から】

  実習を振り返りながら教師とのやり取りをする中で、出来たことや出来なかったこと、なぜ出来なかったかを自分の言葉で文章にして表現する生徒の姿を見ることができました。生徒自身が学んだことをこの授業の中だけではなく、実際の実習や日常生活の中にも生かすことができるように、今後も指導をしていきます。

 

研修部 「 たむら支援学校 校内研修 小学部高学年グループ授業研究 」

小学部高学年グループにおいて授業の事前検討会、研究授業、事後検討会を行いました。事前検討会では、「クラスシート・プラン」、事後検討会ではグループに分かれ、本校で作成、使用している「クラスシート・チェック」をもとに話し合いを進めました。事前検討会や事後検討会の詳しい実施の様子については、過去の投稿をご覧ください。今回は、「クラスシート・プラン」の項目の1つ『教科の見方・考え方を働かせるためのしかけ』について紹介しながら、校内研修の様子をお伝えします。

 

【教科等名・段階等】 小学部体育科 3段階 機械・器具を使っての運動

【単元名】  機械・器具を使っての運動「マット運動」

【単元目標】

(1)マットを使っての基本的な運動の楽しさを感じ、その行い方を知り、基本的な運動を身に付けることができる。

[知識及び技能]

(2)マットを使っての基本的な運動の行い方を工夫するとともに、考えたことや気付いたことなどを他者に伝えることができる。

[思考・判断・表現等]

(3)きまりを守り、自分から友達と仲良く楽しくマットを使っての基本的な運動をしたり、場や器械・器具の安全に気をつけたりしようとする。

[学びに向かう力・人間性等]

 

【事前検討会】

〇 本校で作成、使用している「クラスシート・プラン」をもとに話し合います。

〇 目標の妥当性、教科の「見方・考え方」を働かせるための「しかけ」、具体的な生徒の姿のイメージ共有をグループ内で話し合います。

 

【研究授業の様子】

〇 体育科の見方・考え方を働かせるための「しかけ」についてお伝えします。

 

体育科の「見方・考え方」

  運動やスポーツを、その価値や特性に着目して、楽しさや喜びとともに体力の向上に果たす役割の視点から捉え、自分の適性等に応じた『する、みる、支える・知る』の多様な関わり方と関連付けること。

 本単元における「見方・考え方」の具体的な解釈

  マットに背中をつけたり、転がったりする運動を通して、運動の楽しさや技を習得する喜びを味わいながら、自分の得意な技を表現する。

しかけ①

  技の名前を覚えたり、動きのイメージをつかんだりすることができるように、技カードの提示や教師の模範演技を見せる。

 

しかけ②

 技のポイントや動きのイメージを理解することができるように、動きに応じたオノマトペを用いて言葉掛けの支援をする。

 

しかけ③

  自分の得意な技を表現することができるように、発表の場を設ける。

【事後検討会の様子】

〇 グループに分かれ、本校で作成、使用している「クラスシート・チェック」をもとに話し合いました。「知識及び技能等」、「思考力・判断力・表現力」、「主体的に学習に取り組む態度」の3観点の目標を達成したか、そしてそのしかけは有効だったかを児童の様子から検討しました。

〇 しかけ①については、教師の模範演技や技カードをよく見ていて、動きをまねしながら取り組む姿が見られ、手立ては有効であることが話し合われました。

〇 しかけ②について、技のポイントとなる言葉を言いながら練習に取り組んだり、絵カードを手掛かりに「くるん」を頑張ったことを伝えたりする姿が多く見られたことから、有効であると話し合われました。

〇 しかけ③について、自分から発表に取り組んだり、できた時に自分なりの表現をしていたりする姿が見られ、発表することが好きな対象児にとって今後の自信につながるのではないかと話し合われました。

〇 今回の授業では、「知識及び技能等」で検討の余地はあるものの、3観点の目標はほぼ達成しているという話し合いになりました。

〇 目標の達成度に応じて、次時の課題や授業のアイディア等を出し合い、授業改善につなげていきます。

  

 

研修部 「 たむら支援学校 特別支援教育セミナー 」

 

 11月23日(月)に「令和3年度 たむら支援学校 特別支援教育セミナー」を開催しました。茨城大学教授の新井英靖先生に「資質・能力を育む各教科の授業づくり~指導と評価の一体化~」の演題で御講演をいただきました。新井英靖先生には、今年度の夏季セミナーでも御講演いただいており、先生の多岐にわたる実践や研究の経験から導き出される指導助言は、今後の子どもたちへの支援・指導に大いに参考となるものでした。

 今回の講演では、「資質・能力の育成、教科学習、見方・考え方、評価方法」の4つのキーワードをもとに、実際の教育現場で役立たせることができるアドバイスをたくさん頂戴することができました。今後の指導・支援に生かしていきたいと思います。

  

保健部 「 11月の特別メニュー 」

<11月17日(水) 食育の日 いい歯のメニュー>

献立:かきあげうどん、いかのみそ和え、まんてん黒豆

 11月8日の「いい歯の日」にちなんで、いい歯の日メニューを出しました。健康でいい歯を保つためにも、食事の後にしっかり歯磨きすることが大切です。また、よくかむことで唾液がたくさん出るので、むし歯菌が増えるのを防ぐことができます。給食では、よく噛んで食べる食材として、かき揚げにはごぼうや人参、みそ和えにはいか、デザートには乾燥した黒豆を使いました。いい歯でなんでもおいしく食べられるよう、歯磨きとよくかんで食べることを忘れないようにしましょう。

<11月24日(水)食育の日 和食メニュー>

献立:ごはん、たらのもみじ焼き、おでん、白菜のみそ汁、みかん

 11月24日の「和食の日」にちなんで、和食メニューを出しました。和食とは、日本の食材や調味料を使って作る料理のことで、旬の食材を取り入れ、季節の移り変わりを表現します。給食のメニューでは旬の食材として、おでんに大根、里芋、みそ汁に白菜、デザートにみかんを使いました。また、季節を意識して、たらはもみじ焼きにしました。もみじ焼きは、紅葉したもみじの葉のように色を赤く仕上げた焼き物のことをいいます。給食では人参とマヨネーズのシンプルな味付けで作りました。和食は、栄養バランスのとれた健康的な食事なので、たくさん食べて寒い冬にかぜなどひかない体を作りましょう。

衛生講話について

 11月17日(水)春山校舎にて、常葉町の青山医院より青山庸二院長を講師に迎え衛生講話を実施しました。生活習慣病予防をテーマに、病気の発生や経過、予防方法など写真などを交え、丁寧に解説していただきました。元気な笑顔で、生徒に接することができるよう健康管理に気を付けてまいります。

たむら支援学校 校内研修 高等部グループ授業研究(その1)

高等部グループ(その1)において授業の事前検討会、研究授業、事後検討会を行いました。

事前検討会では、「クラスシート・プラン」、事後検討会ではグループに分かれ、本校で作成、使用している「クラスシート・チェック」をもとに話し合いを進めました。

事前検討会や事後検討会の詳しい実施の様子については、過去の投稿をご覧ください。

今回は、研究授業の内容について紹介しながら、校内研修の様子をお伝えします。

校内研修の様子.pdf

保健部 「 第2回 給食試食会 」

 11月11日(木)に小学部2学年から6学年、中学部2・3年、高等部2・3年生の保護者を対象として、第2回給食試食会があり、9名の保護者が参加しました。

 実際に子ども達が食べている給食を試食したあと、本校栄養士から「たむら支援学校の給食について」というテーマで給食の内容や調理での対応、学校給食の栄養基準、給食の安全確保について講話がありました。

 また、年齢によってパンや麺の量が違い、実際にパンを手に取り見比べてみました。最後に給食室の調理器具や調理過程の写真を見ながら説明があり、給食室の様子も見ていただくことができました。参加された保護者からは「子ども達が食べやすいように、工夫して調理されていることが分かった。」「味付けの参考にしたい。」「給食室の写真を見て、整理、整頓されとてもきれいでした。」などの感想もあり、本校の給食についての取り組みを知っていただく良い機会となりました。

 

献立について聞きながら 試食中

コロナ対策で黙食にご協力いただきました

本日の献立

・ご飯 ・牛乳 ・鮭の醤油マヨ焼き ・和風ラタトゥイユ ・豆腐としいたけのすまし汁 ・ビーンズカル

栄養士による栄養講話

「たむら支援学校の給食について」

調理器具について 

写真を見ながら説明

渉外部より 「第42回福島県特別支援学校PTA連合会」

11月12日(金)に『第42回福島県特別支援学校PTA連合会研究大会』が開催されました。

今大会は、新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止のため、たむら支援学校をメイン会場に県内の特別支援学校をリモートで繋ぎ、初めてのオンライン開催となりました。

 各校のPTA活動紹介は、短い時間の中でしたが、PTAの組織や現状について情報交換をすることができました。

 講演会は、『一般社団法人つくし ジョブ・サポート笑心』所長である奥野大亮様を講師にお招きし、「卒業後の社会参加と自立を目指して~家族で取り組む今できること」をテーマに御講演いただきました。就労して終わりではなく、働きながらうまくいかなかったときの理由やその時の気持ち、人との関わりの中で相手がどう考えるかなど、寄り添ってともに考える取り組みなどを事例を交えてお話いただきました。

 たむら支援学校が事務局を担当した2年間は、コロナ禍の影響により書面決議や規模を縮小した形で今までとは違った運営となりました。各校の協力のおかげで何とか事務局の役割を果たすことができました。本当にありがとうございました。

 来年度から、事務局が大笹生支援学校に変わります。

 次年度以降は、総会や研究大会を皆様と一同に会して行い、本県の特別支援学校の子どもたちの教育の充実に向け、本会が益々充実していくことを祈念いたします。

   

 

  講演会講師 奥野大亮様 特P連会長

 

 

 

 

 

 

 

保健部より 「10月の特別メニュー」

<10月14日(木) 朝ごはんメニュー>

献立:ごはん、あじの塩麹焼き、笹かまのごま和え、さつまいものみそ汁、ヨーグルト

 朝ごはんを食べると、体温が上がり体を元気に動かせるようになり、腸が動くことで排便しやすくなるなど、体に良いことがたくさんあります。

 朝ごはんの内容は、ごはんだけでなく、魚や肉のおかずと野菜のおかずを食べることが大切です。デザートにヨーグルトや果物を食べるともっと栄養バランスが良くなります。1日の食事の中で、朝ごはんが一番大切なので、必ず食べるようにしましょう。

<10月19日(金) 目の愛護デーメニュー>

献立:ごはん、さんまのおかか煮、かぼちゃの塩麹炒め、青菜のみそ汁、ブルーベリーゼリー

 10月10日は『目の愛護デー』です。人は情報の80%以上を目から取り入れるので、目に負担がかかっています。目の疲れを改善するには、ビタミンAやDHAという栄養素に効果があるといわれています。ビタミンAは色の濃い緑黄色野菜に多く含まれていて、給食では、かぼちゃ、ほうれん草、人参に多いです。DHAは、青魚に多く含まれる栄養素で、さんまのおかか煮を出しました。さらに、デザートのゼリーは、目に良い栄養を含むブルーベリー味にしています。テレビやゲームの時間を決めて目を休めるなど、目を大切にしましょう。

「 たむら支援学校 校内研修 中学部グループ授業研究(その2) 」~研修部より

 本校教職員が行っている校内研修において、中学部グループ(その2)において授業の事前検討会、研究授業、事後検討会を行いました。校内研修を通して、より良い授業づくりを目指していきます。今回は、事後検討会の進め方や内容について紹介しながら、校内研修の様子をお伝えします。

 

【教科等名】 生活単元学習

【単元名】  「木でつくろう~ランプシェード~」(美術科、数学科)

 

【事前検討会の様子】

〇 本校で作成、使用している「クラスシート・プラン」をもとに話し合います。

〇 目標の妥当性、教科の「見方・考え方」を働かせるための「しかけ」、具体的な生徒の 

 姿のイメージ共有をグループ内で話し合います。

 

【研究授業の様子】

〇 クラスシート・プランで確認した目標(評価)場面を中心に児童の学びの姿を見ていきます。生徒が活動に意欲を持つことができる道具を使用したり、1学期に取り組んだ学習をいかした活動内容を取り入れたりしたことで、生徒が主体性を持ちながら安心して取り組むことができる活動を設定しました。授業では、生徒が自ら材料を選び、正しい手順で道具を使って制作に取り組む姿が見られました。

 

【事後研究会の様子】

〇 グループに分かれ、本校で作成、使用している「クラスシート・チェック」をもとに話し合います。はじめに、児童の学ぶ姿をもとに、「知識及び技能等」、「思考力・判断力・表現力」、「主体的に学習に取り組む態度」のそれぞれの目標が達成できたかどうかを検討します。その後、グループごとに話し合った内容を発表し、その発表内容をもとに三観点ごとの目標の評価をします。

〇 次に、自立活動の視点から、その授業の中で行われていた支援や配慮が適切であったかをグループごとに話し合い、全体発表を通じて情報を共有します。

〇 最後に、目標の達成度に応じて、次時の課題や授業のアイディア等を出し合い、授業改善につなげていきます。

   

「 たむら支援学校 校内研修 小学部低学年グループ授業研究 」~研修部より

 本校教職員が行っている校内研修において、小学部低学年グループにおいて授業の事前検討会、研究授業、事後検討会を行いました。校内研修を通して、より良い授業づくりを目指していきます。今回は、授業研究の全体的な流れの中から、本校で使用している「クラスシート・チェック」について紹介をしながら、校内研修の様子をお伝えします。

 

【教科等名】 生活単元学習

【単元名】  「秋祭りをしよう」(生活科、図画工作科)

 

【事前検討会の様子】

〇 本校で作成、使用している「クラスシート・プラン」をもとに話し合います。

〇 目標の妥当性、教科の「見方・考え方」を働かせるための「しかけ」、具体的な生徒の 

 姿のイメージ共有をグループ内で話し合います。

 

【研究授業の様子】

〇 クラスシート・プランで確認した目標(評価)場面を中心に児童の学びの姿を見ていきます。同じ学習内容を積み重ねてきたことで活動に見通しをもち、安心してお店屋さんごっこなどの活動に取り組んでいる姿を見ることができました。その中で、「~をください。」、「はい、どうぞ。」、「ありがとう。」といった言葉によるやり取りをしたり、絵カードを使ったりしながら自分の考えを相手に伝えることができました。

 

【事後研究会の様子】

〇 本校で作成、使用している「クラスシート・チェック」をもとに話し合います。

〇 児童の学ぶ姿をもとに、「知識及び技能等」、「思考力・判断力・表現力」、「主体的に学習に取り組む態度」のそれぞれの目標が達成できたかどうかを検討します。

〇 目標の達成度に応じて、次時の課題や授業のアイディア等を出し合い、授業改善につなげていきます。

03 クラスシート・チェック(解説編).pdf

 

「第1回PTA奉仕作業」~厚生委員会

 10月8日(金)第1回PTA奉仕作業が行われました。校舎別に実施される学校祭(ゆめここ祭)に向けて、窓ふきやモップがけ、トイレ、水場等の清掃を行いました。春山校舎、石崎校舎ともに、多くの保護者の方に参加していただきました。普段手が届かないところまで丁寧に清掃していただき、児童生徒たちが気持ちよく学習活動を行っています。保護者の皆様、ありがとうございました。

 

保健部「9月の特別メニュー」

<9月13日(月) ふるさとメニュー>

献立:ごはん、福島県産鶏つくね、ひきな炒り、ざくざく、会津ヨーグルト

「ひきな炒り」は中通りの郷土料理で、「ひきな」とは「千切りにした大根」を意味する方言で、人参やしいたけなどと炒めて作ります。「ざくざく」も中通りの郷土料理です。食材を四角くざくざく切っているのが特徴です。他にも、福島県で飼育された鶏肉を使ったつくねや会津の牛乳を使ったヨーグルトなど福島県のおいしい食材たっぷりです。

 

<9月17日(金) 鉄分たっぷりメニュー>

献立:ごはん、ふりかけ、鯛の塩焼き、ひじき煮、あさりのみそ汁、セノビーゼリー

 鉄分は酸素を全身に運ぶ栄養素で、成長期には、筋肉や血液を

作るためにも必要な栄養素です。メニューでは、ひじき、あさり、

小松菜が鉄分の多い食材です。さらに、ゼリーやふりかけは鉄分や

カルシウムが多いのでいつもの給食と比べて約3倍の鉄分が含まれ

ています。また、鯛は国の事業を活用し無料で提供していただきま

した。

 

<9月21日(火) お月見メニュー>

献立:栗ご飯、目玉焼き、肉豆腐、里いものみそ汁、お月見だんご

お月見では丸いものと、秋にとれる栗や里芋などの食材をお供えして、その年の収穫を月に感謝します。お月見に合わせて栗ご飯にしました。他にも、目玉焼、団子など丸い月に見立てた食材を使った料理を出しました。

研修部「 たむら支援学校 校内研修 小学部中学年グループ授業研究 」

 本校教職員が行っている校内研修において、小学部中学年グループでは授業の事前検討会、研究授業、事後検討会を行いました。校内研修を通して、より良い授業づくりを目指していきます。今回は、授業研究の全体的な流れの中から、本校で使用している「クラスシートプラン」について紹介をしながら、校内研修の様子をお伝えします。

 

【教科等名】 国語

【題材名】  「読もう 書こう」(おおきなかぶ)

 

【事前検討会の様子】

〇 本校で作成、使用している「クラスシートプラン」をもとに話し合います。

〇 目標の妥当性、教科の「見方・考え方」を働かせるための「しかけ」、具体的な生徒の 

 姿のイメージ共有をグループ内で話し合います。

01 クラスシートプラン(解説編・各教科).pdf

【研究授業の様子】

〇 クラスシートプランで確認した目標(評価)場面を中心に児童の学びの姿を見ていきます。絵カードを手掛かりにしながら、主語、述語、助詞に注目して「〇〇が○○をひっぱって」の文を作り、作った文を発表することができました。また、作った文に沿った簡単な劇をその場で行ったことで、児童自身がその文章が合っているかどうかを判断し、文を正しく修正する姿が見られました。

  

【事後研究会の様子】

〇 本校で作成、使用している「クラスシートチェック」をもとに話し合います。

〇 児童の学ぶ姿をもとに、目標が達成できたかどうかを検討します。

〇 目標の達成度に応じて、次時の課題や授業のアイディア等を出し合い、授業改善につな

げていきます。

渉外部より「令和3年度 福島県特別支援学校知的障がい教育校PTA連合会研修会」

 9月8日(水)に、福島県特別支援学校知的障がい教育校PTA連合会研修会が開催されました。新型コロナウイルス感染防止対策のため、当初の予定から開催方法と会場を変更し、zoomを使ってリモートでの開催となりました。研修会は、「思春期の性について」をテーマにヘルスプロモーション推進センターの岩室紳也先生に図解をしていただきながら御講話いただきました。

 岩室先生のホームページにて、今回の研修会の資料を9月15日までの期間限定で公開していただいています。ぜひ、御覧ください。

 

 岩室紳也先生のホームページ 「紳也‘s ホームページ」内

 2021.9.8 福島県特別支援学校PowerPoint(ダウンロード期限:2021.9.15)

リンク先はこちら(PowerPoint 約70MB)

 

「令和3年度たむら支援学校地域支援センター特別支援教育研修会」 地域支援センター

 7月30日(金)に令和3年度たむら支援学校地域支援センター特別支援教育研修会を実施しました。新型コロナウィルス感染症対策を踏まえ、会場を複数に分散して、オンライン形式で行いました。

 協議では、「自立活動の実践事例を共有しよう」というテーマで、複数のグループに分かれて、持ち寄った自立活動の実践事例をそれぞれが紹介し、教材や配慮の工夫などについて話し合いました。

 講演では、「児童生徒の学びを支える自立活動の実践」というテーマで、茨城大学教育学部教授 新井英靖先生より御講演いただきました。自立活動の基本的な理解や自立活動の授業づくりのプロセス、自立活動の授業の展開や留意点などについて説明がありました。実践例を踏まえた具体的な内容を通して、授業改善につながる視点を数多く得ることができた研修会となりました。また、参加された地域の先生方からも、「自立活動のねらいをより明確にして取り組んでいくことができる。」「自立活動を通して児童生徒の困難さを改善していくことの大切さを学んだ。」などと多くの感想をいただきました。

  

研修部より 「 たむら支援学校 校内研修 中学部グループ授業研究(その1) 」

 中学部グループで校内研修として、事前検討会、研究授業、事後検討会を行いました。校内研修を通して、よりより授業づくりを目指していきます。今回は、授業研究の全体的な流れを紹介します。

 

【教科等名】 生活単元学習

【単元名】  『外国語に親しもう』(外国語、国語、自立活動)

 

【事前検討会の様子】

〇 本校で作成、使用している「クラスシートプラン」をもとに話し合います。

〇 目標の妥当性、教科の「見方・考え方」を働かせるための「しかけ」、具体的な生徒の 

 姿のイメージ共有を図ります。

 

【研究授業の様子】

〇 英語による自己紹介など、自信をもって発表することができました。

 

【事後研究会の様子】

〇 本校で作成、使用している「クラスシートチェック」をもとに話し合います。

〇 生徒の学ぶ姿をもとに、目標が達成できたかどうかを検討します。

〇 目標の達成度に応じて、次時の課題や授業のアイディア等を出し合い、授業改善につな

げていきます。

「全校清掃について」 保健部

 終業式前日の7月19日(月)に、全校清掃を実施しました。

 春山校舎では、小学部1年生から中学部3年生までの全員で分担し、いつも使っている教室や体育館など校舎を隅々まで、きれいに清掃しました。

 石崎校舎では、高等部全員で教室や学校生活で利用する場所を中心に清掃活動を行いました。教室にある荷物を全て廊下に移動し、埃や汚れを取り除きました。どの清掃箇所でも、一所懸命に取り組む姿が見られました。

  

  

「GIGAスクール構想委員会 研修会①」

 6月30日に、本校のGIGAスクール構想委員会の主催で、職員向けの研修会を行いました。

「GIGAスクール構想概論(society5.0に向けた特別支援学校)」と題し、現在の政府・文部科学省の施策から、

本校・他校の実践状況等を確認していきました。

 ICT活用の視点を多角的に検証することで、参加した先生方は今後、授業のどの場面で生かすことができるかを

イメージすることができた様子でした。

 7月には実践編の研修を実施し、教員相互で技術の研鑽に励んでいく予定です。

保健部 「第一回 給食試食会」

 6月17日(木)、18日(金)に 各学部1年生の保護者を対象とした、給食試食会がありました。参観日ということもあり、計14名の保護者が 参加しました。

 実際に 子ども達が食べている給食を 試食したあと、本校栄養士から、「たむら支援学校の給食について」というテーマで、給食の内容や調理での対応、学校給食の栄養基準、給食の安全確保について講話がありました。

 また、子ども達が食べているパンや麺が 年齢によって量が違うことについても説明がありました。パンや麺を実際に見比べたり、給食調理室内の様子も写真で見たりすることができました。

 質疑応答では、保護者から 夏場の水分補給についての 質問がありました。栄養士からは「甘いものは血糖値の急降下を招き、疲れやすくなるので飲みすぎないようにしてほしい。麦茶などが望ましい」との返答がありました。

  

保健部 「6月の特別メニュー」

 

6月4日(金)   よく噛んでねメニュー     

献立  コッペパン はちみつ&マーガリン たこメンチ まめまめサラダ きのこのスープ レモンゼリー 

 毎年6月4日から10日は「歯と口の健康週間」なので「よく噛んでねメニュー」です。

メンチカツにはたこ、サラダには大豆などの豆類、スープにしいたけなどきのこ類、レモンゼリーにはナタデココというように、よく噛んで食べる食材が 使われています。

 よく噛んで食べると、食べ過ぎて太ることを防いだり、唾液がたくさん出るので、虫歯などの病気になることを 防いだりできます。また、あごを発達させ、歯並びを良くする効果もあります。噛むことは、みなさんの体にとても良いので、よく噛んで食べるようにしましょう。

 

6月20日(月)    食育の日メニュー 「食物繊維たっぷりメニュー」

献立  ごはん 豆腐ハンバーグ(きのこあん) 五目きんぴら 海藻のみそ汁 みかんゼリー

  食物繊維は、みなさんのおなかの掃除をしてくれる栄養素です。食物繊維は、野菜やきのこ、海藻に多く含まれています。豆腐ハンバーグには大豆、きのこあんには、しめじやしいたけ、きんぴらには、ごぼうやにんじん、みそ汁には、キャベツと海藻を使っています。デザートのゼリーは、食物繊維をプラスしてあるものになっています。豆腐ハンバーグは、調理員さんたちの手作りです。

「 たむら支援学校 校内研修 学部別テーマ 」

 今年度、校内研修「児童生徒の学びを深める授業づくり」~伝える力を培うために~ の各学部の研修テーマをお知らせします。

 

【小学部】

 『 「伝えたい」気持ちを育てる授業づくり 』

 

【中学部】

 『自分の考えや思いをもち、相手に「伝える」ことができる授業づくり』

 

【高等部】

『進路実現につながる 生徒の『伝える力』を培うための授業づくり』

 

 各学部でテーマを設定し、学部内でさらにグループ編成を行い、研修を進めていきます。写真は、小学部のグループ研修の様子です。今回は、第1回目のグループ研修で、グループメンバーの確認、代表授業者の決定やグループ研修の進め方の確認等を行いました。